滝沢馬琴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あまり小説を読むことに慣れていない子にも…というかこの本はむしろ、小説に慣れていない子の方が読みやすいかもしれません。
不思議な運命で結ばれた、8つの玉と牡丹の形のアザを持つ少年たち。8人の少年たちが出会い、戦い、信頼を得て成長していく…
このあらすじ、少年ジャンプの連載にあっても違和感ないですよね。
主人公が守るキーアイテムとして、濡れたように輝き、斬るときに滴が飛び散るという名刀・村雨なんてのも登場しちゃうので、好きな子はどっぷりハマる「ザ・少年マンガ!」な世界観です。
とくにこのつばさ文庫では、会話が多く描かれていて文字を読む負担感が軽く、アニメっぽいイラストも子供たちの目を引きやすいです。
鬼滅は読んでたけど小説はさっぱり!というお子さんも興味をそそられるかもしれません。
原作は江戸時代に書かれた滝沢馬琴の名作『南総里見八犬伝』。この作品は28年もの歳月をかけて書かれたことでも有名です。
そのドラマ性から数々の現代語訳や映像化が生まれているので、年齢に合った文章の訳本を選んだり、映画で楽しんだりすることもでき、いろんな方面から長く楽しめる小説だと思います。
#里見八犬伝 #南総里見八犬伝 #角川つばさ文庫 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読も遂にラスト、四巻目!
なんだか、駆け足で物語が進んだ気がする・・・
敵のやられ方も基本的にあっさりしすぎてて、なんだか拍子抜けしないでもない
それでも躍動感はあって、夫々目的や仇討ちに成功してるし、最後もハッピーエンドだけど・・・
縁結びをくじ引きで決めるってどうなの (親兵衛とか一の姫とくっついて、一番下の犬士と一番上の姫って・・・とか思わなくもない)
全体を通すと、善側の女性陣が可哀想な最期を遂げる人ばっかりだし
結局妙椿/玉梓が最後どうなったのか不明なままだし、あとがきを今回初めて読んだんだけど、原作を1/7に縮めてあって、その分読みやすくはあったけど、登場人物も少ないらしいし、籠山逸東太が別の人の役割も果たしたり、原作に出ない人が居たり、しまいには最後の戦いに親兵衛は出ないから原作書き換えたとか・・・
編集はいい点も悪い点もあるわけで・・・だからこそ原作を読んでみたいんだけど、原作はとても長いし、引用を見ると読みにくそうでもあって悩む
どこかに原作に本当に忠実で、それを現代風に読みやすくしたものはないんだろうか
あったら絶対読むんだけどな
☆5つあげたいとこだけど、初めて読んだあとがきで知った事実が残念だったので−1で -
Posted by ブクログ
悪漢・蟇田素藤と八百比丘尼・妙椿によって御曹司・里見義通を人質にとられてしまった里見家。伏姫の神託を得るべく富山を行く義実のもとに現れた刺客を退治したのは、まだ十歳にも満たない少年であるはずの仁の犬士・犬江親兵衛仁だった! 親兵衛が活躍する妙椿戦、そして犬士が集結した管領戦を収録、偕成社八犬伝ここに堂々完結! 著者によるあとがきと八犬伝解説、人物事典も収録。
第四巻もっと長いかな~と思ってたら三分の一があとがきと人物事典だったのでちょっと肩すかしくらったw なんかテンポいい感じ。さくさく進むけどちょっとダイジェストに近い感じの書き方になってるのはしょうがないかな。省略されがちな八姫との婚姻もやってくれたのは嬉しかったです。管領戦あたりは結構オリジナルというかあ、赤岩百中の存在…いえなんでもありませんことよ。それでも管領戦ってあんま書かれないのであってくれるだけ嬉しいですね。これから八犬伝に入る人が多いのですが原作をアレンジしつつも要所要所の大きなエピソードをちゃんと拾ってくれてるのでほんとに最初の八犬伝、入口としてお薦めしたいなあと思います。
あ、親兵衛がけっこうざっくばらんな喋り方なのが山童って感じで可愛いと思いました。今更気付いたけど句読点とか多めでやっぱり子供向け意識してるのかなとちょっと思ったり。
あとがきが八犬伝解説って感じでした、とても面白かったです。ほんとに、八犬伝って今の人気があるから(むりやり)長く続いた少年マンガのはしりみたいなところがあるよね。個人的には某ワンピに近いと思ってるんですけどね。次の子供向けは人形劇のノベライズ読もうかなと思います。 -
Posted by ブクログ
荒芽山で襲われちりぢりになった五犬士は諸国を旅し犬士達を探すことに。石浜城で小文吾が出逢ったのは、血塗られた対牛楼で仇を舞い殺す、智の犬士・犬阪毛野。庚申山で現八が出逢ったのは、化け猫が化けた父に苦しめられ妻・雛衣を喪う、礼の犬士・犬村大角。そして甲斐の国で信乃が出逢ったのは、死んだはずの許嫁、浜路に瓜二つの浜路姫だった――犬士のゆく先々、玉梓の怨霊の化身とも言える船虫たち三妖婦が次々邪魔をする。果たして犬士揃って安房へ辿り着けるのはいつになるのか? 犬士列伝の中でもピカイチの血生臭さと毛野の美しさがあまりに対照的な対牛楼編・冒険色が強く悲恋としても名高い庚申山編・和のシンデレラストーリーとも言える甲斐・浜路姫物語編を中心に、物語はいよいよ結末へ。
挿絵の毛野ちゃんが綺麗。女子か男子か?って問いにさあどうでしょうフフッと答える涼しさも素敵過ぎる。うちの毛野ちゃんはこの辺りが足りんな。対牛楼は大好きなところなのでわくわくしてました。続く庚申山編も雛衣(´;ω;`)ウッ… 大雛夫婦は永遠(´;ω;`)ウッ…ちょうど雛衣の話を書いているところなのでかなりきました。読んだのは構想中だったけども。挿絵の雛衣はとても可愛くてキャラデザの参考にしようと思いました。ほんとに大雛は永遠やでえ…
しかし船虫にしろ夏引にしろ箙大刀自にしろぜんぶ玉梓の怨霊みたいな書き方やめてくれよ…ってほんと思う 箙大刀自の挿絵ひどいよww いやこういう顔にしたいのはわかるけどこんなんじゃないだろww 私の中の箙大刀自は黒柳徹子さんのイメージです。しかし、玉梓って怨霊ってシステムなんだよなーと なんかこれで一つ考察を書きたいと思いますのです。 -
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芳流閣から転げ落ち行徳に流れ着いた信乃と現八、そしてそこで知り合った小文吾が犬士と知り意気投合。しかし古河公方の命を狙ったと言うことで信乃達はお尋ねものになってしまっていた。そんな状況の中、信乃は突然の破傷風に冒され生死の境を彷徨うことに。更に夫の房八に突然離縁された小文吾の妹の沼藺。そこへやってきた房八は小文吾を挑発し、義兄弟が刃を交えることに――事態は混迷を極めていく。仁の犬士・親兵衛が血の海から再生する、涙なしには語れない行徳編から、道節、荘助を加えた五犬士達が逃走劇を繰り広げる荒芽山編までを収録。
自分でも↑のあらすじ書いててほんと混迷極めまくりだよよくついて来たな当時の読者。と思いました。しかもこの偕成社版、原典に忠実ながらオリジナルの手を加えてて荒芽山編まだ読みやすいけど、原作の荒芽山はほんと複雑な構成かましてるからな…三行でおkって感じるよ…
私はずっと山林夫妻(房八・沼藺)の義死が納得いかなくて、それこそ本当に、初めて読んだ時からとにかく納得出来なくて、今もなんかまだ上手く自分の中で解決出来てないんですけど、でもいろいろ年数が経ってく内に、二人は悲しい、悔しい気持ちで死んだんじゃないよね、死んだはずの大八が生き返って、「親」を忘れないよう、「親」兵衛って名前になって、彼が二人にかわって素晴らしい犬士になるんだから…二人は親兵衛の復活を見てきっと本当に嬉しかっただろうな、幸せだっただろうな…って思うと泣けてきました。確かに話だけ聞くとものすごくむごい話なんですけど、それだけじゃない。八犬伝て全体的にきっとそういうつくりなんだろうな。
次回は三巻! 毛野ちゃん!毛野ちゃん! 大角さん!大角さん!