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ぼくは亀谷めぐる。小学6年生。おとうさんと二人暮らしだから、料理もそうじも洗濯もよくできる。ほとんど「シュフ」だ。でも、おとうさんがあまりにも家事をやらなすぎて、もうげんかい! 夏休みがはじまったので、ぼくは家出することにきめた。家出した先で出会った、さな・ひなという小さな女の子たち。その家に行くと、なぜかパパが二人もいて……。
まるで主婦のような小6男子、めぐるの夏休みの家出を描く。シングルファーザーの家庭が3組も登場する、ユニークな新作童話
(あらすじ)
ぼくは亀谷めぐる。小学6年生。おとうさんと二人暮らしだから、料理もそうじも洗濯もよくできる。ほとんど「シュフ」だ。
でも、おとうさんがあまりにも家事をやらなすぎて、もうげんかい! 夏休みがはじまったので、ぼくは家出することにきめた。
家出した先で出会った、さな・ひなという小さな女の子たち。その家に行くと、なぜかパパが二人もいて……。
※小学5年生以上の漢字にルビ付
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Posted by ブクログ
お父さんが家事をやらないことに業を煮やしたぼくは家出することにした。家出先で出会ったふたりの女の子。その家に行くと、何故かパパがふたりいるのだった。
シングルファーザーを扱った物語。様々な問題点が挙げられています。それを笑顔で乗り切ろう!というノリなんですね。対象年齢的にそうなるのかも知れませんが、本当にそれでいいのかなという疑問も感じます。
特に主人公の小学生が家事全般やるのを、いい子と描くのはどうかと思う。父親に頼んでいた家事が全くされておらず、そのため捨て損なったゴミ袋にハエがたかっていたのが直接的な原因となるのですが、主人公に「そんなこと」が原因であることが恥ずかしいという感情を抱かせるのです。
いや、ハエを見た時に今まで積もり積もったものが爆発した、今まで気付いてなかった自分の気持ちに気付いただけだろうと思うのです。それは怒っていいことだよ、悲しんでいいことだよと伝えたかった。何でも笑顔で乗り越えるのがいいことだとは思わないのです。
シングルファーザー家庭の共同生活が描かれているのは素敵です。はじめ主人公が出会った女の子たちにはふたりのパパがいるとわかった時、ゲイカップルのファミリーなのかなと思いましたが。
でもこの共同生活は法律上「家族」と認められないのですよね。何かあった時に「家族」とされないのは同性愛カップルだけじゃないのですね。家族の形についても考えさせられた作品でした。
Posted by ブクログ
とうとう僕は嫌になった!ウチにはお母さんがいなくて、家事は僕がして、お父さんはちっとも家事をきちんとしてくれない。友だちには小学生なのに「主婦みたい」って言われた。お父さんが家事をきちんとすると約束してくれるまで、家出をしてやる!
父子家庭の男の子が主人公・めぐる。主婦並みに家事をこなせる割に家出はかなり無計画ですが、その無計画さがひよんなことから同じ境遇の子どもたちとの出会いを生みます。ただし、めぐるとはちょっと違った父子家庭です。父子家庭の大変なところにスポットを当てつつそこからどう上手くやっていくかを朗らかに描いていますが、一方でその「大変さ」が日本社会の父親の在り方の問題点を浮き彫りにしているようにも思います。どうしてお父さんってこんなにたくさん働かないといけないんでしょうね。
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