茂市久美子のレビュー一覧
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今回の主人公は三日月屋ではなく青木家具店です。
青木家具店に来るお客さんも動物やら妖怪やらで賑やか。
特に印象に残ったのは木馬の話。
私の生活では青木家具店のような家具屋さんは全く縁がなく、むしろ近付きにくいイメージがありました。
近所にこんな素敵な工房があったらいいのにな。Posted by ブクログ -
三日月屋をひらいてから3年が過ぎました。
くるみさんは相変わらず元気にパンを焼いていますが、今回はライバル店の出現で…。
私はパン屋さんのパンが好きなのですが、パン屋さんの気持ちというのを初めて考えさせられました。
いくらお気に入りのパン屋さんがあっても、新しいお店が出来たら絶対に一度は買いに行っ...続きを読むPosted by ブクログ -
ようやく駅前にパン屋さんを開くことになったくるみさん。
その三日月屋さんの一年間のお話。
一月ごとに短い短編になっていて、とても読みやすいです。
どのパンも美味しそうで、私も食べてみたくなりました。
バレンタインのユキちゃんの話しが1番好きです。Posted by ブクログ -
茂市久美子さんらしい季節おりおりを題材にしたファンタジックなお話。今回の主役は旅館のおかみさん。
お客さんの職業や行く先を割と根掘り葉掘り聞きたがるのには驚いてしまった。
行き先を雪山と言われたら流石に心配になってしまう気持ちもわかるけれど、添乗員さんのお客さんのことまで掘り返すのはちょっと余計なお...続きを読むPosted by ブクログ -
「三日月屋」という名前のパン屋さんのお話。
小学生が読むのにちょうど良さそうだと思っていたけど、低学年が一人で読むのにはまだ難しかったようで、一晩に一話ずつ読んで聞かせました。
内容はかなり私の好みで、動物と会話をしたりファンタジーの世界。
この本の後にも「つるばら村シリーズ」として続くようなの...続きを読むPosted by ブクログ -
つるばら村の洋服屋さんの話。このはさんの理容室のお向かいのお店ですね!
今回は1話めの「木の葉のブローチ」と最後の「ブローチのひみつ」の章で繋がりがある。
あと洋服は高価だから、精霊や動物のお客さまもちゃんとお代を払っている。パン屋さんではあんなに「代わりのもので」と言われてたのにね。
シリーズが続...続きを読むPosted by ブクログ -
つるばら村のパン屋さん、三日月屋。いろんなお客さんたちにパンを作るくるみさんのお話。くまのはちみつパン、キツネのドングリパン、うさぎの三日月パン、北風のクリスマスのパン、ネコのあんこパン、妖精?のジャムパン。不思議なお客様からの注文するパンは、どれもおいしそうで食べたくなった。Posted by ブクログ
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イラストの可愛さに惹かれて、息子に読み聞かせようと思っていたら…私がハマって読んでしまいました。ペンギンには当たり前の子育てと自立なのだろうけれど、保育園に入ったばかりの息子と被って涙。
ファーストペンギンをわが子に任せるって重いなぁ。私に出来るだろうか。Posted by ブクログ -
森の中にひっそりと佇むアンティークショップ。
お店にあるアンティークの品々にまつわる物語。
どのお話も素敵で心温まるお話。
第二話、銀の針がお気に入りかな^^
誰かが使った使用済みの古い道具、私もちょっと敬遠する気持ちが強かったけれど。
私と出会うのを待ってくれていたものって考えると、それはまた...続きを読むPosted by ブクログ -
つぼみさんが営む小さな旅館。
ほっと一息つけそうなあたたかい旅館。
うさぎの大根、おいしそう。
季節を感じさせるいろんなお客さんがやってくる小さな旅館。日常を抜け出して行ってみたい。Posted by ブクログ -
◆きっかけ
松永暢史さんが著作の中でおすすめ児童書としてあげていて。シリーズの洋服屋さんもきになる。2016/12/28
◆感想
可愛いファンタジー。登場する変わったパンたちの匂いが漂ってきそう。
2017/6/27Posted by ブクログ -
つるばら村の家具屋さんには、動物や山の精霊たちが家具作りのお願いにやって来るのです。
キツネの嫁入り道具のキリのたんす、入道雲を入れるミズメの長持、人形のためのクルミの椅子などなど、短めのお話の中にほのぼのドキドキびっくりが詰め込まれています。家具や道具作りに選ばれる材料となる木の特徴も紹介されてい...続きを読むPosted by ブクログ -
『またたびトラベル』第二弾。
前作より、もっとほっこりします♪
猫好きのみなさん、想像してみて下さい。
真夜中の温泉露天風呂、
そこには頭にタオルをのせたネコちゃんが、いっぱい!
「あ~ごくらく、ごくらく」と、
気持ちよさそうに、星空を眺めていたら?
あ~~、もう、癒されます!
そして、今回も...続きを読むPosted by ブクログ -
つるばら村のおばあちゃんちへやって来たくるみさん。自分のパン屋さんのお店を持つ事を夢みて頑張っているところに不思議なお客さん達がやってきます。動物だったり妖精だったり。頂くお代もお金ではなく、春の音の入ったレコードだったり葉っぱの宿泊券だったりと魅力とわくわくがいっぱい。何よりもくるみさんが焼くパン...続きを読むPosted by ブクログ
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魔女の先生方は頼りになるけど、いつも秘密めいていて、気まぐれで。
そして若者に試練を与える。
でも、その全てが未来を見据えた必要な行動だから、やっぱり頭が上がらない。
現実の先生方も、それぐらい信頼できる人だったらいいのにね。
茂市さんらしい、スタンダードな魔女物語。Posted by ブクログ