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Posted by ブクログ
好きな場面は、世四郎と音音が犬士たちと別れるところで、世四郎が言った言葉。「あなたがたが道節様、浜路様、ゆかりのかたがたと知り、この世のうわべの下に隠された、えにしの霊妙さにおどろいています。…ふかいえにしに結ばれた私たちはまた、必ず再会することでしょう」その後の、世四郎、音音が身をていして若ぎみ・道節の盾となるときに言った言葉、鬼火となって再び道節や犬士を救うために現れた時に言った言葉…人を信じ、人に忠誠を尽くして命をもかけるということが、なんだかとても羨ましい行為に思えて涙ながらに読んだ。あきらかに子ども向けの表紙、広げてる書面は文字が少なく、ルビがいっぱいふってある…その本を涙ながらに電車の中で読んでいる私。周囲にどう映っているのか…。ここまでで6犬士がでてきた。さあ、あと2犬士だ。
Posted by ブクログ
芳流閣から転げ落ち行徳に流れ着いた信乃と現八、そしてそこで知り合った小文吾が犬士と知り意気投合。しかし古河公方の命を狙ったと言うことで信乃達はお尋ねものになってしまっていた。そんな状況の中、信乃は突然の破傷風に冒され生死の境を彷徨うことに。更に夫の房八に突然離縁された小文吾の妹の沼藺。そこへやってきた房八は小文吾を挑発し、義兄弟が刃を交えることに――事態は混迷を極めていく。仁の犬士・親兵衛が血の海から再生する、涙なしには語れない行徳編から、道節、荘助を加えた五犬士達が逃走劇を繰り広げる荒芽山編までを収録。
自分でも↑のあらすじ書いててほんと混迷極めまくりだよよくついて来たな当時の読者。と思いました。しかもこの偕成社版、原典に忠実ながらオリジナルの手を加えてて荒芽山編まだ読みやすいけど、原作の荒芽山はほんと複雑な構成かましてるからな…三行でおkって感じるよ…
私はずっと山林夫妻(房八・沼藺)の義死が納得いかなくて、それこそ本当に、初めて読んだ時からとにかく納得出来なくて、今もなんかまだ上手く自分の中で解決出来てないんですけど、でもいろいろ年数が経ってく内に、二人は悲しい、悔しい気持ちで死んだんじゃないよね、死んだはずの大八が生き返って、「親」を忘れないよう、「親」兵衛って名前になって、彼が二人にかわって素晴らしい犬士になるんだから…二人は親兵衛の復活を見てきっと本当に嬉しかっただろうな、幸せだっただろうな…って思うと泣けてきました。確かに話だけ聞くとものすごくむごい話なんですけど、それだけじゃない。八犬伝て全体的にきっとそういうつくりなんだろうな。
次回は三巻! 毛野ちゃん!毛野ちゃん! 大角さん!大角さん!
Posted by ブクログ
第一巻に続いて、二犬士が登場。伏姫のいいなずけであったゝ大(ちゅだい)法師と犬士たちが巡り会い、犬士たちも自らの宿縁を知る。残るは二犬士。敵との激闘をかいくぐり、犬士たちはこもごも運命の地、安房を目指す。前巻に増して血みどろ度全開。極彩色で派手な展開は、どこか、歌舞伎なんかに通じているような気がする。「重畳」「御意」なんていう大時代な言葉が出てくるのも楽しい。昨今、なかなか触れる機会がないし。子どもとの間で流行っているのは「御意」。「これって○○ってことだね?」「御意!」などと言って遊んでおります。「冥助」など、難易度が高くなると簡単な説明がつく。「冥助」は私も知りませんでした。勉強になりました。犬士の1人が巣鴨で磔にされかけるのだが、巣鴨と言えば巣鴨刑務所。さらにその前は刑場があったのだろうか? 板橋にはあったようだけれど、そのあたりのことなのかな? つながりがあるようなないようなでよくわからない。馬琴がどの程度、実在のものに基づいて書いているのかもよくわからないが。
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