キャサリン・M・ヴァレンテのレビュー一覧
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J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉SFの肝である"センス・オブ・ワンダー"を刺激する題材を絶妙にチョイスしてくるアンソロジストがここで選んだのは「銀河帝国」もの。いくつもの長編シリーズ作品が生み出されてきた古くて新しいテーマが、悠久の時を経たドラマではなく短編世界で描き出されているという素晴らしさを味わえる。Posted by ブクログ
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読んでみて面白かった。面白かった部分は最後まで読んだら物語の最初にまき戻っているところ
最後まで読んだら物語の全体がよくわかったPosted by ブクログ -
100ページ過ぎまでエンダーマンの世界、システム、思想の専門用語に慣れるのに、SFか?と思うほど苦労した。
が、ある地点でガラリとひっくり返るので目を見張った。
2人きりだけど満足していたエンダーマンのフィンとモー。
皆と違う目を持つから、サブユニット(親)に受け入れられないから「自分は人間だ」と...続きを読むPosted by ブクログ -
J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉扉絵付きな美味しいどこ取りアンソロジー
が、解説で23編の内16編が厳選というのを見てガッカリ
何で全部じゃないの?
版権関係で難しかったりするのかもだけど、
せめて全編一覧を載せて欲しいよPosted by ブクログ -
とにかく、素晴らしいイマジネーションで描写される不思議な妖精国の様子が秀逸で、お気に入りです。辛い冒険を、それでも勇敢に乗り越えていくセプテンバーが、とにかく愛おしいです。想像以上にあたたかく、想像力を掻き立てられる一冊で、そういう意味でも、この妖精国、あるいはこの本には、本当に妖精が宿っているので...続きを読むPosted by ブクログ
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『不思議の国のアリス』のような古典的名作を思わせる、でも古くはない、新しいファンタジーを感じた。
登場するキャラクターが非常に魅力的。Posted by ブクログ -
1作目でこの独特なリズムというか感じをつかめたので、前より身を入れて読めた。
それでも分かりにくい言い回しは健在。思うに、分かってもらうことを前提とはしていないんじゃないか。なんというか・・・極端な言い方だけど、文章の「雰囲気」でも読める気がしてきた。
主人公の少女セプテンバーは前作から1年経ったと...続きを読むPosted by ブクログ -
アオリ通り、まさに『21世紀の不思議の国のアリス』。
元の世界の帰りたがらない主人公の、子供らしい無謀さと、子供らしからぬ度胸に、一緒になって妖精の世界を旅することができる本です。
続巻の訳が待ち遠しい1冊。Posted by ブクログ -
J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉銀河をまたにかけた舞台をテーマに編まれたアンソロジー。スターウォーズやスター・トレックの世界だと思えば分かりやすい。ただ本書に収録されている作品は、単純なものでもない。短編であるがゆえに分かりにくい作品もあり、いきなりぶっ飛んだところから入るので、きちんと読まないと世界観を楽しめない。そこは読むのに...続きを読むPosted by ブクログ
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J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉良かったのは
『戦いのあとで』
『監獄惑星』
『不死身の戦艦』
『人工共生体』
『還る船』
『愛しきわが仔』
『巨人の肩の上で』
『文化保存管理者』
『ジョーダンへの手紙』Posted by ブクログ -
ロマン・ギャリのように繊細で心が弱くて、結果文章が混沌としてしまったような場合は、なんというか許容範囲であるような気がする。が、この作者は①コンパスなしで樹海に入山②酔い止めなしでいろは坂を車で下山、するような「あんたうっかりじゃなくて故意だな!」という、こうーなんですか、要するに「必要があって」な...続きを読むPosted by ブクログ
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13歳になり再び妖精国を訪ねるセプテンバー。前巻で離れ離れになった彼女の影が下妖精国の女王となり、上妖精国の住人から影を奪っているのを知って解決の旅に出る。
前回の旅の仲間だったエーエルとサタディ、今回は彼等の影と共に旅をするが、本体の従属から解き放たれ自由を手にして喜んでいる姿に、影を元に戻そうと...続きを読むPosted by ブクログ -
『孤児の物語』が良かったので著者の他の作品も読みたくなった。
本作は本国ではヤングアダルトに分類されるらしく、日本語訳も児童文学調の語りで、『孤児の―』とは大分カラーの違う作品。
十二歳のセプテンバーが<緑の風>と<そよ風のヒョウ>に連れられて行った妖精国で、旅の仲間となる飛竜のエーエルやマリードの...続きを読むPosted by ブクログ -
ジャケ買い。帯に21世紀の不思議の国のアリスとあって、期待。
あまり合わなかった。いろいろ好みなモチーフ(ワイブラリーのエーエルや石鹸のゴーレム、布でできた森など)はでてくるのだけれど、どのシーンもいまいち情景を心に描けなくて入り込めなかった。
あと、付喪神は個人的には頂けない…。世界観が崩壊してし...続きを読むPosted by ブクログ -
・キャサリン・M・ヴァレンテ「宝石の筏で妖精国を旅した少女」(ハヤカワ文庫FT)は 所謂妖精譚と言ふより異界訪問譚と言ふべきであらう。より具体的に言へば、アリスやオズの系統に属する物語といふことである。そこは妖精の国かもしれない けれどフェアリーはゐない。そこにゐるのは魔法使ひや一風変はつた住人達で...続きを読むPosted by ブクログ
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ファンタジーの鉄板である「迷い込んだ異世界」から、帰りたくないと足踏みする少女の物語。
アメリカという、所謂「歴史(神話伝承)のない国」の作家が描いたものだというのはなんだか納得がいくような、リアルなような。Posted by ブクログ -
ハヤカワといえばファンタジーというイメージはほぼないのですが、
表紙の絵についつられて購入。
帯には現代版アリスってかかれていましたが、
さてどういうものかと楽しみです。
途中から話の展開が少し速くなって
テンポよく進んでいき、
主人公の心の成長ぶりが描かれています。
友情やいたわりの心の大切さを...続きを読むPosted by ブクログ