作品一覧

  • フランクリン自伝
    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    雷雨中にたこを上げて電気と雷は同じものであることを発見したフランクリン(一七〇六‐九〇)は、科学者であると共に、出版業者、哲学者、経済学者、政治家であり、そして何よりもアメリカ資本主義の育ての親であった。本書はすぐれた人生教科書として多くの青年に影響を与えてきたが、アメリカ研究のための注目すべき書物でもある。

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ユーザーレビュー

  • フランクリン自伝

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    ## 感想


    「勤勉と節倹の徳」
    この本をまとめるなら、この言葉になる。
    印刷、消防、大学設立、病院建設など、公のために骨を折り、果てはアメリカ独立運動の立役者として、後世に大きな影響を与えたベンジャミン・フランクリン。
    「私はいままでの生を初めからそのまま返すことに少しも異存はない。」
    そう言い切るフランクリンの人生における成功の秘訣」は、『勤勉と節倹による徳』だと言う。
    真面目に働き、無駄なことに時間とお金を使わない。
    そうすることで信用を得られ、成功に繋がっていく。
    こうした考え方は、以前読んだ渋沢栄一の『論語と算盤』に近いものがあると感じた。
    私たちが生きる現代は、フランクリンが生き

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    2025年05月09日
  • フランクリン自伝

    Posted by ブクログ

    「13徳」の「規律」と「沈黙」は、まさに自らに課したいものであった。またそれ以上に付録の『富に至る道』で謎の人物「貧しいリチャード」が言及する言葉の数々が実にいい。

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    2023年05月07日
  • フランクリン自伝

    Posted by ブクログ

    人生は短いので、だらだらしている時間をなるべく減らして十三徳の樹立と富の蓄積に励まなければならない。これが幸福への最速の道であると思う。

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    2020年07月31日
  • フランクリン自伝

    Posted by ブクログ

    ベンジャミン・フランクリン。

    健全な自尊心をもち、相当な読書好きで勉強をしたことがうかがえる。

    何故この本が古典となったのか? その価値は青年に向けて、節制や勤勉や誠実であることの重要性を、一庶民であったフランクリンがそれらの特性を養いながら立見出身できたところにあるのではないか。

    良い本は行動を促す本だと思うが、
    まさにこの本はそれだ。

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    2019年04月21日
  • フランクリン自伝

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一度面倒を見てくれた人は進んでまた面倒を見てくれる。こっちが恩を施した相手はそうはいかない(190)
    初めの百ポンドさえ溜めてしまえば、次の
    百ポンドはひとりでに溜まる
    金というものは本来繁殖力の強いものなのである(202)
    本来の貧乏人一人にたいして、贅沢な貧乏人が百人(330)

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    2023年11月11日

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