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Posted by ブクログ 2014年06月15日
一人の学生側からみた安田講堂事件。
佐々淳行の「東大落城」とは違った視点となるので興味深い。
それでもやっぱりこの時期の学生運動は私にはわからない。
60年の安保闘争前後の流れはまだ分かるのだが。
とはいえ著者も言うように、もっと時がたたないと、
歴史の中でのこの事件の意味は分からないのかもしれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月26日
現代では考えられないようなあの学生運動が起こったのか。
その発端から安田講堂事件とその後を学生側から記している。
学生側からの記述であるため、全体的に偏った物の見方が成されているかと思っていたが、そんなことはなかった。
他の書籍や証言、資料に基づいた内容であり、事実に基づき正確に記そうとした形跡が...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
東大安田講堂の籠城事件は、私が生まれてからすぐに起こったことなので、オンタイムの話ではないのだが、当時の学生運動は何か心に響くものがある。それはたぶん、今ではこういうことは起きず、参加もできないゆえの、憧れであろうと思う。思想やら方法、また死傷者が出たことはどうかなぁと思う部分はあるが、少なくとも全...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
実際に安田講堂の中にいた筆者の回顧録。一次資料を駆使し、日大と東大の闘争を中心に当時の学生運動を、小説のように生々しく描いた。最初は犯罪告発が政治主張に絡めとられ、理想論の提示が警察と衝突に向かう。補給を考えず、最終的に転覆を意識しない点で革命ではない。特異な若さゆえの衝動が生み出した炸裂の歴史とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月04日
[ 内容 ]
一九六九年一月、全共闘と機動隊との間で東大安田講堂の攻防戦が繰り広げられた。
その記憶はいまもなお鮮烈である。
青年たちはなぜ戦ったのだろうか。
必至の敗北とのその後の人生の不利益を覚悟して、なぜ彼らは最後まで安田講堂に留まったのか。
何を求め、伝え、残そうとしたのか。
本書は「本郷学...続きを読む
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