茂市久美子のレビュー一覧
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、菊池恭子さん。
ひろしは、お父さんとお母さんと三人で、山にかこまれた町の、秋山荘というアパートにすんでいます。
ひろしは、小学三年生です。
アパートの近くには、稲荷前商店街というアーケードがあって、ひと月に一度、日曜市がひらかれます。
三月の日曜市でのことでした。わかい男の人のみせで、足をとめました。
そこでは、めずらしいヤマナシのシロップづけとヤマブドウのジャムのびんをならべていたのです。
お母さんは、ひとびんずつ買いました。
すると、店の人が、「よかったら、応募してください。」と、手書きのチラシと応募用紙を、お母さんにさしだしました。
本日、当店をご利用くださいましたお客さまに、
すてきなプレゼントがあたります。
おすきなものをひとつえらんで、ご応募ください。
1 お山ですごす一週間
夏休みのあいだ、山の家で、
一週間すごせます。
ただし、小学生のお子さんのみ。一名様
2 お山からのごちそう
秋の山のめぐみをおとどけします。一名様
3 お山からのおたより
山の子どもから、おたよりがとときます。
一名様
お母さんは、ひろしのへんじを聞かずに、一番に応募しました。
そして、そんなことをわすれていた夏休み前に、とうせん手紙がとどきました。
ひろしは、お母さんにすすめられて、お山に一週間行くことになりました………!
もくじ
お山からのプレゼント
けんたの家
ひらがなの先生
おいなり山のキツネ
マイタケとシメジ
お山からのおたより
ふしぎなぐうぜん
ひみつ
あとがき
このお話も、茂市久美子の故郷がモデルになっています。小学三年生のひろしくんがお山で体験する農家の生が、ほのぼのと描かれています。
そして、秋山荘に住む、カメラマンの若い男の人と、一人で住むおばあちゃんとの交流のお話が、ほっこりと優しさを醸し出しています。
童話の面白さに心温める一時を過ごせました♪ -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、中村悦子さん。
『つるばら村』シリーズの十冊目です。
最終巻になります。
パン職人のくるみさんの「三日月屋」のお話です。
もくじ
ありすさんのお茶会
緑のカーテン
忘れ山のやまんば
雪むかえ
クリスマスのパン
ウサギのホテル
春の手伝い
魔法の酵母
あとがき
茂市久美子さんが、古里に帰られるたびに、物語の構想が浮かび、続けて書かれてきたシリーズです。
田舎の雰囲気が、メルヘンの限りない憧れを産む美しいファンタジーに、心が温かみを与えてくれますね。『つるばら村』シリーズは、おしまいですが、茂市久美子さんのファンタジーは、続きます。
次の本にめぐり会うのが楽しみですね(=^ェ^=) -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、柿田ゆかりさん。
『つるばら村』シリーズの八作目です。
つるばら村に、大森勇一さんという、若い大工さんがすんでいます。
学校を卒業して大工の親方のもとに弟子入りし、何年も修行をして、この春、独立したばかりです。
ひとりですんでいる家のうらには、小さな作業小屋があります。おとなりには、このはさんの「つるばら理容店」があります。
勇一さんは、おじいさんの勇吉さんにあこがれて、大工になったのです。
勇吉さんがとおい昔にたてた、
月見が原の小屋を手入れしてから、
勇一さんのもとに、
ふしぎな仕事がまいこむことになります。
季節のかがやきにみちた、
十二のやさしいファンタジーです。
もくじ
おじいさんさんの小屋
モグラの井戸
カエルのラジオ
キツネのお面
よもぎ堂の入浴剤
もみじの茶店
冬の合宿所
初夢のねむる部屋
タヌキのダイコン
南風のプレゼント
クマのわすれもの
山小屋のレストラン
あとがき
あとがきに、『子どものころから、大工さんは、とても身近な存在でした。というのも、近所に、母の叔父にあたる、大工のおじさんが住んでいたからです。おじさんの名前は、和美勇夫といいました。
おじさんは、もうずいぶん前に亡くなり、おじさんのあとを、三男の雅夫さんがついでいます。今回、この物語を書くにあたり、大工道具や、仕事について、いろいろ教えてもらいました。』と、語られています。
いつもながら、身近な話題から、ほのぼのとしたメルヘンを紡がれています。今回も、ふしぎな精霊やどうぶつのたちが活躍します。
茂市久美子さんのファンタジーを読むと、ほんわりと心がやすらぎと温かさにつつまれますね(=^ェ^=)
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、柿田ゆかりさん。
つるばら村に、小さなお店があります。
名まえは、「ひまわり洋品店」といいます。
ここでは、洋服のほかに、ちょっとしたアクセサリーやバッグ、糸やボタンたど、洋服にかかわるものをいろいろとりそろえて売っています。
お店をきりもりしているのは、林はるかさんという、若い奥さんです。かぞくは、夫の晴郎さんと年長さんのむすめの陽菜ちゃんです。
ふしぎにみちた、十二か月のファンタジーです。
もくじ
木の葉のブローチ
まほうのスカーフ
天の川のひしゃく
ウサギの蚊帳
月見が原のもちつき
みこしが原の秋まつり
イノシンのやきいも
聖夜の星
雪のルーペ
節分荘のお客さま
キツネのひなまつり
ブローチのひみつ
あとがき
あとがきに『子どものころから近所にある、遠藤洋品店が、この物語のヒントになりました。』と、つづられています。
茂市久美子さんの、あふれるメルヘンへの思いは田舎の風景と共に、大きく膨らんでいますね。
柿田ゆかりさんも、そのファンタジーをしっかり受け止めて、柔らかくやさしい絵を添えられています。
つるばら村のお話は、さらにほほえましさをふくらませていきます(=^ェ^=) -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、柿田ゆかりさん。
『つるばら村』シリーズの六冊目です。
つるばら村に、「つるばら理容店」という、小さな理容店があります。
店の外では、赤と白と青のサインポールが、くるくるまわっています。
この店は、山野このはさんという、もうすぐ六十歳になる、おばさんが、ひとりでやっています。
このはさんは、花が大好きです。店の前には、いつも、たくさんの植木鉢がならんで、季節の花を咲かせています。
はるかさんという、通りの向かい側にある「ひまわり用品店」に若い奥さんがいます。ふたりは、親子ほど年がはなれていますが、大のなかよしで、おたがいの家を、しょっちゅういったりきたりしています。
「つるばら理容店」にやって来る、動物たちや精霊と、このはさん、はるかさんのお話です。
もくじ
まほうのショール
ふしぎなくつ
砥石
山んばの錦
風力発電
ネズミのお礼
夢
あとがき
あとがきに「小学五年生のとき、わが家の近所に、小さな理容店ができました。
お店をひらいたのは、小林節子さんという、当時二十歳をちょっとすぎばかりの、笑顔がすてきな、やさしいおねえさんでした。」
この小林節子さんが、茂市久美子さんのお話を点訳されるそうです。それが縁で、色々お話をしていく内に、お話のヒントを得られて、この物語ができたそうです。
身近な話題から、やさしいファンタジーが紡ぎだされて、可愛らしいメルヘンが生まれました。
つるばら村のメンバーも、もちろんお話に加わります。ますますシリーズは、面白くなりますね(=^ェ^=) -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、柿田ゆかりさん。
『つるばら村』シリーズの五冊目ですね。
つるばら村でいちばん高い山は、笛吹き山といいます。
山は、ふもとまで、ブナの森におおわれています。
この森には、トチノキやシナノキなど、みつばちが、花のみつをあつめられる木がたくさんはえています。
村井ナオシさんという若い養蜂家が、この山のふもとに、ひとりですんでいます。
養蜂家には、花をおいかけて、南から北へと、みつばちの巣箱を移動させながら暮らしているひともいますが、ナオシさんは、一年じゅう、笛吹き山のふもとで、みつばちを飼って、暮らしています。
5月から始まって一年をとおして、ナオシさんのもとにやって来る不思議なお客さんのお話です。
もくじ
春はじめてのはちみつ
花の番人
七夕のケーキ
ウサギのコーヒー
天狗のうちわ
イノシンのつなひき
落ち葉のふとん
クリスマスのイチゴ
山の染め物屋
冬将軍のろうそく
南風のシャベル
まほうの手
あとがき
ナオシさんのもとに、やって来る動物や精霊たちは、それぞれ好みの花のはちみつを欲しがります。
そして、それを手にいれると、不思議な魔法をみせてくれます。
なかよしの、パン職人のくるみさんと、黒ねこのニボシも、もちろん登場します。
あとがきに、茂市久美子さんは、この物語を作るときに二人の養蜂家の方と交流されたそうです。
茂市久美子さんの物語の肌触りの良さはこの辺りに秘密があるようですね(=^ェ^=)
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茂市久美子さんの童話ですね。
『つるばら村』シリーズの四冊目です。
絵は、柿田ゆかりさん(埼玉生まれ)
日本デザイン専門学校卒業。イラストレーター。
つるばら村に、「青木家具店」という、注文家具をつくる家具屋さんがあります。
お店の主人は、青木林太郎さんといって、奥さんと、五歳になる男の子がひとりいます。
奥さんの美樹さんは、都会生まれの都会そだちです。木工が大好きで、結婚するまえ、木工の勉強をしていました。そして、木工が縁で、林太郎と知りあい、つるばら村にお嫁にきました。
美樹さんが、おもにつくるのは、お盆や額縁など、小さなものです。
五歳のむすこさんは、幹太といいます。
仲良し家族と、動物や精霊のお客さんとの心温まる、ほのぼのメルヘンです♪
もくじ
家具屋さんのラブチェア
キツネのたんす
トチノキのスプーン
家宝になったお皿
ミズメの長持
ウサギのかんばん
星をとる鉤
大みそかのお客さま
クルミの椅子
春の木山の春まつり
ふしぎなクリの板
あらしでたおれたヤマザクラ
あとがき
あとがきに、この物語のモデルになった岩手の家具屋さんのお話がとても素敵でした。
柿田ゆかりさんの絵も、柔らかなタッチで、ほんわりとしたやさしさが、物語を包みます。
パン屋のくるみさんとネコのニボシ、養蜂家ナオシさんも登場します。
ますます面白くなる「つるばら村」シリーズの次の作品が楽しみですね(=^ェ^=) -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、中村悦子さん。
『つるばら村』シリーズの三冊目です。
つるばら村の駅前に、赤い屋根の小さなお店があります。
パン職人のくるみさんがひらいた「三日月屋」というパン屋さんです。
三日月屋は、駅前にできてから三年になります。
おみせのの屋根は、現在トタンですが、くるみさんは、長い間、外国を旅したときに見かけた赤いれんが屋根のパン屋さんにあこがれてきて、自分のお店も、ゆくゆくは、赤いれんが屋根にしたいと思っています。
ところが、ちかごろ、お客さんがさっぱりです。
どうやら新しいパン屋さんが、あさひ町にできて、ライトバンで売りにきているようです。
なんと、ライバルのお店の名前が「三日月ベーカリー」です。
あいぼうのネコのニボシと作戦開始です………
もくじ
三日月のパン
プリンのパン
七夕のパン
台風のパン
天狗のパン
節分のパン
デートのパン
あとがき
今回から、養蜂家のナオシさんが登場します。
くるみさんがつかうハチミツはナオシさんのところのものです。ぶっきらぼうだけど、青年のナオシさんは、ちょっと気になります。
ニボシは、くるみさんとナオシさんを、くっつけようと作戦を考えます。
少しずつ物語が広がっていきます。
やさしさとほのぼのとしたメルヘンは、動物や精霊の助けを借りながら、くるみさんのがんばる姿に応援しながら読む楽しみが増えていきますね(=^ェ^=) -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、中村悦子さん。
『つるばら村』シリーズの二冊目です。
つるばら村の駅前に、赤いトタン屋根の小さなお店ができました。
パン職人のくるみさんがひらいた、「三日月屋」というパン屋さんです。
それまで、くるみさんは、宅配のパン屋さんでした。駅前にお店をひらくのが夢で、それがこの春、やっと実現したのです。
「三日月屋」の一年を描いた童話です。
もちろん、お客さんは、精霊や動物たちもやって来ます。
もくじ
キツネのパン
カッパのパン
カエルのパン
魔術師のパン
十五夜のパン
はちみつのパン
木枯らしのパン
クリスマスのパン
ウサギのパン
バレンタインデーのパン
春風のパン
結婚式のパン
あとがき
『くるみさんの物語を書きはじめてから、ずいぶんいろいろなパンを食べました。
めずらしいパンのことを知ると、電車で、わざわざ買いにでかけたりもしました。』と、あとがきに綴られています。
くるみさんが作る『三日月パン』は、クロワッサンのことなのも、紹介されています。
動物や精霊の魔法のかかったパンの味が気になりますね。
私も、パンは大好きですから、珍しいジャムが出てくると探したくなります。
物語は、まだまだ続くようですから、楽しみです。
もちろん、中村悦子さんの、可愛らしいほのぼのした絵も楽しみの一つです(=^ェ^=) -
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茂一久美子さんの「どうぶつのかぞく」シリーズの童話ですね。
絵は、しもかわらゆみさん。
監修は、動物学の第一人者の今泉忠明先生。
キリンのサラが、子どもをうむところから、はじまります。
子どもの名前は、ララ。
キリンの親子を通して、キリンの事がわかるお話です。茂市久美子さんのいつものメルヘンとは違いますが、リアルさにファンタジーを合わせて、キリンの生態がわかりやすく愉しく学べます。
しもかわらゆみさんの、素敵で美しい精密画が、やさしく柔らかに物語を案内します♪
キリンの親子は、愛情が豊かで生きる知恵にあふれている事がよくわかりました。
巻末に『キリンのまめちしき、キリンにちょっぴりくわしくなるオマケのおはなし』が、記されていて、キリンがもっと好きになりますよ。
とても楽しいお話でした(=^ェ^=)
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茂市久美子さんのファンタジー童話ですね。
絵は、門田律子さん(愛媛県生まれ)
挿絵画家、絵本作家。
『ゆうすげ村の小さな旅館』の続篇です。
ゆうすげ旅館のつぼみさんの親戚の原田かえでさんが、『やまが和紙』という工房で和紙を作り始めました。そこには、いろんな不思議なお客さんがやってきます。
もくじ
プロローグ
源兵衛山のフクロウ便
魔法の糸
ねがい薬
ウサギのポトフ
雪あかりのやどる紙
カモシカ生花店
エピローグ
『ゆうすげ村の小さな旅館』よりも、さらにファンタジーにあふれる物語が、愉しくメルヘンの世界に誘います。
かえでさんも、登場する人間に扮した動物や精霊たちと、不思議な世界に誘われます。
読んでいて、幸せな気分になれる不思議な不思議なメルヘンは、茂市久美子さんのやさしさにあふれていますね(=^ェ^=) -
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ネタバレ『アンティーク・シオンの小さなきせき』
茂市久美子 作
黒井 健 絵
高原の町の外れにある骨董店、アンティーク・シオン。
主は魔女のような雰囲気のあるシオンさん。お店のドアを開けると、椅子の上で丸くなった黒ネコが出迎えてくれます。
店内には、シオンさんが遠い外国を旅して”連れてきた”品々が並んでいます。骨董品に呼び寄せられたお客様と、その品物にまつわる、ちょっと不思議な6つのお話です。
第一話 大きな古時計
第二話 銀の針
第三話 女神の像
第四話 おばあさんのお皿
第五話 マリーの首かざり
第六話 シオンの時間
一話では若いサラリーマンの雅治さんが、連休を利用して山登りにきた帰り道、偶然立ち寄ったお店で大きな古い時計が目に留まります。子どものころに読んだ童話を思い出し、「時計が十三回鳴ったあとに、だれも知らない魔法の時間が一時間訪れるー。」どんなことが、起こるでしょうか、そして雅治さんの心にどんな変化が起きるのでしょうか。
二話目『銀の針』 白い野バラが咲き始めた六月。都会から実家に帰ってきた若い女性の梢さん。洋裁の専門学校を出てから勤めていた洋裁店がつぶれてしまい、失業中です。そんな梢さんの目に留まったのは、”小さな丸い陶器にピンクッションを入れた針さし”でした。1本の”銀色の針”が刺さったその品物との出会いが、梢さんに奇跡を起こします。(白い野ばらのウエディングドレスと狐の嫁入り)
三話目『女神の像』 高原が蝉しぐれに包まれるころ、白髪の目立つ紳士が訪れます。オムレツ専門店を全国展開するレストランの経営者である西島さんは、骨董品が苦手です。お店の業績不振、骨董好きでもあった妻の家出、守りたい一号店の高原の店。”女神像”が見せてくれた奇跡に、西島さんの心情にも変化が。
四話目『おばあさんのお皿』、萩や藤袴が紫色の花をさかせるころ、風呂敷包みをかかえておばあさんがやってきます。中には家族との想い出深い大皿が一枚。一人暮らしになったおばあさんには、都会で暮らす息子から同居の話がきています。物の処分を考え持ち込んだ古伊万里の大皿は、おばあんさんにどんな奇跡をもたらすでしょうか。心に沁みます。
五話目『マリーの首飾り』 ここでは、黒ネコのフィンが不思議な体験をします。高原は一面の銀世界。真夜中にめを覚ましたマフィンは、満月に誘われるように、二百歳の女の子の誕生日を祝うパーティに迷い込みます。満月の夜に、骨董たちの記憶が解かれるお話です。
六話目『シオンの時間』 シオンの花言葉は「追憶」。四話、五話のお話が、優しく繋がります。おばあさんと二人のお孫さん、満月の夜の願い事、いろんな想いが優しく包み込まれた時間でした。
高原の林の中にひっそりと立つアンティーク・シオン、行ってみたいですね。(*´︶`*)
(ひだまりトマトさん、茂市久美子さんのご本には、懐かしさや優しさがありますね。今回も心地良い読書の時間でした。ありがとうございました。(*´︶`*)) -
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茂市久美子さんのフェアリーティールですね。
絵は、菊池恭子さん(千葉県生まれ)グラフィックデザイナー、挿絵画家。
ゆうすげ村に、ゆうすげ旅館という一軒の旅館があります。
小さな旅館で、年とったおかみさんが、ひとりで、旅館をきりもりしています。
おかみさんの名前は、原田つぼみさんといいます。
ゆうすげ旅館にやって来る、人間に変装した動物や妖精たちが織り成すファンタジーです。
もくじ
ウサギのダイコン
満月の水
天の川のたんざく
ゆうすげ平の盆踊り
おだんごのすきなお客さま
霜のふる夜に
干し柿
お正月さんのぽち袋
七草
帽子をとらないお客さま
花の旅の添乗員
クマの風船
六月から始まって、ゆうすげ旅館の一年を連作でお話が続きます。
茂市久美子さんのお話は、子どもたちが「あんなことがあったら、いいなあ。こんなことがおきたら、いいなあ。」という思う心に寄り添って、ほっこりとしたメルヘンを浮かび上がらせています♪
この本も、読んでいて心がワクワクとウキウキに包まれますね!
菊池恭子さんの絵が、墨絵のような柔らかなユーモアに満ちたほんわりと、やさしさに包みます。
ゆうすげ村のお話は、もう一冊あるようですから、そちらも楽しみたいですね。 -
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、黒井健さん。
迷路のように続く、細い路地のつきあたりに、ひどくおんぼろな木造の二階建てアバウトが建っています。建物のよこについた階段は、ぼろぼろにさびて、ところどころあながあいています。
このアパートの名前は、またたび荘。一階に、小さな旅行会社があります。またたびトラベルです。
またたびトラベルは、ふつうの旅行会社ではありません。
自分の望みとは、ちがうところに旅行することになります。有名な観光地や、レストラン・ブランドのお店とも無縁です。料金は、お金ではありません。
短編連作の不思議な旅行会社にようこそ!
もくじ
プロローグ
1 不思議な旅行会社
2 サフラン畑のひみつ
3 最高のおくりもの
4 あやしい占い師
5 流れ星に願いを
6 ラング・ドゥ・シャ
エピローグ
またたびトラベルに、さそわれるようにお客さんがやってきます。そして、予期せぬ心温まる経験をすることになりますが………?
愉しいほんわりするお話です。
猫がいたるところに出てきますから、猫好きにはたまりせん♪
どこかで、『またたびトラベル』を見かけませんでしたか?