北村雄一のレビュー一覧

  • 深海生物のひみつ 本当にいる奇妙なモンスターたち

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    ネタバレ

    こういう本が出るくらいひとが深海の動物を調べてることがまずすごい。奇妙さというか、いろいろ違う生き物のそれなりの暮らしがあるのがわかると私もなんだかどうにか今の状況でもやっていけるのではないかと思えたりする。

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    2026年02月07日
  • アフター・サピエンス

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    結構いろんなことがわかってるんだなあ。人類が脳が小さくなってからのいろいろに進化しそうな話がすごくおもしろかった。
    この人のものをもっと読んでみたいと思った。

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    2026年01月18日
  • 大人の恐竜図鑑

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    三畳紀からジュラ紀、白亜紀の各時代の大まかな歴史の説明と、それぞれの時代の恐竜たちがイラスト付で紹介されています。
    “図鑑”というタイトルに重きを置くと、紹介される恐竜の数にがっかりするかもしれませんが、陸、空、海といった活動場所、肉食、草食といったカテゴリで考えれば、各時代の代表的な恐竜がバランスよく紹介されているのでないでしょうか。

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    2020年01月16日
  • 大人の恐竜図鑑

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    幼少期の文字情報を絵でアップデート、あるいは補完する。まさに大人の恐竜図鑑。
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    商品に「大人の」とつけるのは、実はジジババ向け、と教わった。
    ジジババはシニアとか言われるのが嫌だけど、大人と言われると納得するんだって。

    僕はまだ50歳にはなっていないので、シニア的大人ではないと思いたいが、この本には見事に捕まってしまった。

    著者は恐竜について「わかっている今」を、とても冷静に伝えてくれる。文章だけでなく、絵も添えて。
    この絵が、ときにリアルであり、ときに妙にホンワカとしているが、ともかく文章と絵の両方がそろって、本書の魅力が完成する。

    少年時代に刷り込まれた恐竜の知識は、残念ながら違っていた、というのを大人になって知ったのだけど、これがまた、大人(シニア?)の脳はアップデートが難しく、いつまでたっても恐竜脳は、かつての恐竜脳のままだ。
    絵の魅力の前に、恐竜の知識を本書にならってアップデートしておこう。

    僕の年代なら、誰もがブロントサウルスを知っているだろう。ところが、ヤツらはもういなくなっている。絶滅していないのではない。そんなヤツいねえよ、となっているのだ。

    マーシュ博士というオッチョコチョイの仕業である。彼は、とにかくせっせと恐竜を発掘して、あまり詳しく調べないまま新種として発表する。
    1877年、アパトサウルス。1879年、ブロントサウルス。ブロントサウルスの化石の状態が良くて、これが有名になる。もちろん僕も知ってる。

    だが。1903年。大人である僕がまだ全然生まれていない1903年。この2種は同じだと気づいた別の研究者がいた。若いアパトサウルスと、大人になったブロントサウルスは同じだったのだ。マーシュ博士がオッチョコチョイだったということがわかり、だったら先につけられたものが有効になるので、ブロントサウルスは無効化され、アパトサウルスが残った。

    1903年に。

    おかしいなあ、1971年に生まれた僕はブロントサウルスを知っているんだけど。
    簡単なことで、学者の世界では受け入れられていたが、博物館の展示や一般向けにアップデートされなかったからだって!

    で、ここで納得したいのに、なんと、2015年になって、アパトサウルスとブロントサウルスは違う、という論文が出た。唆るぜコレは!

    ところが著者は、これはどうにも弱い、ブロントサウルスはアパトサウルスのままでいい、という。
    つまるところ、恐竜の知識は常にアップデートが必要なのだ。

    こんな感じで、本書は僕の恐竜知識をグイグイと塗り替えてくれる。それには著者による絵も随分役立っている。
    僕は漫画を読んでもほとんど吹き出ししか読まないし、テレビは見ないがラジオは大好きだし、という具合にビジュアルよりも文字に固執するが、しかし、だからこそ幼少期に刷り込まれた文字情報を払拭することができるのは、残念ながら同じ文字ではなく、絵なのだ。

    日本のサイエンスライターが、パキケファロサウルス(美味しんぼの富井副部長みたいな恐竜)は頭突きをしなかった、と書いたために、ネットでもそういう情報が多く出回っているという、日本語でだけ。英語で検索するとそんなことはないという。アップデートばかりがえらいのではなく、昔の情報のまま、頭突き説に親しんでもらいたい、と頭突きの絵もある。

    ああ、興奮して長く書いてしまった。いいから読んでよ。

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    2022年06月01日
  • 大人の恐竜図鑑

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    ネタバレ

    恐竜について子供時代に知っていたことが今の研究成果でこんなに変わっているとは驚いた。恐竜と爬虫類に違いがある、恐竜の3つのカテゴリー(鳥盤類、獣脚類、竜脚形類)の違いなど今まで読んだ恐竜の本の中では一番分かりやすかった。惜しむらくは、ジュラシックパークネタをもう少しいれて欲しい。あの映画の中の恐竜像がどこまで本当なのかを専門家の目で解説してもらいたかった。

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    2018年09月24日
  • みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?

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    化石を軸にした北村雄一氏のわかりやすい生物の話。

    オドントグリフスは軟体動物で確定とのこと。

    三葉虫が鋏角類だというのはこの本での新事実。wikipediaなどではまだそこまで踏み込んだ記述になっていない。本書では「鋏角類の代表的なものが三葉虫」(224ページ)と言い切っているので、何か新しく決定的な根拠があるのだと思う。

    恐竜絶滅は隕石説を改めて詳説。故金子隆一氏がこだわっていたマントルプリューム説は「マイナーな仮設」としている。

    石油は生物由来説と地球の材料説の2つがあったが、主に白亜紀に海底に堆積したプランクトンの死骸によってできた、文字通りの化石燃料であることを示している。

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    2013年09月26日
  • ありえない!? 生物進化論 データで語る進化の新事実 クジラは昔、カバだった!

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    「進化」を考える方法論が面白い。

    一方、恐竜絶滅に関しては隕石説を支持。

    火山活動による環境悪化による大量絶滅はペルム紀末のみ。恐竜はKT境界層の直下まで繁栄していた。恐竜が徐々に衰退してゆくように見えたのは「シニョール・リップス効果」による見かけ上の現象。

    こういった説明をしているが、これって、金子隆一氏が支持するマントル・プリューム説に逐一反論している形になってる。

    北村氏は金子氏と共同で本を出したこともあるので、多分に金子氏を意識していると思う。

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    2010年12月11日
  • 忍者生物摩訶ふしぎ図鑑

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    なぜこんなに擬態に惹かれるのか…。虫も魚も植物も、なぜ、どうやって、こんな姿に…。擬態萌えの私も知らない生き物がたくさん!超オモシロイ!文章も読みやすくてGood。

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    2010年05月12日
  • アフター・サピエンス

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    高温化する未来の地球で人類は「どんな動物」に戻るのか?未来の地球を支配する生き物は誰か?
    恐竜はなぜ復活しない?石油はなぜなくらない?
    人類滅亡を回避する方法とは?
    このまま温暖化がすすんでいったら、いろいろな種が滅んで人間も草食にならざるを得ないかも…とかイラスト満載で書かれているので、とても面白く読みました。未来を想像することは人類にとって大切なことだと思うのですが、今が良ければ先のことなんて…という人が多すぎな気がします。

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    2026年09月12日
  • アフター・サピエンス

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    本書は、一言で言えば「存在しないSF映画の設定資料集」である。「文明崩壊後の人類はどんな進化を遂げるのか」そんな前衛的な問いに淡々と切り込む筆使いと、ユーモラスなイラストが、良いギャップとなっていた。

    Youtube動画を書籍化したものなので、以前から動画を視聴していた私としては新鮮な気持ちで読む事はできないだろうと考えていたのだが、本という特性上、戻って読んだり、先の内容を把握しながら読んだりする事が可能なので、動画とはまた一味違った新しい体験をする事ができた。

    未だ北村雄一世界に触れたことのない方々にも、既に金魚人間に成り果てた方々にもオススメできる一冊。

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    2025年12月01日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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     子供の頃、集めていた遊戯王カードに『海竜ーダイダロス』というのがあった。海竜の名の通り海中に棲むドラゴンのようなモンスターで、こいつを生贄にすると『海竜神ーネオダイダロス』という進化体が出せる。

     当時は何も考えていなかったが、長じて後、そういえばあれは何故"ダイダロス"なんだろうと疑問を覚えた。ダイダロスといえばギリシア神話の建築家か何かで、ミノタウロスが封じ込められている迷宮を造った人だ。それが何故海竜なのか。

     長年に亘る素朴な疑問が意外なところで氷解した。答は本書の中にある。遊戯王カードのネーミングはけっこう凝っていて、意外とモチーフに忠実なのだと変なところで納得してしまった。

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    2024年03月17日
  • みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?

    購入済み

    化石や地質に関する基本的なことを書いている。
    生物種や時代、当時の気候等どういう理由で決定されいるのかなどを広く浅くわかりやすく紹介しているので私のような初心者にはとてもためになった。
    博物館などに行った際にちょっとした前提知識を持っていたり好奇心が刺激されていればより楽しめる。

    恐竜図鑑ではないのでこの恐竜が好きだとかこの恐竜の系統図から次の時代では…というのはまた別の専門書で。

    #タメになる

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    2022年03月20日
  • 謎の絶滅動物たち

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    人類がユーラシア大陸に進出してから(5万年ほど前から)の絶滅動物が紹介されています。
    これからの地球、人類、動物たちはどうなっていくんだろうと考えさせられる一冊でした。

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    2021年08月17日
  • 謎の絶滅動物たち

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    絶滅した動物を描く。
     同じ(ホモテリウムとか)名前の生き物が他のページで書かれてるので、若干あれ。
     発見史とかも書いてあって面白い。
     ミラキノニクス・トルーマニと言ふぬこ様は、全力でチーターになりかけであることから、当初然るべき説が出たが、とか、そのぬこ様は実は、とか、知的好奇心刺戟されまくり。

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    2020年03月04日
  • 超美麗イラスト図解 世界の深海魚 最驚50 目も口も頭も体も生き方も、すべて奇想天外!!

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    リアルなイラストがふんだんに載った深海魚の解説書。それぞれの種の目について特に詳しく解説してある。種の樹形図も。
    やや専門的で難しいのですが、迫力あるイラストと目についての解説が面白いです。斜め読みだけでも楽しめます。

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    2015年01月13日
  • 小学館版 学習まんが人物館 ダーウィン

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    チャールズ・ダーウィン(1809-1882)の伝記まんが。子供向けの本ではあるが、ダーウィンの生きた時代の背景、宗教界からの厳しい目、「種の起原」が一般にも受けたこと、彼の業績は1世紀近い時間をかけて裏付けられていったこと、彼自身が出会いに恵まれ、探究心を持つ続けた人だったことなど、余すところなく書かれています。

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    2013年03月07日
  • 深海魚摩訶ふしぎ図鑑 改訂新版

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    北村雄一さんの深海魚の本。
    迫力のイラストとユーモア溢れる解説。
    見開きで1区切り(1匹、もしくは1くくり)となっている。

    写真が載っていないのは残念ですが、
    北村さんの本はやっぱり面白いです!
    読んでいてすごくわくわくして、ところどころで笑ってしまいます。
    コラムもよかったです。

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    2012年10月07日
  • アフター・サピエンス

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    人類滅亡を回避する為に人間はどう進化していくべきか
    脳はもういらないし縮小して代わりにガタイ良くしてみる? 逆にちっこくして生存に振り切る? もしくは手を伸ばすか足を伸ばすか
    翼が生える可能性も無いとはいえない それはつまり...鳥人間 と言った所だろうか それってどんな見た目なのだろう 顔は退化...いや、原子に戻るのか?
    はて、未来の人類はどんな動物になるのだろう


    そんな好奇心をムツゴロウさんの如くわしゃわしゃされて手に取った一冊
    生物中心のサイエンス書ではあるが、石油が無くならない理由や未来の大陸の姿
    隕石と火山どちらが人類を滅ぼすか 等、
    ワクワクし過ぎて精神年齢を引き下げてくれる要素が山のようにある

    著者はサイエンスライターを名乗っており専門的な知識が豊富であるのだろうが、
    専門書というよりはSF未来予想図IIといったイメージが強く残る
    それはそれで楽しめた

    横読みのカラー版はまるで児童書の様で読みやすいが
    折角の説明該当写真が次ページに繰り越されてる面が多々ありあっちゃこっちゃページめくる羽目になるので
    秒で必死に資料をめくる浪人生の図が出来上がる
    優雅なカフェ読書には不向きだ 嫌でも目がギラつくし人によっては多分口も尖る

    あとサイズ大きいのが難点 A5判かな
    イラスト多いから仕方ないけど持ち運びには不向き



    こちらに登録した時に、YouTubeチャンネルの人気から派生して書籍化されたものと知り
    なるほどエンタメ性の高さに納得
    実際に紹介文にも 「未来を占う」とあり、つまりは想像の域を出ないと暗に示している
    宛ら、気の合う仲間とまだ見ぬ未来に思いを馳せて鍋をつつきながらほろよい片手に夜通し語り合う初夏の夜
    的な雰囲気を味わえるナカーマ本だ

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    2026年04月21日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    シーサーペント(オオウミヘビ)の正体はダイオウイカだった?等々、深海生物をめぐる不思議について教えてくれる本。

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    2026年03月09日
  • ダイオウイカvs.マッコウクジラ ――図説・深海の怪物たち

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    かつて、シーサペントと呼ばれた目撃の大半は、ダイオウイカだったようで。絵画とイラストを比較して枕に。
    マッコウクジラと戦うのが主ではなく、深海生物を主に紹介する。イラストは多いが写真はない。
    いいんだけど最終章、シーラカンスでなんか壊れる。

    ダーウィンのいう自然淘汰とは、生命とは変化ぜざるを得ないもので、むしろ生きた化石こそがダーウィンの理論を証明するものだと。

    それはなるほどと思うが、進化論て色々物議を醸しやすくて、それも歴史的には政治の分野でいい道具に使われて来た過去があって、変化するから生き延びられる的な言い方は実は小泉純一郎氏が言ったことなのに一人歩きしたものらしいし、左翼からも右からも真っ当な学者がボコられたって恨みのオーラが渦巻くのは必要だったろうか。

    全体的に良かったが、なんとなく最終章が失敗した感じ。

    最終章を主にしたかったのなら、ちょっと構成が唐突だった。

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    2025年12月24日