滝沢馬琴のレビュー一覧
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ネタバレ無事完結。
おもしろかった。
が、ちょっとあっけなかったか?
妙椿はどこに?
あの合戦のあと、玉梓の怨霊との直接対決があるとおもいきや、
なんか四天王埋めて一件落着。
しかも八剣士に八人のお姫様って・・・・。
まあ、画面としてはめでたしめでたしでいいんだが、
なんとゆーか物足りん感じもあり。
後書きがおもしろかった。
なんと原作の六分の1から七分の1だとは、
とゆーことは原作で読んだらこの6、7倍ってこと?
なんて大長編なんだ・・・・。
しかも完結まで28年って・・・・。
今より物語の種類も少なかったろうし、読者の渇望も強かったんだろうなあ。
キャラクターグッズもいっぱいあったとのこと。
今も昔も物語を楽しむ人の心は同じってことか。
でもってそこに商機を見出す商人も。
超娯楽大作だったってことだな。
それぞれ贔屓の犬剣士がいたりしたんだろうなあ。
そう考えるとなんか楽しい。 -
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ネタバレちゃくちゃくと集まりつつある仲間。
しっかし、なんか周りの人死に過ぎでは・・・。
しかも壮絶すぎる。
ぬいさんたちとか。
ばっさり斬られてるし・・・・・。
しかも男女の血が混じって薬になるって、すごいな、あの伏線。
なんか感心しちゃったぞ。
顔が似てる、ってゆーとこでいやーな予感はしたのよね。
で、首もってこ~いってとこでこれは絶対だー、と。
見知らぬ人のため自分の命さしだすなんて・・・。
まあなんとゆーか祖先とか、いろいろ因縁はあるんだけどさ。
あの老夫婦も。ばあちゃん、矢、かっこいい~っとか
思ってたらこれもたまメッチャ痛々しい最期だし。
でも、なんか凄惨なんだが、私グロイのはキライなんだが、
そういやな感じをうけないのは、その死の後が感じられるからかも。
子どもは生き返るし、
おばあちゃんたち、幽霊で元気にでてくるし。
なんだかんだで、みなさん強いので、蹴散らし蹴散らし進んでいくし、
いけ~っ!ってゆー勢い感がすごい。
が、どーもみなさんバラバラになっちゃったようで、
これまたひと騒動あるんだろうなあ。
いやーホント、話の展開巧みだわ。滝沢馬琴だっけ?
いまでゆーと、東野圭吾だわ~。 -
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ネタバレ期待して読んだ「伏」がそうでもなかったのが
なんだかひっかかっていたので、
ちょいと本家本元を読んでみることにする。
が、本文にあたる元気はなく児童書で。
思いがけずおもしろく、一気に読んでしまった。
ああ、こーゆーお話だったっけ。
なんか悪い奴はとことん悪い奴でいっそ小気味いいくらい。
はっきりしてておもしろい。
珠ってゆー小道具がやっぱ効いてるよなあ。
はっ、そーいやドラゴンボールの珠もこのへんからきてたりするのか?
なんか無条件にわくわくする。
八房はあるいみ呪いの一部、ってことなんだろーなー。
なんたって狸の乳で育ってるし。
とすると、その犬を伏姫が気にいるってゆーのも、呪いなのか?
それともこのへんからもう浄化が始まってるのか。
浜路、いきなり殺されるとは・・・・。
信乃と行けてたらなあ。
荘助が切ない。
早く助けてあげて~~! -
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いや~、あっという間でした。 ホント、呆気ないほどサクサクと読めちゃってちょっと唖然としているぐらい・・・・。 もっとも、この第4巻はかなりバタバタと駆け足で纏め上げちゃったという雰囲気もあって、前の3冊と比較すると何かと不満も多いんですけどね。 それとね、これはこの最終巻に限った話ではないんだけど何とな~く記憶に残っている物語とところどころ違うのがちょっと気になります。 もっとも KiKi の場合、八犬伝と言えば「例の人形劇」と「この偕成社版全4巻」と「ぶつぎれのシーンごとの人伝伝聞」しかないわけで、本家本元の原本には未だ手を出していないわけだから、「何が正か?」は知らないのです。 つまり、KiKi の記憶にある物語の断片が正しいとは言い切れないのですから、偉そうにあげつらうわけにはいきません。 ^^;
でもね、この本の編者である浜たかやさんの「あとがき」によれば、
原作を六分の一から、七分の一に縮めるのですから、原作の後半部分はおもいきって割愛し、ストーリーもかなり単純に整理しました。 約400人と言われる登場人物も、大幅に整理しました。 たとえば、籠山逸東太(こみやまいっとうた)は原作にも登場する敵役ですが、数多い敵役を整理し、籠山逸東太に兼ねさせたので、原作よりはるかに多い出番をもつことになりました。 又、安西土佐、山下小助のように、原作にはない登場人物もいます。 話の都合上、エピソードをかえた部分の多々あることもおことわりしておきます。
とのこと。 う~ん、そう言われちゃうと何だか「原本を読みたい気分」がかきたてられちゃいますねぇ。 でもね、滝沢馬琴のこの作品、言ってみれば現代のマンガのような、もしくは韓ドラのような書かれ方をしていて、要は熱狂的なファンの期待に合わせて、馬琴先生が当初考えていたストーリーからあっちへはずれ、こっちへはずれ、ある意味では連載を長引かせるために余計な挿話なんかも増えちゃっていて、特に後半にいけばいくほどその影響を受けている・・・・・と以前に聞いたことがあるんですよね~。 そうなると、やっぱり全10巻な~んていう作品を読み通せる自信はないし・・・・ ^^; もっともあの文語調の何とも言えないリズムの文章には興味があったりもするわけですが。
(全文はブログにて) -
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八犬士そろって戦う。もっとドラマチックかと思いきや結構普通な感じ。それまでバッサバッサと人を切っていたのに、最後はみな慈悲深く敵の大将も逃がしてやる。未来の和平への道を進むスタートとなる感じで話がまとまる。作者が「あとがき」で八犬伝や滝沢馬琴について解説してくれる。また、本書は原作になるだけ忠実に、でもおよそ7分の1の分量にするために、ストーリーを単純化させたり、エピソードを変えているところがあると。原作には約400もの人が登場するそうで、むー、原作を読んでみたいと思ったけど、なかなか手ごわそう。あとね、やっぱりルビがずうううっとふってあって、本当に読みやすかった。特に人物名、フと気付くと違う読み方しちゃってたりしたので。まぁ自分だけで楽しむ分には(人前で音読、または登場人物について誰かと意見交換などしない分には)、問題ないんですけどね。
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八犬士全員が登場した。特に今回は智の玉をもつ毛野と、礼の大角。大角は妻の雛衣がうっかり飲み込んでしまった玉がなぜか大きくなり妊娠していると勘違い…、悪霊に乗り移られた大角の父親に、胎児の生肝ほしさに切られてしまう…、それにより玉が大角の手元に戻るという、ものすごいストーリーなんだけど、さすが子ども向けだから、グロくない。あ、私がそう思うだけで子どもが読んだら、やはり怖くて縮みあがってしまうのだろうか?さて、そんなストーリーを読んだ翌朝、姿見に映る自分をみて、たまげた! まるで雛衣のように、玉が私の腹にも入っているようなのだ。ただきっと私の腹の中のは、犬士の玉ではない。だって大きすぎる。犬士の玉はきっとゴルフボールほどのものであろう(学生時代読んだ時は、なんとなく野球ボールくらいをイメージしていたが)。私の腹のボールはドッチボールくらいありそうだ。伏姫のお数珠にドッチボールが8個も連なるわけがない。もしもドッチボール大の玉が出てきたとしたら、きっと犬士の気品ある文字とは違って、ドデンと文字が書いてありそうだ。その文字は…。自分としては「仁」がいい。なんとなくだけど。でも脳裏をかすめるのは筋肉マンの「肉」の文字。仁の文字がいただけるように、人生精進したい。
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「ルビとイラストがついていて読みやすい」とあり、イラストはともかく、ルビは確かに読みやすかった。 中学生くらいの頃に『南総里見八犬伝』を夢中になって読み、「すごく面白かった!」という記憶はあるものの、登場人物名はおろか内容も言えなく、 本当によんだのか私?と自分を疑っていた。 今はガッツリ読む気力も体力もないのだけど、この度、ぼんきちさんが 子ども向けだけど良いよと紹介されいるのを見つけ、こりゃいいと読み出した。 いや、本当に読み始めてよかった。 面白い! 面白いし、今で言ったらスピリチュアル系。 そして人として大切なこと「義・忠・孝・信・礼・仁・智・悌」を知り。勧善懲悪(に今後の展開でなっていくハズ)。 間違いなく私の思想の血肉になっている。 やっぱり中学生くらいで読んだんだわ私。(←まだ若干頼りない記憶…)このシリーズは計4巻、続きが楽しみだ。 4冊読めたら、大人の南総里見八犬伝も読めるかも知れないね。どんどん楽しみが増えてきた(^u^)
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最終巻。里見家を守る八犬士が、安房に攻め寄せる敵軍を打ち破り、物語は大団円を迎えます。表題の八百比丘尼は、玉梓の化身の妙椿という名の尼さんのことです。山賊上がりの悪漢に入れ知恵をし、里見家を襲います。ただ、この尼さんは悪漢の死とともに物語から途中退場してしまいます。最後は関東管領・関東公方の大連合軍と里見軍との海上戦となり、こちらの方がクライマックスのように思います。個人的には最後まで玉梓に頑張ってほしかったなぁ。憎たらしいほど&ぞっとするほど執念深くあってこその仇役だと思うので。巻末にかなり突っ込んだ(子ども向けだからと手を抜いた感がない)解説があり、おもしろく読めました。原文からの抜粋もありました。なかなか調子がよく、流れるような文章です。江戸の人々は、あるいは、声に出して読んだり聞いたりして楽しんでいたのかもしれないなぁなどと思ったりしました。さて、いつかは原作に挑戦・・・?
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八犬伝シリーズ三巻目。ブッククラブで送付されるシリーズ物は最初の巻だけ読み聞かせしてやって、後は子どもが勝手に読み進める(または2巻目以降には手を出さない)ことが多いのですが、このシリーズはやや難易度の高い単語が多いせいか、波瀾万丈故に一緒に盛り上がるのが楽しいせいか、ここまでずっと読み聞かせ。残るはあと1冊となりました。本シリーズもわかりやすくまとまっていて悪くはないのですが、どうせ読み聞かせるなら講談調でべべんべんて感じだともっと楽しいのかも。やっぱり原文も覗いてみたいような。玉梓が乗り移った妖婦が犬士たちの行く手を阻みます。表題は妖婦「三人」ですが、冒頭近くで登場する船虫の独壇場です。夏引は出番も少なく小物な感じ。もう1人は箙御前だと思うのですが、挿絵のインパクトこそ強烈(興味のある方は見てみてください。一見の価値有り)ですが、後の方になってちらりと出てくるだけ。ただこの3人のうち、箙御前だけが生き残っているので、4巻目でも活躍するのかもしれません。信乃の持つ名刀・村雨丸が血が付くと水を吹き出すことや、荘助が小柄であることなど、最初の設定がうまく使われています。馬琴が考え抜いて持ち駒を周到に動かしている感じがします。すごい人だな。*「妖婦」という響きから、色仕掛けがありそうな気がしたのですが、まったくなし。お子ちゃま向けだから本シリーズではそういうシーンを省いたのか、そもそも原作にもないのか。これは原典を当たらないとわかりません。
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第一巻に続いて、二犬士が登場。伏姫のいいなずけであったゝ大(ちゅだい)法師と犬士たちが巡り会い、犬士たちも自らの宿縁を知る。残るは二犬士。敵との激闘をかいくぐり、犬士たちはこもごも運命の地、安房を目指す。前巻に増して血みどろ度全開。極彩色で派手な展開は、どこか、歌舞伎なんかに通じているような気がする。「重畳」「御意」なんていう大時代な言葉が出てくるのも楽しい。昨今、なかなか触れる機会がないし。子どもとの間で流行っているのは「御意」。「これって○○ってことだね?」「御意!」などと言って遊んでおります。「冥助」など、難易度が高くなると簡単な説明がつく。「冥助」は私も知りませんでした。勉強になりました。犬士の1人が巣鴨で磔にされかけるのだが、巣鴨と言えば巣鴨刑務所。さらにその前は刑場があったのだろうか? 板橋にはあったようだけれど、そのあたりのことなのかな? つながりがあるようなないようなでよくわからない。馬琴がどの程度、実在のものに基づいて書いているのかもよくわからないが。
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子どものブッククラブの本。
曲亭馬琴の一大スペクタクル。それぞれに不思議な玉を持つ8人の剣士(犬士)が因果に操られて巡り会い、悪と戦う物語。子ども向けに4冊に書き起こされたものの1冊目。そもそもの始まりである玉梓の処刑、伏姫が八房と山に籠もる顛末、8つの玉が飛び散る発端部から、犬士の犬塚信乃と犬飼現八が出会うまで。
第1巻では八犬士のうち、四犬士が登場する。悪人は悪人然とし(名前まで、蟇六だったり左母二郎(=さもしい)だったりわかりやすすぎ!)、善は善であり、また、可憐なものはあくまで可憐で清らか。血みどろの戦いもありで、血湧き肉躍る大冒険談。
*いや懐かしい。自分が子どもの頃、人形劇でやっていた。「我こそは玉梓の怨霊なりぃ〜(怨霊の「お」にアクセント)」と現れる玉梓がとにかく怖かった。坂本九さんが歌を歌っていたっけ。もう1回見たい気もするけれど、そもそもほとんど元テープが残っていないんだそうだ。残念。
*人形劇を見ていた頃、本も読んでいた。子ども向けに書き起こされた、でもこの本ではない、それなりに長い本。ちょっと探してみたけれど、よくわからない。昔から、何度もリライトされているお話なのだろう。
*昔読んだ頃は、蟇六夫婦はもっと嫌なやつらで、浜路はもっと可哀想だったような気がしたなぁ・・・。これは本書のせいなのではなく、自分の感受性が鈍っちゃったせいなのか・・・?