北村雄一のレビュー一覧

  • 大人の恐竜図鑑

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    三畳紀からジュラ紀、白亜紀の各時代の大まかな歴史の説明と、それぞれの時代の恐竜たちがイラスト付で紹介されています。
    “図鑑”というタイトルに重きを置くと、紹介される恐竜の数にがっかりするかもしれませんが、陸、空、海といった活動場所、肉食、草食といったカテゴリで考えれば、各時代の代表的な恐竜がバランスよく紹介されているのでないでしょうか。

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    2020年01月16日
  • 大人の恐竜図鑑

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    幼少期の文字情報を絵でアップデート、あるいは補完する。まさに大人の恐竜図鑑。
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    商品に「大人の」とつけるのは、実はジジババ向け、と教わった。
    ジジババはシニアとか言われるのが嫌だけど、大人と言われると納得するんだって。

    僕はまだ50歳にはなっていないので、シニア的大人ではないと思いたいが、この本には見事に捕まってしまった。

    著者は恐竜について「わかっている今」を、とても冷静に伝えてくれる。文章だけでなく、絵も添えて。
    この絵が、ときにリアルであり、ときに妙にホンワカとしているが、ともかく文章と絵の両方がそろって、本書の魅力が完成する。

    少年時代に刷り込まれた恐竜の知識は、

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    2022年06月01日
  • 大人の恐竜図鑑

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    ネタバレ

    恐竜について子供時代に知っていたことが今の研究成果でこんなに変わっているとは驚いた。恐竜と爬虫類に違いがある、恐竜の3つのカテゴリー(鳥盤類、獣脚類、竜脚形類)の違いなど今まで読んだ恐竜の本の中では一番分かりやすかった。惜しむらくは、ジュラシックパークネタをもう少しいれて欲しい。あの映画の中の恐竜像がどこまで本当なのかを専門家の目で解説してもらいたかった。

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    2018年09月24日
  • みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?

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    化石を軸にした北村雄一氏のわかりやすい生物の話。

    オドントグリフスは軟体動物で確定とのこと。

    三葉虫が鋏角類だというのはこの本での新事実。wikipediaなどではまだそこまで踏み込んだ記述になっていない。本書では「鋏角類の代表的なものが三葉虫」(224ページ)と言い切っているので、何か新しく決定的な根拠があるのだと思う。

    恐竜絶滅は隕石説を改めて詳説。故金子隆一氏がこだわっていたマントルプリューム説は「マイナーな仮設」としている。

    石油は生物由来説と地球の材料説の2つがあったが、主に白亜紀に海底に堆積したプランクトンの死骸によってできた、文字通りの化石燃料であることを示している。

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    2013年09月26日
  • ありえない!? 生物進化論 データで語る進化の新事実 クジラは昔、カバだった!

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    「進化」を考える方法論が面白い。

    一方、恐竜絶滅に関しては隕石説を支持。

    火山活動による環境悪化による大量絶滅はペルム紀末のみ。恐竜はKT境界層の直下まで繁栄していた。恐竜が徐々に衰退してゆくように見えたのは「シニョール・リップス効果」による見かけ上の現象。

    こういった説明をしているが、これって、金子隆一氏が支持するマントル・プリューム説に逐一反論している形になってる。

    北村氏は金子氏と共同で本を出したこともあるので、多分に金子氏を意識していると思う。

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    2010年12月11日
  • 忍者生物摩訶ふしぎ図鑑

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    なぜこんなに擬態に惹かれるのか…。虫も魚も植物も、なぜ、どうやって、こんな姿に…。擬態萌えの私も知らない生き物がたくさん!超オモシロイ!文章も読みやすくてGood。

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    2010年05月12日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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     子供の頃、集めていた遊戯王カードに『海竜ーダイダロス』というのがあった。海竜の名の通り海中に棲むドラゴンのようなモンスターで、こいつを生贄にすると『海竜神ーネオダイダロス』という進化体が出せる。

     当時は何も考えていなかったが、長じて後、そういえばあれは何故"ダイダロス"なんだろうと疑問を覚えた。ダイダロスといえばギリシア神話の建築家か何かで、ミノタウロスが封じ込められている迷宮を造った人だ。それが何故海竜なのか。

     長年に亘る素朴な疑問が意外なところで氷解した。答は本書の中にある。遊戯王カードのネーミングはけっこう凝っていて、意外とモチーフに忠実なのだと変なところで

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    2024年03月17日
  • みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?

    購入済み

    化石や地質に関する基本的なことを書いている。
    生物種や時代、当時の気候等どういう理由で決定されいるのかなどを広く浅くわかりやすく紹介しているので私のような初心者にはとてもためになった。
    博物館などに行った際にちょっとした前提知識を持っていたり好奇心が刺激されていればより楽しめる。

    恐竜図鑑ではないのでこの恐竜が好きだとかこの恐竜の系統図から次の時代では…というのはまた別の専門書で。

    #タメになる

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    2022年03月20日
  • 謎の絶滅動物たち

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    人類がユーラシア大陸に進出してから(5万年ほど前から)の絶滅動物が紹介されています。
    これからの地球、人類、動物たちはどうなっていくんだろうと考えさせられる一冊でした。

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    2021年08月17日
  • 謎の絶滅動物たち

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    絶滅した動物を描く。
     同じ(ホモテリウムとか)名前の生き物が他のページで書かれてるので、若干あれ。
     発見史とかも書いてあって面白い。
     ミラキノニクス・トルーマニと言ふぬこ様は、全力でチーターになりかけであることから、当初然るべき説が出たが、とか、そのぬこ様は実は、とか、知的好奇心刺戟されまくり。

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    2020年03月04日
  • 超美麗イラスト図解 世界の深海魚 最驚50 目も口も頭も体も生き方も、すべて奇想天外!!

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    リアルなイラストがふんだんに載った深海魚の解説書。それぞれの種の目について特に詳しく解説してある。種の樹形図も。
    やや専門的で難しいのですが、迫力あるイラストと目についての解説が面白いです。斜め読みだけでも楽しめます。

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    2015年01月13日
  • 小学館版 学習まんが人物館 ダーウィン

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    チャールズ・ダーウィン(1809-1882)の伝記まんが。子供向けの本ではあるが、ダーウィンの生きた時代の背景、宗教界からの厳しい目、「種の起原」が一般にも受けたこと、彼の業績は1世紀近い時間をかけて裏付けられていったこと、彼自身が出会いに恵まれ、探究心を持つ続けた人だったことなど、余すところなく書かれています。

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    2013年03月07日
  • 深海魚摩訶ふしぎ図鑑 改訂新版

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    北村雄一さんの深海魚の本。
    迫力のイラストとユーモア溢れる解説。
    見開きで1区切り(1匹、もしくは1くくり)となっている。

    写真が載っていないのは残念ですが、
    北村さんの本はやっぱり面白いです!
    読んでいてすごくわくわくして、ところどころで笑ってしまいます。
    コラムもよかったです。

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    2012年10月07日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    ニューネッシーの記述を読みたかっただけなのだが、深海生物の生態や発見の経緯など雑学色々で楽しい。
    最終章はシーラカンスなのだが、余計な政治的言動が丸々不要。

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    2022年03月27日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    深海魚の豆知識が身につくのはいいが、中盤から後半にかけて生物学を超えた政治についての著者の主張がかなり織り交ぜられるのが、何とももったいない。著者のファンやその主張に賛同できる人には響く内容かも知れないが、生物学の内容を求める読者にとってはノイズになる。

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    2021年09月29日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

    購入済み

    怪奇な生物のイラスト

    黒い紙に白い描線で描かれた怪奇な生物のイラストに惹かれて本書を購入した。話の内容はトリビアの寄せ集め的な感じで今ひとつ統一感がない。終章で社会情勢に対する主張が述べられるが進化生物学の立場から見るとそのように思えるのだな と感じた。

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    2021年09月01日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    子どものころ,図鑑でリュウグウノツカイのイラストを見て,あまりにも魚らしくないその姿に衝撃を受けて以来,深海魚に興味を持つようになりました。

    リュウグウノツカイ目的で手に取った本書ですが,深海魚の有名どころについては,一通り紹介されています。
    やはりリュウグウノツカイについての章が一番知的好奇心を刺激されました。
    最初の方は読み物として面白いですが,後になるほど記述が分かりにくくなっていったように思います。

    著者のイラストが記載されていますが,写真や元になる絵が掲載されていれば,なおよかったです。

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    2021年08月06日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    タイトルがキャッチーに流れすぎていて若干偽りがあるのだが、本書の正しい内容は副題にある「図説・深海の怪物たち」である。そう心得て読み始めても、初っ端から「この本のテーマはオオウミヘビである」と言われてまたタイトルを二度見することになった。順番に読むと、その意味するところやなぜこのタイトルなのかは徐々に腑に落ちてくるのではあるが、どうもこの著者はケレン味たっぷりな語り口がお好みのようである。それが許容範囲であれば軽い生物系読み物として楽しめるだろうし、合わなければ読みづらいことこの上ないだろう。
    ちなみに「図説」の部分は、全て著者自らによるイラストレーションによる。他の書籍等で繰り返し目にしたこ

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    2021年10月21日
  • 絵でわかる古生物学

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    古生物学は、進化・地質・物理など内容が多岐に渡る。各々を、イラスト入りで説明してくれたのでありがたかった。個人的には大陸浮遊が好き。

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    2020年07月24日
  • 大人の恐竜図鑑

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    新書の恐竜図鑑。

    三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の三区分でそれぞれ恐竜の種を詳しく掘り下げる。

    凄く楽しかったけど、ちょっと読むのが大変だから、図鑑の方がいいかな。。。

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    2019年03月03日