北村雄一のレビュー一覧

  • 大人の恐竜図鑑

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    子供時代「恐竜」はヒーローだった。あの巨大な大きさ、圧倒的な怪物感!今恐竜はスズメと同種だという。
    北村雄一さんは1969年生まれの日本大学農獣医学部卒のサイエンスライター兼イラストレーター。
    最新のデータや研究を背景に今一番信頼できる恐竜図鑑だ。

    19世紀に初めて恐竜の化石が発見された。
    当時はキリスト教の影響が強い時代で、恐竜は悪魔のような印象だったに違いない。
    子供の頃鮮やかな恐竜図鑑のそのおどろおどろしい絵を覚えている方も多いだろう。
    だが、骨格を詳しく調べて行くと、そんな風に口から歯がはみ出てよだれがだらだらと流れてる訳ではないらしい。
    最新のデータから描かれる恐竜は、口はちゃんと

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    2018年07月29日
  • ありえない!? 生物進化論 データで語る進化の新事実 クジラは昔、カバだった!

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    面白いんだけど、なんだか無駄に難解にしてしまっているような箇所が散見される。もうちょっと書きようがあると思うのだが。

    「科学とは?」みたいな話が、進化論の紹介とともに本書の柱で、それを楽しめるかどうかは個人差がありそう。

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    2017年04月15日
  • 極限生物摩訶ふしぎ図鑑

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    極限生物自体はとても魅力的だし、説明も丁寧。
    でもなあ、イラストだとやっぱ迫力に欠けるんだよなあ。おしい。

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    2016年07月09日
  • 謎の絶滅動物たち

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    数万年前頃から近代にかけて絶滅した(と思われる)生き物を、Part1〜4は地域ごと、Part5は鳥と近代に絶滅した生き物とに分け、それぞれ著者自身によるイラストを添えて、4ページ程度で解説している。
    気候変動など、逆らえない面もあったろうが、多くが人類の狩猟(近代では乱獲)によって滅んでいるのが示唆的。
    著者は、このペースでいくと200年後にはすべての生物を人類が滅ぼし尽くす、とまでの極端な想像をしてみせるが…。
    どっちかっていうと、増え過ぎた人類は自滅しちゃいそうだなと思うのは私だけだろうか?

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    2014年08月11日
  • 深海生物のひみつ 本当にいる奇妙なモンスターたち

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    深海に生息する魚を紹介する本。
    子孫を残す、捕食する、身を守るという目的に対して、種によってやり方が全然違うところが面白いです。
    不思議です。

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    2014年06月21日
  • みんなが知りたい化石の疑問50 一部の化石からどうして全体がわかるの?映画のようにDNAから恐竜を再生できる?

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     化石には地球生命の歴史が詰まってる。古生代,中生代とか,三畳紀,ジュラ紀,白亜紀とか地質年代は出てくる化石の種類で分けられてるから,実は生物を指標にした年代区分。
     地球の生命は,何回か大量絶滅を経てきていて,地質年代の境目がちょうどその時期に当たる。例えば白亜紀末期の6500万年前,ユカタン半島に落下した大隕石によって恐竜が滅んだ,とか。隕石に含まれていたイリジウムがこの時期の地層で大量に検出されていて,すでに定説。
     化石と言うと恐竜だけど,もっと重要なのは三葉虫とかアンモナイト。これらは往時の地球上に広く分布し,時代的にも長く反映して様々に進化したので,示準化石として有名。地層からどん

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    2011年11月26日
  • 深海生物のひみつ 本当にいる奇妙なモンスターたち

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    実在する不気味な生き物というのは、ホラー映画やジェットコースターと同じような存在だと思います。
    僕はホラー映画もジェットコースターも、ストレスが多すぎてダメですが、不気味な生き物の図鑑とかは結構好き。
    こんなの嘘だろう、というようなおかしな深海生物が次々に出てきます。下顎がすっぽり穴開きのヤツとか、顔の前にバイザーみたいなものが付いてるヤツとか。実物を見ても生物だと信じられないかもしれません。
    何故かイカタコ比率が高い気がします。深海にイカタコが多いのでしょうか、それとも著者が頭足類好きなのでしょうか。
    イラストは全部カラーで特徴を(おそらく)あらわしていて、読みながら感じる若干の気持ち悪さは

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    2011年10月27日