宮尾和孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ五作目。完結編。
舞台は学校の部活からクラブチームへ。
見据える先も県大会から全日本、そして世界へ。
本作品で語られるのはシナジー。1+1=3にも4にもなること。
(もちろんそれだけじゃないけど)
実際の世界でもあるよね。本来チームってそういうもの。
ただ逆にもなってしまう可能性は忘れちゃいけないな。
そんなことをふと省みた。チームって難しい。
シリーズ全作品を通してとても興味深く、また胸を打たれた。
登場人物それぞれが抱く夢や希望、悩み、そして恋心。
全ての思いと抱えきれない胸一杯の気持ちを白球に込めて…
続編が書かれるならば、是非読んでみたいと思わせる良作だった。 -
Posted by ブクログ
シリーズ四作目。
本作品で語られるのは、自分に何ができるのかということ。
これもなかなか良かった。
一作目に引き続き、涙を堪えきれなかった。
前三作よりラストの盛り上がりに欠けたけど、
途中、登場人物たちが口にするセリフに泣いた。
******以下、一部引用&ネタバレ*******
<純>
「引っ張るのがうまくいかなかったら、おせばいいよ。」
なんて温かいんだろう。
この言葉こそ、ミチルの背中をそっと押したに違いない。
<純>
「あのふたりはね、特別なんだ」
「きっと将来、遠くまで行くと思う。」
聞いていたミチルは“遠くまで”を距離だと思ってるけど、
純は多分、そういった物理的距