西川正身のレビュー一覧

  • 新編 悪魔の辞典

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    人道主義者。救世主は人間であり、当の自分は神であると信じている者。

    急進主義。今日の諸問題に注入した明日の日の保守主義。

    反逆者。新しい悪政を主唱しながら、これを敷くことに失敗した者。

    実証主義。「実在」についてのわれわれの知識を否定し、「仮象」についてのわれわれの無知を肯定する哲学。

    三段論法。大前提、小前提、非論理的な結論、の三つから成る論理方式。

    理性。偏見に対する偏った好み。

    偏愛。幻滅への準備段階のこと。

    運命。暴君が悪事を行う時に利用する典拠または愚者が失敗をしでかした時に持ち出す口実。

    労働。Aなる者がBなる者のために財産を獲得してやる方法の一つ。

    無宗教。世界

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    2024年05月24日
  • フランクリン自伝

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    人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、日々起こって来る些細な便宜から生まれるものである▼相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。相手にどのような利益があるかを、話すだけでいい▼老いた若者は、若い老人になる。ベンジャミン・フランクリン -1790 政治家・科学者

    あなたが転んでしまったことに関心はない。あなたがそこから立ち上がることに関心があるのだ▼もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう▼馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない▼欠点のない者は取柄もない。エイブラハム・リンカーン -1865

    英に

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    2025年04月26日
  • 新編 悪魔の辞典

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    さまざまな言葉(さらには物事)に対して、自分なりに定義をしていくのは大事なことのように思う。ただ、この人の場合は多分にひねくれているけれど。

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    2022年04月14日
  • 新編 悪魔の辞典

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    本著のあらましを紹介された上で読み進めてもやはり彼自身の筆の力を感じられずにはいられない一方で、あらすじで語られるように、幼少期の反発からついには消息不明で終りを迎えたその生涯のあり方が示唆的でもある。

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    2021年10月18日
  • フランクリン自伝

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    フランクリンの生い立ちとかはあまり興味ないし読み物としてもさほど面白くもなかったので読み飛ばしたが、周囲から評価され社会に貢献し続けている人生だったということはなんとなくわかった。
    13の徳を積む具体的な方法、その週に重視し反省する徳目を定義するという話についてはかなりよさそうなので実践しているところ。そこだけ読めばこの本の6割くらいの価値はあるような気がする。

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    2020年10月24日
  • フランクリン自伝

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    主に節制と勤勉の徳について書かれていた。自分で定めた13の徳を毎週一つずつに集中して身に付けようとしているのが印象的だった。

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    2020年07月01日
  • フランクリン自伝

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    フランクリンの生い立ち、人生観だけではなく、当時のアメリカ黎明期をも知ることができ面白かった。
    国籍関係なく、優れた人物だった。

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    2020年05月30日
  • フランクリン自伝

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    私が読書に目覚めたきっかけ。

    最初の部分は冗長に感じられる所もあるが、とても知己に富んでいる。
    ベンジャミンフランクリンは意外と面白い人なんだなぁ、、と思えるし、こんな人でも自分の欠点を治そうとして、でもうまくいかなくて、、でもここだけは気をつけよう、とか考えて生活してたのだなぁ…と思える。

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    2019年04月24日
  • フランクリン自伝

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    いかにベンジャミンフランクリンが偉大であったかが一読するだけでわかる。さすが意識高い系の元祖だけあってかなり自分に鞭を打ってより良い幸福を得ようとしていた。
    また彼があみだした十三徳は素晴らしいものである。

    1 節制 頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと。
    2 沈黙 他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。よけいな無駄話はしないこと。
    3 規律 自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。
    4 決断 なすべきことをやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。
    5 節約 他人や自分に役立つことにの

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    2019年02月10日
  • フランクリン自伝

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    ネタバレ

    フランクリンは、1706年ボストンに生まれ、印刷業で立身、政治活動にも身を置き、アメリカ独立宣言書起草委員会にも名を連ねています。アメリカの駐仏全権公使としてパリに居住し、フランスともゆかりのある人物です。雷の研究や発明でも有名と、多才な人物だったようです。

    自伝は長い期間をかけて紡がれていて、その時々の正直な思いが盛り込まれています。栄達のため、というよりはより良い人生を歩むための人生訓を後世に残しては、という周囲の人からの薦めもあった、と書かれています。

    有名なのは、フランクリンの13徳、でしょうか。一週間ごとに一つの徳目に集中的に取り組むことを繰り返し、年4回転させ習慣づけることから

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    2018年11月10日
  • フランクリン自伝

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    アメリカの建国に大きな役割を果たしたフランクリンの自伝記。本人の自慢話(ご自身も認めていますが)が鼻につくところはあるものの、18世紀自分だけの力で財やネットワークを作り、謙虚かつストイックに生きている姿に勇気づけられます。それにしても翻訳が読みにくいのが残念!他の役者で読んでみようかな。

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    2018年10月14日
  • 新編 悪魔の辞典

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    注目すべき点はp.294「人間の心は一定量の愛情しか持たない。従って、対象の数が多くなれば多くなるほど、一つ一つの対象が受ける愛情は、それだけ分量が少なくなる」である。これを念頭に入れてから読んだ方が、効力は一層大きくなる。

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    2016年02月29日
  • フランクリン自伝

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    ベンジャミン・フランクリン(1706~90年)は、米国独立運動の中心人物として活躍し、米国建国の父の一人といわれるが、本書は、概ね50歳台までを自ら描いた半生記である。
    フランクリンは、政治家としてのほかに、外交官、実業家、著述家、物理学者、気象学者として幅広い業績を残した万能人であったが、本自伝で語られる勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会貢献は、まさに建国直後の米国の理想的人間像を象徴しており、本自伝は米国のロング&ベストセラーの一つとなっている。米ドルの100ドル札の肖像が、ワシントンでもリンカーンでもなく、フランクリンであることからも、米国人にとっての存在の大きさがわかる。

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    2021年11月16日
  • フランクリン自伝

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    信じる事と自分を自制すること
    それが己を高める第1の条件だと
    フランクリンは示してくれます

    自伝ではありますが自分の思い描いたものを
    手に入れるために勉強しますし
    強い志を持つ同じような人が集まればいいなにかが生まれることを教えてくれます

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    2015年12月14日
  • フランクリン自伝

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    「何か恩恵を受けると、その重荷を自分の肩からはずして、天なる神に押しつけようとするのがお坊さん連中のやり口だと知っているもので、それで君はあくまで地上においておくように工夫したというわけだね。」

    ベンジャミンフランクリンの自伝。この本を読むと、彼がいかに自信家だったかわかる。はじめの少年時代が面白かった。他にも、周囲の人を巻き込んだ企画を考えた際には、自分が発案者だと隠し勧誘したほうがうまくいったという話が良かった。また、新聞への寄稿は乗合馬車とは違い、人を選ぶという話、寄付を募る場合には世間でそれを話題にしてから行うのが良いとする話も参考になった。

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    2015年07月05日
  • 新編 悪魔の辞典

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    まさに「冷笑家」のための辞典。
    内容は皮肉が大半だが、自虐的なものもありそれほど嫌味っぽくは感じなかった。
    見出し語が日本語訳後の五十音順で並べられており、非常に読みやすい。
    内容に関しては、若干女性への軽蔑などの偏った見方が含まれるため、苦手な人は注意。
    物事の見方が広がるのでオススメ。

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    2014年08月03日
  • フランクリン自伝

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    この様な自伝を読むのは、本当に久しぶりだ。人の一生を並走するという読書は、映画でいうロードムービーと同じで、自分がこれから何処へ行くのかを一緒に考えながら、読み進め流ことができる。人生の追体験の場を与えてくれる。国も、時代背景も異にしていても、通じる生きることの法則がそこには必ず存在する。それを、より多く映画や書物から、より抽象度を高めて自分の人生を豊かなものにするかに役立てたいと思わせてくれる作品だった。 *付録として、掲載された「富に至る道」に出てくる格言が、古めかしいながらも、重い言葉として伝わってきた。
    2014.03.14

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    2014年03月14日
  • フランクリン自伝

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    高校時代に手にとった本。存在を知り、親父に頼んで購入してもらったことから思い出深い本でもある。

    十三徳の樹立など、あらゆる自己啓発の基盤となった作品と言っても過言でないと思う。

    入社四年目に久しぶりに再読。新鮮さは薄れていたが、日々の習慣が大切なことを再認識。良い習慣を如何にシンプルに運用するかという視点は初読時には無かった。

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    2013年11月24日
  • 新編 悪魔の辞典

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    親の蔵書から。函入りのものだけど、見当たらないのでこちらで登録。ひねくれ加減が絶妙。ブラックユーモアたっぷりで思わずクスリとさせられる。ひねくれてるのに真意をついた説明が素晴らしい。ぱらぱらと少しずつ読むのがよい。2012/265

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    2013年11月17日
  • フランクリン自伝

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    たまに、特異なジャンルの本を読んでいると
    知人から「マツモットはいったい何を目指しているのか」と聞かれる事がある。

    そんな時は、こう答えるようにしている。

    「そうだね~ まあ色々と野望はあるけど
    最終的にはお札の顔ぐらいには、なってやろうかと思ってるね。」

    で、今回はアメリカ100$札の顔、ベンジャミン・フランクリンの自伝。

    ベンジャミン・フランクリンは、日本ではあまり有名ではないが
    アメリカではThe Father of All Yankeesと呼ばれ
    アメリカ建国の父として非常にポピュラーな存在だ。

    彼の肩書きは、印刷業者・ジャーナリスト・哲学者・発明家
    慈善

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    2013年08月29日