大谷美和子のレビュー一覧

  • わが家

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    お父さんの自死から立ち直れないでいる真実子。死ぬ前に投げつけてしまった言葉にも何度も自責の念がわく。
    そんな真実子を温かく寄り添ってくれる人たちがいた。
    他人にとって大切なことを教えてくれる物語。

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    2025年01月20日
  • ひかりの季節に

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    大好きないとこを亡くしたみさきは、いつも孤独な気持ちが心の奥にあります。心を包んでくれたのは、短期間家で預かることになったおじいちゃん。おじいちゃんも妻を亡くして、脱け殻のようでした。
    でも、おじいちゃんにも新たな出会いがあって恋をします。周囲からはみっともないとか言われながら、自分の新たな幸せ、相手の人との人生を大切にしようとします。
    大切な人が死ぬということ、その後の人生をどう生きるのか、児童文学ですが大人も読んでほしい物語です。

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    2024年05月08日
  • りんごの木を植えて

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    令和4年の課題図書、小学校高学年向け…なんかな…?
    大人の言うことがわかるというかそちら寄りの意見ではあるけれど、子どもの感情も強烈に理解ができて心を揺さぶられた。
    じきに親しい人が死んでしまうこと、それを受け入れられない気持ち、相手を尊重すること、自分の中での折り合いをつけること、そういう話だった。子どもの頃にこれを読んでいて、果たして受け入れられただろうか…と思いを馳せた。

    Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.

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    2024年04月09日
  • りんごの木を植えて

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    「死ぬこと」は終わりではなく続き
    と言うことが印象に残りました。

    おじいちゃんがみずほに教えたことは、とても大切なことなのでおじいちゃんが自分の考えを残していこうとしているのかなと思いました。

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    2022年10月22日
  • りんごの木を植えて

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    たとえ、「明日、世界が滅びようとも今日、私はりんごの木を植える」。この言葉の意味が、この小説を読んで本当の意味で理解できた。こういう境地にたどり着いたおじいちゃん、そのおじいちゃんの孫に生まれた幸せをこの子はいつかかみしめるんだろうな。

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    2022年09月14日
  • りんごの木を植えて

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    ここ数年、続けて親しい人を送っています。順番ですから…ね。

    生きる意味を考えるこの頃、さらに心に強く刺さりました。

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    2022年06月27日
  • りんごの木を植えて

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    読み終わったら、うれしいような、悲しいような気持ちになった。
    おじいちゃんが、いろいろな人と会って楽しく過ごせたことは、うれしい。死んじゃったのは、悲しい。
    ぼくのおじいちゃんが、がんになってちりょうをしないって言ったら、なんとしてでもしてもらいたいと思う。みずほみたいに、おじいちゃんがやりたくないならって最後は納得できるのかな。
    ぼくも、みずほみたいにおじいちゃんと仲がいい。みずほが、おじいちゃんのお庭づくりを引きついだみたいに、ぼくもおじいちゃんのお庭をひきつぐのかもしれない。みずほのピースが印象に残った。
    明日地球がめつぼうするとしたら、ぼくは、家族と楽しく過ごす。いつも通り。学校は休ん

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    2022年06月04日
  • りんごの木を植えて

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    「新しいりんごの木を植えることが自分の役目」「うつくしいと、きれいは、ちょっとちがう」毎日を丁寧に生きるおじいちゃんのことばは美しい。

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    2022年04月12日
  • きんいろのさかな・たち

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    現代の家族の問題。小6の女の子たちがでてくる短編集。
    あまり本を読まない、背伸びをしてる子にすすめたいかな。

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    2011年11月08日
  • りんごの木を植えて

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    色々と考えさせられたし馴染みのある場所も出てきて読みやすかったです。重いテーマですが主人公のおじいさんのように生きられたら最高なのではと思いました。

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    2022年08月10日
  • りんごの木を植えて

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    「死は最後ではない」というテーマの本。癌になり手術をせず、余生を生きる事を選んだ祖父。
    そして、それを見守る家族の物語。
    死を受け入れる祖父とそれを見守る家族の温かい心が印象的だった。

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    2022年07月21日
  • りんごの木を植えて

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    ガンが再発した祖父。延命治療を拒否し、在宅で過ごすことを選んだ祖父とその家族の物語。人は何故生きるのか、在宅医療とは、死んだら終わりでは無いこと、命のバトンを次に繋ぐこと。小学生のみずほは祖父と最期の時間を穏やかに過ごし、穏やかにあちらの世界へ送りだす。このおじいちゃんはすごく幸せだったんだなあと思う。小学生向けだけど、大人でも改めて生きることや死ぬことの意味を考えられる本。

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    2022年07月08日
  • りんごの木を植えて

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    2022高学年課題図書。この話よかった…。大切な家族に死が近づくのは怖い。なんとか治せないかと思うが、本人は人生に納得し感謝し、次に繋ぐ幸せを感じ死を受け入れていく。リンゴは次の世代の命なんだね。こんな最期、理想だなぁと思う大人。子ども達世代がどう読むか。

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    2022年06月28日
  • りんごの木を植えて

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    おじいさんとの、大切なひととき。題名の意味がよくわかりました。人は死ぬんだ。切ないけど、身内のお別れは、必ずやってきますね。自分の時と、重なります。最後ありがとうの言葉がでてきます。

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    2022年06月13日
  • りんごの木を植えて

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    R4年読書感想文課題図書高学年
    同居している80歳の大好きな祖父が死に向かって生きていく様を小五女子目線で語る。生きるとはどういうことなのか、なにかを為すことだけではない日常の大切さや必ず訪れる別れを追体験できる本です。

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    2022年04月24日
  • ひかりの季節に

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    ネタバレ

    人は必ず死ぬ、いとこの輝が突然逝ってしまい、心の傷が癒せていないみさき。おじいちゃんの生き方を通して、ただ生きるのか、どう生きるのかを考えさせられる。

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    2016年07月01日
  • またね

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    ネタバレ

    人間の仕事は、生きること。死ぬことは、仕事を終えて休息すること。お母さんの乳がん発覚からのひと月で、日常の大切さを実感した麻実の話。

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    2016年06月30日
  • りんごの木を植えて

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    最近聞いた言葉だったので
    気になって手に取ったらまさにそれだった!

    私のりんごの木は何だろうか。
    とても考えさせられる本だった。

    おじいちゃんの言葉が深い!
    とても感動した!

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    2024年02月17日
  • りんごの木を植えて

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    2022年全国読書感想文コンクール高学年の部課題図書

    内容が良いので、子どもが手に取りにくい装丁やタイトル、主人公の設定などでやや古っぽいところが残念。表紙や挿絵も紙版画で温かみがあり、絵自体も良いが、どちらかというと大人ウケする感じがしました。
    生き方と共に、死に方を考えさせられる内容で深いが、今はわからなくても心に残り、繰り返し自問したりするきっかけになるのではないかと思う。
    課題図書になったので、多くの児童に読んでもらえることを期待したい。

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    2022年08月01日
  • りんごの木を植えて

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    第68回青少年読書感想文 高学年の課題図書です。

    小学生のみずほと闘病生活を送るおじいちゃんとのお話。家族の何気ない毎日がゆったりと書かれていて、ほのぼのします。そんな中で、おじいちゃんが病気であることが分かっていきます。延命を選ぶか、今ある生活をしながら自分らしく生きるかを考えさせられる場面があります。
    私もおじいちゃんと同様に、今ある当たり前の生活に幸せを感じながら、生きていきたいなと思いました。
    みずほが、おじいちゃんとの病気と向き合う中で生きることの考え方、行動が変わっていくのが分かります。小学校高学年になれば、命と向き合って、自分の中で解釈もできるようになります。だから、この作品に

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    2022年07月18日