【感想・ネタバレ】りんごの木を植えてのレビュー

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Posted by ブクログ

令和4年の課題図書、小学校高学年向け…なんかな…?
大人の言うことがわかるというかそちら寄りの意見ではあるけれど、子どもの感情も強烈に理解ができて心を揺さぶられた。
じきに親しい人が死んでしまうこと、それを受け入れられない気持ち、相手を尊重すること、自分の中での折り合いをつけること、そういう話だった。子どもの頃にこれを読んでいて、果たして受け入れられただろうか…と思いを馳せた。

Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.

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2024年04月09日

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「死ぬこと」は終わりではなく続き
と言うことが印象に残りました。

おじいちゃんがみずほに教えたことは、とても大切なことなのでおじいちゃんが自分の考えを残していこうとしているのかなと思いました。

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2022年10月22日

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たとえ、「明日、世界が滅びようとも今日、私はりんごの木を植える」。この言葉の意味が、この小説を読んで本当の意味で理解できた。こういう境地にたどり着いたおじいちゃん、そのおじいちゃんの孫に生まれた幸せをこの子はいつかかみしめるんだろうな。

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2022年09月14日

Posted by ブクログ

ここ数年、続けて親しい人を送っています。順番ですから…ね。

生きる意味を考えるこの頃、さらに心に強く刺さりました。

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2022年06月27日

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読み終わったら、うれしいような、悲しいような気持ちになった。
おじいちゃんが、いろいろな人と会って楽しく過ごせたことは、うれしい。死んじゃったのは、悲しい。
ぼくのおじいちゃんが、がんになってちりょうをしないって言ったら、なんとしてでもしてもらいたいと思う。みずほみたいに、おじいちゃんがやりたくないならって最後は納得できるのかな。
ぼくも、みずほみたいにおじいちゃんと仲がいい。みずほが、おじいちゃんのお庭づくりを引きついだみたいに、ぼくもおじいちゃんのお庭をひきつぐのかもしれない。みずほのピースが印象に残った。
明日地球がめつぼうするとしたら、ぼくは、家族と楽しく過ごす。いつも通り。学校は休んじゃう。
丸太造りのレストランがよかった。お店の人もよくて、あこがれる。(小5)

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2022年06月04日

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「新しいりんごの木を植えることが自分の役目」「うつくしいと、きれいは、ちょっとちがう」毎日を丁寧に生きるおじいちゃんのことばは美しい。

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2022年04月12日

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色々と考えさせられたし馴染みのある場所も出てきて読みやすかったです。重いテーマですが主人公のおじいさんのように生きられたら最高なのではと思いました。

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2022年08月10日

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「死は最後ではない」というテーマの本。癌になり手術をせず、余生を生きる事を選んだ祖父。
そして、それを見守る家族の物語。
死を受け入れる祖父とそれを見守る家族の温かい心が印象的だった。

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2022年07月21日

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ガンが再発した祖父。延命治療を拒否し、在宅で過ごすことを選んだ祖父とその家族の物語。人は何故生きるのか、在宅医療とは、死んだら終わりでは無いこと、命のバトンを次に繋ぐこと。小学生のみずほは祖父と最期の時間を穏やかに過ごし、穏やかにあちらの世界へ送りだす。このおじいちゃんはすごく幸せだったんだなあと思う。小学生向けだけど、大人でも改めて生きることや死ぬことの意味を考えられる本。

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2022年07月08日

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2022高学年課題図書。この話よかった…。大切な家族に死が近づくのは怖い。なんとか治せないかと思うが、本人は人生に納得し感謝し、次に繋ぐ幸せを感じ死を受け入れていく。リンゴは次の世代の命なんだね。こんな最期、理想だなぁと思う大人。子ども達世代がどう読むか。

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2022年06月28日

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おじいさんとの、大切なひととき。題名の意味がよくわかりました。人は死ぬんだ。切ないけど、身内のお別れは、必ずやってきますね。自分の時と、重なります。最後ありがとうの言葉がでてきます。

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2022年06月13日

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R4年読書感想文課題図書高学年
同居している80歳の大好きな祖父が死に向かって生きていく様を小五女子目線で語る。生きるとはどういうことなのか、なにかを為すことだけではない日常の大切さや必ず訪れる別れを追体験できる本です。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

最近聞いた言葉だったので
気になって手に取ったらまさにそれだった!

私のりんごの木は何だろうか。
とても考えさせられる本だった。

おじいちゃんの言葉が深い!
とても感動した!

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2024年02月17日

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2022年全国読書感想文コンクール高学年の部課題図書

内容が良いので、子どもが手に取りにくい装丁やタイトル、主人公の設定などでやや古っぽいところが残念。表紙や挿絵も紙版画で温かみがあり、絵自体も良いが、どちらかというと大人ウケする感じがしました。
生き方と共に、死に方を考えさせられる内容で深いが、今はわからなくても心に残り、繰り返し自問したりするきっかけになるのではないかと思う。
課題図書になったので、多くの児童に読んでもらえることを期待したい。

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2022年08月01日

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第68回青少年読書感想文 高学年の課題図書です。

小学生のみずほと闘病生活を送るおじいちゃんとのお話。家族の何気ない毎日がゆったりと書かれていて、ほのぼのします。そんな中で、おじいちゃんが病気であることが分かっていきます。延命を選ぶか、今ある生活をしながら自分らしく生きるかを考えさせられる場面があります。
私もおじいちゃんと同様に、今ある当たり前の生活に幸せを感じながら、生きていきたいなと思いました。
みずほが、おじいちゃんとの病気と向き合う中で生きることの考え方、行動が変わっていくのが分かります。小学校高学年になれば、命と向き合って、自分の中で解釈もできるようになります。だから、この作品に触れてほしいなと思いました。

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2022年07月18日

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みずほは5年生。2階におとうさん、お母さん、お兄ちゃんとみずほが、1階におじいちゃん、おばあちゃんがすむ2世帯住宅に暮らしている。物語は土曜の夏休み、6人で一緒月1回している夕食から始まる。その席ておばあちゃん呟いた「こうしてみんな元気て、おいしくなんでも食べられたら、それがいちばん、ずっーとつづいてくれるといいけど」みずほはその言葉が気になった。

それから、おじいちゃんは前より散歩に行かなくなったこと、一緒の夕食はあんまり食べなかったことが話題に。
みずほは何となくおじいちゃんの異変に気がつきお母さんに聞くと、おじいちゃんが5年前に患った大腸ガンが肺に転移しておることを教えて貰う。
おじいちゃんは積極的なく治療はしないという。
副作用で体力が落ちて今している生活ができなくなるのかイヤだからだ。
おじいちゃんは、スケッチの会やボランティアの「花咲かせたい」、スケッチの講師もしている中学の同級生で親友の林さんともスケッチニ出かけている。
みずほは、おじいちゃんに「生きるのいやなん?」と問いかける。みずほとおじいちゃんの交流、お出かけしたり話したりしながらおじいちゃんの考えを理解して、死を考え受け止めていく。

あとがきで作者は「死は終わりではない、というテーマで書いてみませんか」と言われて書いたと言っている。
題名は、ドイツの神学者マルティン、ルターの言葉だそうだ。

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2022年06月05日

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