坪野圭介のレビュー一覧

  • どこかで叫びが

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    アフリカ系の経験、差別や暴力を題材としたブラック・ホラー。19編ありどれも読み応えのある佳作だと感じました。不穏な「目」が見えてしまう倒錯を描いた「不躾なまなざし」、サイコホラーの趣きがある「片割れ」が特に気に入りました。

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    2025年11月22日
  • サスペンス小説の書き方

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    ネタバレ

    世界的に有名なサスペンス小説家パトリシア・ハイスミスの作品。具体的な、もしくは小手先のテクニックではなく、すべての物語りを作る人に向けて書かれた指南書だった。
    ハイスミス自身はサスペンス小説家という枠に捉われることなく、自身の心にある世界をただ描き続けていただけだったようだ。

    第1章 アイディアの目
    第2章 主に経験を用いることについて
    第3章 サスペンス短編小説
    第4章 発展させること
    第5章 プロットを立てる
    第6章 第一稿
    第7章 行き詰まり
    第8章 第二稿
    第9章 改稿
    第10章 長編小説の事例『ガラスの独房』
    第11章 サスペンスについての一般的な事柄

    本書を読むとパトリシア・ハ

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    2025年06月18日
  • サスペンス小説の書き方

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    60年前の著書と思えないほど古びない内容でした。題名で誤解を生みそうですが、サスペンスという分野はほぼ関係なく読めます。一般的にフィクション小説を書こうとしている人なら普遍的に通じる話がほとんどだと思います。
    著者の考え方、感じ方がとても自分には合っていて、読後は付箋だらけになりました。特に行き詰まった時や失敗についてどう捉えるか、というのを扱った指南書はなかなかなく、他の人がどうしているのかとても気になっていた部分でもあり、非常に参考になりまた勇気づけられました。いつでも読み返せるよう本棚に置いておきたい一冊です。

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    2024年08月17日
  • マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン

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    アメコミの「数ヶ月前」「数年前」のあてにならなさはこういう話だとややこしい。『ニュー・〜』誌と逆に人類の反撃の予兆が(比較的)多めで読み味は楽。夫妻の破局から地続きで描かれるピムの悲嘆に深みがある。

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    2019年03月15日
  • ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー

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    エクアドルでのアドベンチャーレース世界選手権でスウェーデンチームなミカエルの前に現れた犬、アーサーの物語。
    はじめのうちは過去と現在が混在していて読みづらかったが、すぐに引き込まれる。

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    2017年12月04日
  • ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー

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    読みたい!とおもったときが読みどき、
    ということでブックファーストで買って、
    そのまま一気にカフェで読み終えました。

    ジャングルでのレース中に野良犬と出会う、
    というストーリーそのものが興味深く、
    そこを期待して買ったのですが、
    読み終えた今「読んでよかったな」とおもったのは
    書き手が一人称でほぼすべての場面において、
    そのとき何を思ったのか、どう感じたのか、どう判断したのか、
    を、ていねいに書いてある点でした。
    「不眠不休で山を登り川を渡り、歩き続けられるひとって、
    こういうふうに自分と関わっているんだ」
    というのがよくわかった。

    後半の社会との関わり方はすばらしいと感じたし、
    そして、

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    2017年05月13日
  • マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ

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    「シビル・ウォー」により分裂したアベンジャーズのうち、体制側のメンバーの話を描く『マイティ・アベンジャーズ』誌の最初の闘いが描かれた一冊。

    体制側ということでニューアベンジャーズ誌と異なり、純粋にヴィランとの対決に集中できるようなのか、いきなり強大な古参ヴィランとの対決が描かれているのがたまらない。長らくヒーロー同士の話ばかり読んでいた状況にはとてもありがたく、かつ楽しい。

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    2016年01月01日
  • マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ

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    社長女体化!(正確に言えば違うけど) あと息子のために建設現場で働くパパこと軍神アレスが可愛い。物語上唯一の正規のアベンジャーズでありニューと比べるとアベンジャーズ感が増し増しな編成にもかかわらずニューよりもぎくしゃくしてる関係と空中分解しそうでなんとか堪えているような雰囲気が素晴らしい。

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    2013年08月14日
  • マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ

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    しかしトニーとキャロルがアベンジャーズを選ぶ基準がシビルウォー以降のニューアベンジャーズなのがどうなの?って思った(笑)。セントリーが大活躍なのは嬉し恥ずかし。女体化トニーも見所です。

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    2013年02月18日
  • 大人が身につけておきたい算数力

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    2012年6月12日現在
    算数・数学教養本の中で一番わかりやすく自分なりに理解できた一冊

    算数の考え方が手に取るようにわかる一冊。
    続刊を期待したい。

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    2012年06月12日
  • サスペンス小説の書き方

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    Filmarksで調べてみたら10本以上も映画化されているサスペンス小説を書いた女性作家パトリシア・ハイスミスによる文章教室

    "本を書くにあたって喜ばせるべき最初の人間は自分自身だ。一冊の本を書く間、自らを楽しませることができれば、出版社も読者もあとから付いてこられるし、実際に付いてくるものである。"

    心構えだけではなく、具体的な文章表現のアドバイスもたくさん!
    "サスペンス小説において、明瞭さは生命線である。"
    "私はよく、章の最後の一文か二文を削除した方が良くなるということに気づく。そうした文はおそらく、章を締めくくるために必要だと考え

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    2026年05月10日
  • サスペンス小説の書き方

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    『見知らぬ乗客』『太陽でいっぱい』を書いた人気作家パトリシア・ハイスミスの創作指南本

    何度か読もうと思うたびに内容がうまく頭に入らなくて挫折していたけれど、今回は機が熟したというのか、読んでいて「そういうことか」の連続で最後のページに辿り着いた。

    引用:
    本を書くにあたって喜ばせるべき最初の人間は自分自身だ。一冊の本を書く間、自らを楽しませることができれば、出版社も読者もあとから付いてこられるし、実際に付いてくるものである。

    ハイスミスはいかにアイディアを発展させ、物語にしていくのか。自著を用いて流れるように解説する。

    彼女にとって書くことと生活は地続きで、創作はまず喜びであるというこ

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    2026年01月26日
  • サスペンス小説の書き方

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    サスペンスづくり、ほんとにむずいんだろうなあ。
    けど、要点を踏まえておけば、割とスムーズにできるんだ…。
    物語の、こういうシーンを書きたい!と思っても、それの繋ぎ目の部分をどう書くかわからない時とかに読み直したい!

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    2026年01月22日
  • サスペンス小説の書き方

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    シド・フィールドやブレイク・スナイダーのような方法論ではなく、もっと根本的な姿勢について書かれた本です。著者が最初にhowtoではないと書いた通りです。
    この本を通して、著者がどのような流れで本を書き上げているのかを知ることができます。サスペンス小説だけでなく、小説全般を書く上で必要な心構えの書かれた本です。

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    2024年09月03日
  • サスペンス小説の書き方

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    村上春樹は、毎日机に向かって書く習慣をつけることだと言っていたような気がする。パトリシアハイスミスも似た感じのアドバイスを行なっている。執筆に適した環境が重要であること。執筆した部屋対しての圧倒的な感情。もちろん古い本なので、ゲラ刷に対しての修正が作家にどのようなコストを発生させるのか?とか、タイプライターとカーボン紙といった失われたテクノロジーのディテイルも出てくるのだが、パラグラフの構成や描き始め、全体のボリュームとその失敗、第二稿ではなにを行うべきなのか、などの技術は書くという行為にとって本質で変わりがないように思える。二子玉川の蔦屋にて購入。書店でなければこのような本には出会えない。コ

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    2022年05月07日
  • マイティ・アベンジャーズ:ベノム・ボム

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    バグリーの画は正直今やクラシックに過ぎるがまさかの3連続見開きには驚いたし、その絵柄がまた過去編にちょうど合う。ベノム騒動もスクラル問題もなんでも自分1人で片付けようとするのがいかにもトニーで、今巻「アイアンマン&アベンジャーズ」といった趣きがある。

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    2019年02月23日
  • ニューアベンジャーズ:トラスト

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    レイニル・ユー、こんなに酷使されて大丈夫?なオールキャラのフッド編はフッドの設定はともかくキャラ背景が今いちつかめんのだけど、その程度にポッと出だったということか。じっくり描くスクラルの恐怖と、逆にあっさり解決した「後」が見所のタイインらしいタイイン ベノム・ボムと盛り沢山に楽しく、マイティチームとの和解(?)の道のりも読ませる。

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    2019年02月15日
  • マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ

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    ファミリー感の強いニューアベンジャーズと逆に問題山積みのスタートで、脳筋そのもののようで戦闘センスが光るアレスがいい味。F.チョーのアートは隙が無い上手さで肉感的。会話に重きを置くベンディス的だが、ウルトロン登場からしばらく接触してはまた相談という流れは妙に微笑ましい。

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    2019年02月11日
  • マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン

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    ネタバレ

    シークレット・インベージョンの空白を埋める話だが、「マイティ・アベンジャーズ」が出てくる話というより、「マイティ・アベンジャーズ」誌の中でのスクラルの陰謀に関わる点を描いている作品である。

    具体的には、エレクトラとハンク・ピムの入れ替わりに関わる話が当てはまるが、ピム周りは最後の回も踏まえて非常に切ない仕上がりで良い。ピムに入れ替わったスクラルの話もなかなか興味深く、ピムというキャラクターをよく深めている。この先再起したピムがどう動くかによってさらに評価は変わるか。

    フューリーの部隊の結成秘話は純粋に読みごたえがある。ここまでの話でも少しずつ出ていたデイジーが重要なポジションで動き回るので

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    2016年02月01日
  • どこかで叫びが

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    ネタバレ

    映画で洋画のホラーと、日本のホラーって怖さのベクトルが違うとわたしは思っています。
    今回初めて海外のホラー小説を読んだのですが、映画と同じように本もやっぱり違うか…!と少し驚きました。
    例えば流行りのモキュメンタリーホラーのようにギャーーーーーと叫びたくなるような、心臓がバクバクするような怖さではない。
    淡々と日常に潜む怖さ。薄気味悪く、正体が掴めない。精神的に追い詰められるようなそんな不気味さがありました。
    個人的に好きなのは「人魚」でした。
    怖さだけではない。なぜか切なさや儚さも感じさせられる物語だと思いました。人魚といえば泡となって消える…。この話が好きだと思う人は多い気がします。

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    2025年10月23日