宮尾和孝のレビュー一覧

  • 青空トランペット

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    応援する人じゃなく、応援される人になる。
    そういう生き方もあるだろうけど、
    目の前に頑張っている人がいたら、
    見返りを求めず応援したできる人になりたい。
    そういう人間になれれば、
    きっと周りに応援されるはずだから。

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    2022年04月12日
  • 崖の下の魔法使い

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    ミケは6年生。転校してきたけど、今ひとつ学校に馴染めない。前の学校、友達の良かった事ばかりを思い出してしまう。
    そんなときに思い出を預かる不思議なおもいで質屋に行く。20歳すぎると見えなくなるその店は思い出の対価にお金をくれる…。
    話の主題は人の心のすれ違いなど、心情描写なのですが、不思議な能力のある魔法使いが出てくることで、ファンタジーっぽい味わいが加味されたお話です。個人的に吉野万理子さんの作品はファンタジー色あるものより、現実のものの方が好きです。これも今ひとつな印象でした(良かったけど)。
    吉野万理子さんは小説に良くスポーツを書かれていて、以前お相撲が好きと聞いたことがあったのですが、

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    2021年11月23日
  • パンプキン! 模擬原爆の夏

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    知ってる町並みが出てきて、親しみを持って読むことができた。読みやすく2日で読み終えた。原爆が投下される経緯がわかって、深く考えさせられたし、いろんなことを知ることができた。時間があれば、ぶらりと現地に行ってみよう。

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    2021年06月30日
  • 3人のパパとぼくたちの夏

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    主人公のめぐるが家出をして、ひまわりがたくさん咲く家に住むパパが2人いる女の子たちに出会う。
    作中でめぐるも感じているけど、浦島太郎をモチーフにしていると思う。めぐるが非日常を体験する竜宮城のような家と乙姫のように魅力的な女の子たち。
    めぐるのような父1人子1人の生活って子供はさびしい。私も同じような境遇だったことがあるのでよくわかる。お金に心配が無くても、やっぱり1人ぼっちは良くない。
    片親のシェアハウスのようなあのお家は親にとっても子供にとっても良いものだろうな。
    家族の多様性について考えさせられる本だった。

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    2020年07月09日
  • 3人のパパとぼくたちの夏

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    お父さんが家事をやらないことに業を煮やしたぼくは家出することにした。家出先で出会ったふたりの女の子。その家に行くと、何故かパパがふたりいるのだった。

    シングルファーザーを扱った物語。様々な問題点が挙げられています。それを笑顔で乗り切ろう!というノリなんですね。対象年齢的にそうなるのかも知れませんが、本当にそれでいいのかなという疑問も感じます。
    特に主人公の小学生が家事全般やるのを、いい子と描くのはどうかと思う。父親に頼んでいた家事が全くされておらず、そのため捨て損なったゴミ袋にハエがたかっていたのが直接的な原因となるのですが、主人公に「そんなこと」が原因であることが恥ずかしいという感情を抱か

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    2020年06月27日
  • チームあした

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    チームふたりの続編。純君がキャプテンになってからのチームの成長。
    コーチの言葉とか、大地先輩ルリ先輩らの言葉がすてきですね。

    試合に向けていっぱいいっぱいになっている純君に、コーチが、
    「将来のことが見えなくて、今がすべてと思っちゃうのが、子どものいけないところだ。逆に言えば、あしたあした、って言い訳して、今日のことを考えないのが大人のいけないところなんだけどな。」と。

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    2014年11月03日
  • チームふたり

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    こどもが借りた本を少し読み始めて、引き込まれて一気読みすることありますよね。さらには一気読みのみならず、家庭に大変なことがあった際の、おかあさまの言葉には思わず涙が出ました。
    08年度の5、6年生の課題図書ということですが、読書感想文では、みなさんどんな感受性でどんな表現されるのでしょうか。
    チームふたり、すてきですね。涙がでます。

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    2014年10月13日
  • 3人のパパとぼくたちの夏

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    とうとう僕は嫌になった!ウチにはお母さんがいなくて、家事は僕がして、お父さんはちっとも家事をきちんとしてくれない。友だちには小学生なのに「主婦みたい」って言われた。お父さんが家事をきちんとすると約束してくれるまで、家出をしてやる!

    父子家庭の男の子が主人公・めぐる。主婦並みに家事をこなせる割に家出はかなり無計画ですが、その無計画さがひよんなことから同じ境遇の子どもたちとの出会いを生みます。ただし、めぐるとはちょっと違った父子家庭です。父子家庭の大変なところにスポットを当てつつそこからどう上手くやっていくかを朗らかに描いていますが、一方でその「大変さ」が日本社会の父親の在り方の問題点を浮き彫り

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    2014年02月27日
  • チームつばさ

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    >続編が書かれるならば、是非読んでみたいと思わせる良作だった。

    ・・・と、レビューを締め括った“チーム”シリーズの最新刊。
    新装版書下ろしにて完結編。

    『チームみらい』から1年後の世界。
    純、ルリ、大地の三人が、タイトル通り背中に翼を広げ、
    それぞれの未来へ飛び立つ。

    正直本編ほどの感動は無かったんだけど、
    やっぱりラスト数行はじんわり感動した。

    みんな大人になったがゆえに、良い事ばかりではない、
    ある種リアルっぽい話もあってよかったな。

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    2013年12月03日
  • 劇団6年2組

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    文化祭や発表会なんかで劇をするけどどうやって準備していけばいいか悩んでいるという小学生や中学生にオススメしたい本☆

    私も何も分からず高校生のときに文化祭で劇をやって、クラスで作った思い出は残ったけど、何をしたかったんだ?という感じで終わってしまいちょっと残念でした。

    劇をするのに何が大切かということが書かれていたので、高校生のときにこの本を読んでおけばもっと違う何かが残ったのかなと思いました(^-^;

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    2013年09月23日
  • 3人のパパとぼくたちの夏

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    お父さんは家事をさぼってばかり。捨て忘れたゴミにハエがたかっているのを見たとたん、ぼくはキレてしまった。家出してやる! 自転車でやってきた見知らぬ町で、川に落ちた幼い姉妹を助けたぼくは、その子たちを家まで送り届けた。その家にはなぜかパパが二人いて、お母さんはいないという。どういう家なんだ? 
    3人のシングル・パパと子ども達が偶然出会い、忘れられない夏を過ごす、あったかい物語。

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    2013年09月15日
  • 3人のパパとぼくたちの夏

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    シングルパパを題材にした物語はあっても、こんなに多くいて、協力しあっているの物語にはびっくり。朝パパ、夜パパの出現に、はじめは「?」でしたが、読み進むうちに、明るく育っている二人の娘の姿に好感を持てました。

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    2013年08月18日
  • 劇団6年2組

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    卒業式の1週間前に行うお別れ会で、6年2組は劇をすることになった。仕切ることになった立樹は、クラスのみんなをまとめるのに一苦労。どうやって芝居をつくっていけばいいのか。脚本はどうするのか?なにもかもわからないことだらけ。果して6年2組はどんな劇を演じるのか??

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    2013年07月30日
  • 劇団6年2組

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    お話に出てくる子どもたちは、とても優等生な印象。卒業にむけて、協力して一つの劇を作り上げていくところで、代表の二人が考え、模索していくところがよかった。
    担任が深く入らずに、ここまで子どもたち主導で動けたら、いいなぁと思った。

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    2012年12月16日
  • 劇団6年2組

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    お別れ会でシンデレラの劇をすることになった6年2組。
    配役等の役割分担も何とかできたけど、継母や姉たちががシンデレラをいじめる気持ちがわからない。
    「人の心を思いやる」って、簡単そうで難しい。
    でも、だからこそ、ドキドキ×ハラハラするし、想いが深くなるんだよね。
    クラスがまとまって、何かを成し遂げるってステキです。

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    2012年12月09日
  • チームみらい

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    ネタバレ

    チーム○○シリーズ5冊目、で、完結編。
    チームふたりで主人公だった大地の妹・陽子が主人公。今回は学校の卓球クラブではなく、いよいよ始動しはじめた卓球クラブチーム山吹での話。チームふたりからの登場人物がみんな、それぞれ成長して出てくる。
    陽子ははやく結果を出していと思っているが、大滝コーチに待ったをかけられる。ふてくされて、練習をサボってしまうが、その間に、西小のライバルだった美月がクラブ会員になって、ちゃっかりみんなと仲良くなってる!
    しかも、オールジャパンの大会では陽子と美月がダブルスを組むことになった。
    陽子は美月とダブルスを組んでやっていけるのか。


    今回は人間関係とかクラブ内の先輩の

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    2011年11月28日
  • チームみらい

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    チームシリーズの5作目、完結編。「チームふたり」の主人公大地の妹陽子も6年生。クラブチームに入って張り切っていたが、犬猿の仲の美月とダブルスを組むことになって…。ライバルでパートナーで嫌なやつだけど尊敬できるそんなふたりの成長がすがすがしい物語。5冊読むと卓球部に入りたくなっちゃうかもね。

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    2011年11月19日
  • チームあかり

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    ネタバレ

    卓球のチームシリーズ。今回は初の女の子主人公。
    東小卓球部キャプテンに選ばれたミチル。卓球が大好きで頑張るが、試合の日には熱がでて休んでしまう。新しい4年生たちも入ってきて、キャプテンとして、どうしていくか迷う。もう卒業した大地や純、広海の協力を得ながら、ミチルの心は決まった。灯台のあかりのように、みんなを導けるキャプテンになろう、と。

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    2011年10月10日
  • チームひとり

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    ネタバレ

    シリーズ3冊目。
    主人公・広海。「チームあした」のからの話とかぶるが、広海視点で描かれ始める。
    前の学校では、卓球は上手くてもチームメイトと確執がのこる最後だった広海。兄がいなくちゃ、一人ではなんにもできない?と、じつはちょっと悩んでいる。しかも、転校してから、兄からは決別宣言をうける。広海とは卓球しない、と言われる。青天の霹靂。いつもは真面目な兄と、おちゃらけキャラの広海でいられたのに。一人、となるとちょっと不安。
    次の大会では、同じ学年で実力のつりあうやつがいないな、とは思っていたけど、コーチからは「ダブルスはなし。シングルだけに集中」と言われ、はじめは反発するが、従って、頑張ってみる。つ

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    2011年08月26日
  • チームあした

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    ネタバレ

    「チームふたり」シリーズ2冊目。
    主人公・純。6年になってキャプテンになった純。
    あいかわらず、誰よりも真面目で努力家。顧問の辻先生が腰を痛めて指導になかなか来られない分、一人で後輩の面倒もみて、キャプテンとして頑張っている。ダブルスの相手は転入生の広海。かなり上手い。双子の兄弟の片割れだが、兄は転入と同時にサッカーに行ったが、兄弟ダブルスで、かなりの腕前だった。そこに来た新コーチ。若く実力もあり、熱血な大滝コーチ。みんなで県大会出場とか熱く語ってその気にさせておいて、そのあと、来なくなってしまう。実は、家の事情で、母親のかわりに喫茶店を切り盛りするのでコーチは出来なくなってしまったのだ。純は

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    2011年08月26日