島泰三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現代では考えられないようなあの学生運動が起こったのか。
その発端から安田講堂事件とその後を学生側から記している。
学生側からの記述であるため、全体的に偏った物の見方が成されているかと思っていたが、そんなことはなかった。
他の書籍や証言、資料に基づいた内容であり、事実に基づき正確に記そうとした形跡が見られた。
リアルタイムで学生闘争を見ていた。または類似書籍を既読の方なら問題ないと思うが、様々な組織名・用語が出てくるため少し混乱する部分があった。
強いて欠点を挙げれば、著者がそのとき何を思い、どういう心情で学生運動に突き動かされていたのかという描写が少なかったことくらいだろうか。
彼らの -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
ニホンザルにも孫がいる。
しかし、サルのおばあさんは孫を特別な存在としてとくに意識することはない。
だが、ヒトはちがう。
孫と祖父母とのつながりには、単なる生物的な関係をはるかに超えた、社会的・文化的な意味が隠されている。
本書は、ニホンザルやアイアイの生態を研究してきた研究者が、その手法でみずからとその孫を観察した貴重な記録である。
かつて孫だった人、これから孫を持つことになるすべての人へ。
[ 目次 ]
1 ほほえみの生まれるとき
2 心は花のように開き
3 笑い
4 新しい歌、新しい遊び
5 遊びを食べて子どもは育つ
6 恐怖とその克服
7 心の枝は展がり
8 「ごっこ」 -
Posted by ブクログ
山内さんという人は、ウェイトリフティングの経験がある人で、ヨガにより体を調する技法を編み出した、ようだ。
整体師みたいな活動をしているらしい。
で、ニホンザルの研究者である島さんが、自分の体を治してもらったりした経験から、山内メソッド、「リセット・トレーニング」を解説したのが本書。
図でどのような動きかの説明があるが…
何か分かりにくい。
やってみているが、これでいいのか不安になる。
やはり動画で見てみたい。
ただ、顎を緩めたり、首周りのほぐしは、とても効果があった。
それだけに、ほかのものであまり効果が見られないと…動画で確認したいなあ、という気になる。 -
Posted by ブクログ
ニホンザル研究の第一人者である島先生の孫観察日記。
親ではつい怒ってしまうことや相手しきれないことも、じいじ・ばぁばはこんなにも暖かく受け止められるのかぁ・・・と半ば呆れ気味?に、楽しく読んだ。
孫の心の発達や、孫の中で世界が構築されていく様子が大変興味深く、私も育児日記を書いてみたいと強く思った。会話も残しておきたいなぁ。ビデオを撮りながらなどして、具体的に残すと面白いなと思った。
・・・なるべく長い期間で。
同時に、この本、私にとっては、じいさんばあさんの、孫に対する行動の観察記としても読める。
明らかに、親とも、保育園の先生とも違う役割を担っている。
子供からすると、時には何でも受け入 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
一九六九年一月、全共闘と機動隊との間で東大安田講堂の攻防戦が繰り広げられた。
その記憶はいまもなお鮮烈である。
青年たちはなぜ戦ったのだろうか。
必至の敗北とのその後の人生の不利益を覚悟して、なぜ彼らは最後まで安田講堂に留まったのか。
何を求め、伝え、残そうとしたのか。
本書は「本郷学生隊長」として安田講堂に立てこもった当事者によって、三七年を経て、はじめて語られる証言である。
[ 目次 ]
その1 発端
その2 未来の大学へ
その3 バリケードのなかで
その4 ひとつの歴史の頂点
その5 日大・東大全共闘合流
その6 前夜
その7 安田講堂前哨戦
その8 安田講堂攻防
その9