茂市久美子のレビュー一覧

  • ゆうすげ村の紙すき屋さん

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    ゆうすげ村の、紙すき屋さんのかえでさんとふしぎなお客さん達とのほのぼのしたお話集。中学年以上に勧めたい。

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    2023年08月03日
  • ゆうすげ村の紙すき屋さん

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    すばらしい、こういうのでいいんだよこういうので。と思わず何度も家族に言いました。心がほっこりするお話ばかり。流石茂市久美子さんです。

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    2023年07月22日
  • つるばら村のパン屋さん

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    くるみさんのパン屋さん、不思議なお客さんが来て、
    不思議に思いつつも、一生懸命パンを焼く。

    にぼしのお話がかわいいな。
    おそばやさんちのねこになったお祝い。
    そんな集会が開かれてるなんて。

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    2023年06月29日
  • おひさまやのおへんじシール

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    おひさまのシールを買ってわすれたものを声にだせば、すぐにはーいってへんじして手のひらまできてくれるのが、すごい

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    2023年05月27日
  • つるばら村のパン屋さん

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     ちょっと物寂しい気分の夜、読み始めました。主人公の「くるみさん」は一人暮らし。自分で焼いたパンを売って細々とくらしているみたい。ある晩、パンの注文もなく「だれでもいいから、パンの注文にきてほしいな」としょんぼりつぶやいたその夜から奇跡・・というかファンタジーが始まる。そこから、「タンポポのかおりとはちみつのまろやかなあまさがふわあっとひろがる」焼きたてパン、「かめばかむほどパンのこっくりしたおいしさがまして」くるどんぐりパン、「外側がぱりっとして中はしっとり、ふんわり」した三日月パンなどおいしそうなパンが続々と焼かれて香りまで漂ってきそう。ご飯食べたばっかりだったのに、パンが食べたくなって困

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    2023年04月26日
  • ごちそう たべに きてください

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    ネタバレ

    子ども向けの絵本、だと思うのですが、本物のように精緻な動物と植物の絵に、決して子どもがよく知っているとは言えない動植物も出てきて、意外性のある展開もあり、大人も一緒に楽しめる絵本だと思いました。一人で読みましたが、山菜など知らなさそうな小5の娘にも見せたいと思いました。

    知恵をしぼってひたすらおもてなしするウサギ。自分が食べる場面は出てこないのです。最後の山菜くらいは、後で食べるのか…

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    2023年03月12日
  • ゆうすげ村の小さな旅館

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    教科書に載っている2つのお話の間の季節にも、いろいろな物語があったのが、子どもたちにも読ませてあげたいなと思った。

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    2022年12月20日
  • つるばら村のパン屋さん

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    つるばら村は今は春です。野原に花が咲いて、雪解けの水が小川を流れています。
    くるみさんは、つるばら村で「三日月屋」という宅配のパン屋さんをやっています。でも最近はあまりお客さんも来てくれません。「パンの注文に来てくれないかな…」くるみさんのつぶやきは、春の風にのって山の方に運ばれます。

    その日の夜から、くるみさんの宅配パン屋さんには変わった注文が来るようになります。
    クマさんからの「タンポポのはちみつを入れたパンを焼いてください」、ホテルのお料理係のうさぎさんからの「三日月のパンを届けてください」、こびとさんたちからの「つるばらのジャムを入れたパンを焼きたいので台所を貸してください」
    くるみ

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    2022年11月01日
  • つるばら村の魔法のパン

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    ネタバレ

    つるばら村シリーズ、ついに最終巻!

    もちろん最後は、パン屋のくるみさんの話です。
    私の実家は岩手県に近い宮城県なので、読んでいると懐かしい景色や空気を思い出すことがよくありました。
    今回登場した「がんづき」は私も大好きで、コロナが収まったら宮城へ食べに帰りたいです(私は黒いがんづきと同じくらい、白くてしっとりしたがんづきも大好きです)。

    このシリーズを読み始めた頃は、子供が1人では読めなくて読み聞かせをしていましたが、今では苦もなくスラスラと読めるようになりました。

    これからは茂市さんの他の本も読んでみたいです。

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    2022年07月18日
  • つるばら村の魔法のパン

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    つるばら村シリーズ最終巻!ついに読み終わってしまった。1巻の頃からもう10年経ってる。
    イラストレーターも初期の頃の人に戻っていて懐かしい。
    やっぱりパンの美味しそうな描写とくるみさんの食への物凄い探究心が良い。
    はちみつやさんのナオシさんとの関係も、そろそろ結婚しているかと思ったら、あんまり進展していなくて気をもむ(笑)。
    シリーズで登場したキャラクターたちもちょっと出てくるのでうれしい。

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    2021年09月17日
  • つるばら村の大工さん

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    『つるばら村のレストラン』で登場した素敵な山小屋。その山小屋を作った人の孫の大工さんが主人公の話。前作を読んでいると余計にうれしい繋がりかも。
    今回は独立したての大工さんが森の動物たちの頼み事を聞きながら商売を軌道に乗せていく。自営業をはじめたての頃ってあんまりお金にならなくても、地縁を作っていくものなのかな。
    最後の章で、勇一さんが「どうか、ここが、レストランになりますように。」と祈るようにつぶやいているけど。そもそもこの山小屋の所有権は勇一さんでは?(あるいは勇一さんと血縁の近い人)と思ってしまった。

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    2021年09月17日
  • つるばら村のレストラン

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    面白かった。
    はがまで炊いたご飯やキノコのシチューとか、出てくる料理がおいしそう。
    やっぱりつるばら村(というか今回は月見が原の山小屋でしたけど)のシリーズは面白い。
    青葉のアルコールなんて知らなかったから、一度嗅いでみたいな、と思った。

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    2021年09月17日
  • つるばら村の理容師さん

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    つるばら村のシリーズを続けて読んでいる。
    今回は理容師のこのはさん(もうすぐ60才)。
    旦那さんにはずいぶん前に先立たれたけれど、未だに結婚指輪を大切にしているところも、たった一人で商売しながら暮らしているのも素敵。
    そんな女性がファンタジックな森のお客さまと物語を作っているのが何より良かった。

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    2021年09月15日
  • つるばら村の家具屋さん

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    つるばら村シリーズ、今回は猫のニボシが用意したラブチェアの持ち主の家具屋さんが主人公。
    この村では森の動物たちや星座までお客さまとして来るんだなあ。
    いつも通り面白い。
    あとがきも林太郎さんの由来がわかったり、熊の子のミイラの話とかも面白かった。

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    2021年09月13日
  • つるばら村のはちみつ屋さん

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    今回ははちみつ屋さんのナオシさんが主人公。
    くるみさんはパンばかりだったけれど、ナオシさんはおにぎりやコーヒー、お布団まで出てくる。
    くるみさんはナオシさんのことを、「お前」とか呼んできて口が悪い!とまだ好きじゃなかった。
    でもナオシさんから見ると、くるみさんは素敵なコンサートに誘いたい女性なんだなあ。
    「あとがき」では作者の養蜂家への想いが書かれていて、そういえば「はちみつのパン」も2回も登場したものな、と思ったりした。

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    2021年09月11日
  • つるばら村のくるみさん

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    くるみさんの三日月屋にライバルのパン屋が登場。
    名前も三日月ベーカリーだし。これは意識しちゃうよね。
    今回もファンタジックで素敵な話がいっぱい。
    わし座の青年にドキドキしたり、猫のニボシにお節介焼かれたり。くるみさん、お年頃なんだなあ。

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    2021年09月11日
  • つるばら村の三日月屋さん

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    前作から引き続き読んだ。
    くるみさん、駅前にお店を持ててる!
    今回は短い季節に合わせたお話がたくさん入っていて、雑誌で1話ずつ読めたら素敵だろうな、と思った。(実際に連載していたようですね)
    パン屋さんって発酵に時間がかかるから、朝もとても早くて大変だけど、くるみさんはお客さまが頼めば大急ぎでその人のためにパンを焼いてあげて、働き者だなあと感心してしまう。
    甘いパンが多いので、次はフランスパンとかも登場させて欲しいなと思った。

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    2021年09月11日
  • つるばら村のパン屋さん

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    せっかく開店したのに全然お客さんが来ないパン屋さん。「だれでもいいから、パンの注文にきてほしいな。」と呟いたら、森の動物がお客さまとして来てくれた。
    特別な音を聞かせながら作るハチミツのパンも、キツネの恋心が感じられるドングリのパンも、食べるとツルバラの香りがはじけるジャムパンも、みーんな美味しそう。
    今日はパン屋さんに行こうかな、と思った。

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    2021年09月11日
  • つるばら村のパン屋さん

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    なかなか儲からないだろうお客さんばかり来るパン屋さんのお話。笑 そうやって利益を得られないことにも一生懸命になれるほうが最終的に自分も人もハッピーになる。世界であってほしいですね。

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    2021年09月02日
  • またたびトラベル物語招福堂のまねきねこ

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    「後かいしない旅」というお話が一番おもしろかった。このお話の主人公のみさきさんが、いやなことがあると、いつも心の中で顔をしかめていたところが好きだった。みさきさんは、おもしろい。おしゃれに気を配っているし、他の人に変に思われるのがいやなんだと思う。
    ぼくは、いやなことがあると、あばれる。みさきさんより悪いかな。他の人に変に思われるのはいやだから、家の中だけだけど。
    でも、みさきさんは、とちゅうからにこにこ顔の人になった。楽しさを見つけられるようになったんだな。いいな。ぼくもやってみる。
    ねこには人を幸せにするこう果があるのかな。ぼくはそう思ったけど、ねこがきらいな人は幸せになれないかな。いいこ

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    2021年08月15日