市川哲也のレビュー一覧

  • 屋上の名探偵

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    名探偵である蜜柑花子の高校生時代を描いた作品。
    同級生の男の子と共に学校で起きる事件を解決していく筋道。
    テーマは『愛』です。

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    2025年11月09日
  • 名探偵の証明 蜜柑花子の栄光

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    名探偵の証明シリーズ3作目。
    4つの未解決事件を6日で解決するという時間制限のあるスピード感あふれる作品に仕上がっている。

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    2025年04月17日
  • 屋上の名探偵

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    漫画みたいなキャラクターで、さらっと楽しく読めました。ラノベってこういうこと?と、想像しながら読みました。

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    2024年12月26日
  • 名探偵の証明 密室館殺人事件

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     前作が『名探偵の生き様』だとすれば本作は『名探偵=死神ではないか』という名探偵故に背負わなければならない業をこれでもかという程描写されていて、それでも名探偵を全うする蜜柑花子の覚悟が伝わってきた改作だった。最終巻でどうなるのか楽しみ。

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    2024年11月17日
  • 名探偵の証明 密室館殺人事件

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    シリーズ2作目。
    名探偵とは何なのかを考えさせられる作品。
    名探偵という役目を背負った蜜柑花子には幸せになって欲しいと思う。
    次巻にも期待。

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    2024年09月08日
  • 名探偵の証明

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    2人の名探偵が登場する物語。
    名探偵も年を取り、能力の衰えを感じ葛藤する姿はこれまでの名探偵は万能だというイメージとは異なる物で楽しむことができた。
    事件のトリックよりも内面に重きを置いている小説。

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    2024年08月21日
  • 名探偵の証明 密室館殺人事件

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    一作目もかなり風変わりな名探偵ものでしたが、今作もそれに勝るとも劣りません。
    僕のこれまで読んできた名探偵譚の数などたかが知れてるけど、それでも読み終わった後に「こんな名探偵がいるのか⁉︎」あるいは「こんな名探偵もいるんや⁉︎」という驚きが、まずのしかかってきます。
    気づいてからいくつかの部分を読み返すと、その名探偵の言動が全く違う意味として認識されて、二度驚きます。
    これ以上言うことはありません。

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    2021年09月04日
  • 名探偵の証明

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    一世を風靡した名探偵の挫折から再生、そして名探偵とは何かを鮮烈に描いた本格推理。
    名探偵の存在意義や後期クイーン問題。答えは出ていない。名探偵が愛おしくてたまらなくなった。
    ハウダニットフーダニット、全く魅力がない。本作の評価はそこではない。彼ら彼女らの証明。名探偵の生き様に焦点をあて、フューチャーされない、されるべきではない物語となっている。
    ミステリの魅力に改めて気付かされる。ゴリゴリのトリックを求めている方は、一度本作で頭をリセットしてから、カーでも読み漁ろうか。

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    2018年01月18日
  • あの魔女を殺せ

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    ネタバレ

    真里が亜里沙で、命が事件に関係しているのは予想出来た。東野圭吾の『秘密』を思い出した。

    亜里沙も命もみんなぶっ飛んでておもしろい。

    魔女が死ぬと相手も死ぬという設定が斬新で面白かったし、人狼ジャッジメントを思い出した。

    最後近親相姦…真哉がほんとに気の毒。

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    2025年08月11日
  • 名探偵の証明

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    新旧の名探偵が合わさり事件を解く中で、「探偵」について考えさせられる小説でした。
    名探偵の存在に警鐘を鳴らしているというか。
    主人公はキザなハードボイルド風な旧名探偵(キャラが合わない人多いかも、、笑)
    新の方は旧に憧れたz世代女の子って感じでこちらは他で短編も出てるかな。

    「答えを聞いてなるほどと思えた問題は自分でも解けていた証拠」
    「探偵に必要なものは勘と運と想像力」
    名フェーズでした。





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    2025年06月08日
  • あの魔女を殺せ

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    これぞ、魔女だよ、な魔女が出てくるミステリ。残忍で独善的で探究心が強い、血で繋がる魔女の一族をきちんと書いてるの最近珍しいよね? 好き。そして、ある条件下でのみ人を生き返らせれるという魔術が、館モノのミステリに絡んできて面白い。

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    2025年05月04日
  • 名探偵の証明 蜜柑花子の栄光

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     名探偵・蜜柑花子は以前知り合った少女から「全国各地で起こった四つの未解決事件を6日以内に解かなければ母親を殺す」と脅されていることを知り全てを解決するために奔走するシリーズ完結編で、一つ一つの事件の密度の濃さや名探偵としての矜持を胸に事件を解決していく蜜柑が相変わらずカッコ良く、最後の思いもよらぬ展開を踏まえて名探偵の資質を持つ2人の決着の付け方も納得のいくものだった。欲をいえば前作、前々作のような『名探偵』を掘り下げた話も読んでみたかった。

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    2024年12月29日
  • 名探偵の証明

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     過去に大活躍した名探偵・屋敷啓次郎が衰え燻っている時に現役で大活躍している探偵・蜜柑花子と推理対決をすることになっていくが…というトリックやフーダニット以上に『名探偵の生き様』を鮮烈に描いたミステリーで、名探偵の存在意義を提示した異色作で面白かった。

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    2024年11月10日
  • あの魔女を殺せ

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    人形と魔術…どっちに注意を払って読んだら良いの?全方向注意を払った結果、結末に驚かされる。
    そういうこと?え? 
    題名「あの魔女を殺せ」なるほどな。最後まで読むとなぜ「あの」なのか、すっきりする。読んでいると、「あれら」とか「それら」とか「3人の」とかつけたいけど、「あの」なんだもんね、これが正解だわ!

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    2024年10月01日
  • 名探偵の証明

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    なんと2014年に一度読んでいて、すっかり忘れていて、再読。
    さらに笑えるのが、2014年当時の評価は☆2 w

    そうか、若かったときは、このくたびれたおっさん探偵と、態度悪(く見える)ジョシコーセー探偵の組み合わせが耐えられなかったんだな……。うん、少しくどいもんね。
    と、他人事のように10年前の自分も理解できたw

    が、今回おもしろかったのは、まさにそのくたびれたおっさん探偵のボヤキと後悔、次世代に繋ごうとする意志だった。
    ひたすらミステリを読んで、スレたぶん、「名探偵」という存在のアインビバレントも重々承知で、こういう物語も「アリ」だな、と思う。
    探偵が「推理する」ことの是非に真正面から

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    2024年08月28日
  • あの魔女を殺せ

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    ネタバレ

    祖先が開発した魔術を受け継ぐ姉妹
    その魔女達が連続して密室で殺外される
    魂を入れ替えられる秘術で狂う人生と憎悪を巧みに絡めたトリック
    描写がグロいですがホラーではなくミステリーです
    伏線の仕込みと回収にやや強引さがありましたが、登場人物の腹黒さでカバーしてます

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    2024年07月19日
  • あの魔女を殺せ

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    ネタバレ

     死んだ人間の魂を別の人間の肉体に移す魔術が存在することを前提とした特殊設定ミステリーで、グロテスクだけど何故か惹かれる生人形を作る常世三姉妹や妻を無くした後の娘の変化に戸惑う真哉、行方不明の姉の真相を探る御子柴などそれぞれの登場人物の描写が立っているのと、特殊設定だからこそ成り立つ意外な犯人に充分な満足感があった。

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    2024年06月10日
  • あの魔女を殺せ

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    魔術を使う恐ろしい三姉妹が、その恨みなどからか殺されてしまうミステリー作品。
    現実にはあり得ない設定ながらも過程や状況説明が丁寧で想像しやすいストーリーで読みやすかった。
    トリックや犯人については、なるほどと思いながらも少し飛躍しているというか突飛かなと思ったが、魔術が存在するという設定上、許せる範囲かなという感じ。
    終わり方も納得できる終わり方で読み応えのある作品であった。

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    2024年06月09日
  • 屋上の名探偵

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    ネタバレ

    久しぶりに蜜柑花子に会えました。読みやすいシリーズです。
    結局お姉さんと千賀さんの恋愛模様はどう着地したのか気になり過ぎる。

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    2024年05月08日
  • あの魔女を殺せ

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    "クローズド・サークル"ものかと思って読みはじめてみたら、なかなかおぞましい、そこはかとない恐ろしさがある物語だった。登場人物・命への姉たちの虐待シーンや、命たちの祖母の孫への虐待シーンは凄惨すぎる……。

    単なるミステリだけではなく、 "肉体から抜け出た魂を別のものへと移動させる"という魔術がつかえる魔女の一族の存在などオカルト?的な要素も盛り込んであり、連続殺人事件の動機やトリック、犯人の正体も驚くものになっている。
    最後は少し混乱するけれど、登場人物たちの怖さが引き立つラスト。


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    2024年04月01日