【感想・ネタバレ】不成仏霊童女のレビュー

花輪和一

1993年～2004年の12年間に描かれた、花輪和一の傑作少女怪奇漫画作品集！続巻の「続 不成仏霊童女」もおススメです。

[ブクログ · ★★★★★]

人間の愚かさや闇の部分、傲慢さを描かせたら、
この人がいちばんだなあと思います。
漫画がもっと地位が高くなったら、
翻訳していろいろな国で評価されてほしいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

平安時代あたりの昔を舞台に、生き返り損なった童女が、現世とあの世を行き来しながら、人々の業を見つめる物語。
結構現代の問題をモチーフにした話が多い。
現代を舞台にした強い受験生親子や、獄中記、作者による長いあとがきつき。
スプラッターや虫の描写があるので、苦手な人は注意。

[ブクログ · ★★★☆☆]

あの世からの生還に失敗した少女が幽霊（自分では気づいていない）となって現世で事件に巻き込まれる中華系短編集。
今の世相の未成年犯罪を犯した少年が受ける罰が過酷だが被害者から考えると当然である。