滝沢馬琴のレビュー一覧
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山本タカトの絵につられて読んでみましたが、物凄く面白い!現代の創作物に色々影響を与えていそうな内容、設定、展開。元祖って感じがして久しぶりに面白いと思えるシリーズものを読みました。
時代としては鎌倉ぐらいになるのかな…。小さい頃は武将や侍に何も興味がありませんでしたが、最近大河ドラマをきっかけに日本の歴史の面白さが少し分かってきました。
玉梓の呪いとそこから絡み合っていく野望、因縁。玉梓の存在がすごく気になります。最初のインパクトがすごい…。玉梓自身も色んな事情がありそうで気になるな〜。
あと本当に縁というか、こことここがそう繋がっているのね!?っていうのが多くてとても好きです。
とにかく続 -
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江戸時代後期の作品。
1814年~1842年までかかって完結の伝奇小生。
里見八犬伝。
作者 滝沢馬琴。
室町時代末期の史実を背景にしている。
以前からタイトルだけは知っていたけど
内容が全く知らなくて
まずは児童書から読んでみた。
年末年始で
里見八犬伝七冊。
児童書 南総里見八犬伝 四巻/浜たかや
新・里見八犬伝/鎌田敏夫
伏・贋作里見八犬伝/桜庭一樹
伏姫と八房の子供達の八犬士八人。
信乃、現八、小文吾、壮助、毛野、道節、大角
どの作品でも
信乃が一番好き。
浜路は作品によって
いろんな風に描かれていて
八犬伝になくてはならない存在なのだな。
妖女玉梓も名前が好き。
怖 -
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ネタバレ子供向けだからか、1冊2,3時間で読めてしまう♪
もう三巻目!
今回は毛野と大角が登場
大角は名前見た瞬間にストーリー思い出した! 皆名前を先に見た方がストーリーとか思い出せたかも・・・
毛野は八犬士の中でも一番好きだから、漸く登場してくれて嬉しい
話はどんどん佳境にさしかかってくると同時に、登場人物もどんどん増えて・・・一覧のページをしょっちゅう見返しながら読んでしまった
道節と現八がなぜか混じってしまうし、夫々の仇が誰かすぐ覚えられなくて何回も混乱した・・・
最後とか敵が一瞬見方になったり、見方が敵になりかけたり・・・複雑な気がしないでもない
でもこうしてどこかでお互いが繋がってるから -
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ネタバレ久々の再読
正直、一巻目よりもエグいシーンがぐっと多くなった気がする
でも戦いのシーンが増えて、犬士それぞれが得意の武器で戦っていて、カッコよく、躍動感もあるし、
新しい犬士が2人出てきたし、最後は早く続きが読みたくなる終わり方をしていて、これを書きながら、三巻が読みたくてうずうずしてる
時々出てくる、先の話に正直少しイライラしてたんだけど、途中で、これも先が読みたいと思わせる作者の仕掛けの一つなのかなって思えてきた
同じように時々出てくる登場人物の紹介は、当時の出版の仕方にもしかして関係あったりする・・・?
登場シーンとして記憶にあったのは小文吾の登場シーンだったけど、
房八とぬいの身 -
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ネタバレ小学生か中学生の時に弟が買ってもらった本なのかな?
数年おきに読み返したくなるその波がまた来て再読
子供向けなのか、原文のままじゃないし、
人間関係が複雑&登場人物が多い中、初登場や要所では下に絵と簡単な説明文が出てくるからとても読みやすい
それに加えて、軽快に進む物語に、引き込まれる設定と人物
帯にもあるように、江戸時代にこんな面白いファンタジーがあったなんて!って初めて読んだ時から思わずには居られない面白さだと思う
少々エグいというか、生々しいところはあるけれど、読みたくなってしまう
一巻目は8人のうち4人が出てきたから、後の4人がどこでどう出てくるのか楽しみ
幾つか登場シーンは浮か