カフカのレビュー一覧

  • 何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ
    恋愛で傷を負った時に、SNSでカフカさんの言葉を見つけ、とても心に響いたので本書を読んでみた。

    これは、失恋してすぐ読みたかった。
    でも新しい人ができて読んだ今、やっぱり今の人がいいな、めいいっぱい大切にしようって思えた。
    そして、そう思えてるのは過去の好きだった人たちから学んだ自分がいるから。過...続きを読む
  • だから、そばにいて
     好きな言葉に付箋を貼って、後でまた読み返せるようにしているのですが、気がつくと付箋だらけになっていました。そんな素敵な言葉とたくさん出会えた一冊です。
  • 変身

    原作を、忠実にコミカルに再現

    770円出して読んだ甲斐はありました。

    最初に原作を読んで、これが絵になるとどのように表現されるのかが気になり、まんが版を探しました。

    まず「まんがで読破」シリーズの『変身』を読みました。こちらは、原作との構成が大きく変わっていましたが、主人公のやつれ加減や時代背景など上手く組み込まれて...続きを読む
  • ただそれだけで、恋しくて。
    言葉と一緒に描いてあるイラストも、綺麗で…可愛くて…切なくて……ともかくエモい!!!

    好きになったけど、踏み出せなかったり…向こうが離れてしまったり……
    恋にがんじがらめになってしまって、苦しくて……身動きが取れなくなってしまった心を優しく解いてくれます。



    “「多分」じゃなく「確かなもの」が...続きを読む
  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    田舎医者…。この本は、きつかった。昔、365日拘束されていた頃を思い出しました。20年前、理不尽な患者家族に取り囲まれた恐怖。ただ、私はその後関係を改善できたため理解いただいた後に、取り囲んだ家族に缶コーヒーを差し入れられた時は泣きそうでした。では、無事を祈りながら夜勤に行ってきます。
  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    短編集。
    仕事しながら書いたって凄いな。

    どれも、??と途中でなる。
    ボイラーマンと断食芸人。
    なんで急にそうなった?というのはボイラーマン。

    ヨゼフィーネは一読だけではほぼ????
    なのでまた読む。
    そして、最後の年表,人生も濃いな。

    婚約と解消,婚約と解消・・・

    ボイラーマン
    話の展開が...続きを読む
  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    おそらく、大学受験の時以来じゃないかな、変身。そのカフカが書いた短編小説集。訳者のあとがきにもあったけど、こんなにも???な小説家だったのか!ま、そもそも変身だってそうなんだけど、そこまでのインパクトはないんだけど、不思議な小説だった。
    ま、それなりに普通なのもあるのだが…
  • 何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ
    心が温まる本。
    叶わない恋や、報われない恋をしていた私にとっては、救われる言葉が散りばめられていました。

    今している恋愛がしんどいんだと
    周りに相談すれば
    全員からやめときなよって言われる。
    幸せになれることはない。
    それは1番私自身がわかってる。
    だから、
    いつのまにか相談する人がいなくなってい...続きを読む
  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    「断食芸人」と「流刑地で」で悲しさを感じたが、なぜなのだろうか。
    結末らしい結末がないので、多様な感じ方ができる作品集だ。なかには、本当によく分からないものがあることは否定できない。
  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
    どこか後味の悪い短編集。これで終わり?って終わり方ばかりで、正直読んでて眠かった。
    確かに読み終わったあと、なんとも言えない充実感と喪失感が残る。これはカフカという有名人が書いてる名著だからだ!ってバイアスがあるからかもしれないけど。

  • 田舎医者/断食芸人/流刑地で
     初読の作品
     「ボイラーマン」
     「歌姫ヨゼフィーネ、またはハツカネズミ族」

     「ボイラーマン」が『失踪者』の第一章に相当するということは知っていたし(自分が小説を熱心に読んでいた頃は『アメリカ』として文庫本にもなっていた)、小説らしいと言えば小説らしい展開。

     それに対し、「ヨゼフィーネ」。...続きを読む
  • だから、そばにいて
    優しい思い出だけを残して去って行く人はズルいなと思う。曖昧なサヨナラで優しさだけを残した恋は長く胸に残り彷徨う。

    「好きでした」と無理に過去形にした裏側で
    「今でも好きです」が時々、自分の意思と裏腹に風のようにふっと胸を横切る。

    自分で選んだのならもう少し信じてあげなくちゃね
    自分が選ばれたのな...続きを読む
  • 変身
    2020.02.17


    変身は未読のため、あらすじめいたものをこの本で理解した。
    教訓らしいものはなく、悲劇であり喜劇(コメディ)だ
    と解説にもあったように、
    この前物語の憶測はよくわからなかったが
    家族は立場、身分等が危機に瀕しても
    決して息子(兄)を多少蔑はしたが嫌っていたわけではなかったのだ