キャサリン・M・ヴァレンテのレビュー一覧
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J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉4.2 (5)
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Posted by ブクログ
100ページ過ぎまでエンダーマンの世界、システム、思想の専門用語に慣れるのに、SFか?と思うほど苦労した。
が、ある地点でガラリとひっくり返るので目を見張った。
2人きりだけど満足していたエンダーマンのフィンとモー。
皆と違う目を持つから、サブユニット(親)に受け入れられないから「自分は人間だ」と思いたいカン。
誰にも話を聞いてもらえないから地位にしがみつくクライ。
人間の子供たち。
全てが嫌いだと言うグランポ。
そして最終章で明かされる出来事。
いやあ、びっくりした。シェルカーにあんな秘密を隠すなんて!
このシリーズは全部読んだけど、この本はその中でも頭一つ出た面白さだと思う。 -
J・J・アダムズ / アレステア・レナルズ / ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン / ロイス・マクマスター・ビジョルド / ケヴィン・J・アンダースン / ダグ・ビースン / G・R・R・マーティン / ジョージ・ガスリッジ / ユーン・ハ・リー / ロバート・シルヴァーバーグ / アン・マキャフリー / メアリー・ローゼンブラム / ロバート・J・ソウヤー / オースン・スコット・カード / ジェレミア・トルバート / アレン・スティール / トレント・ハーゲンレイダー / ジェイムズ・アラン・ガードナー / キャサリン・M・ヴァレンテ / 赤尾秀子 / 小木曽絢子 / 佐田千織 / 嶋田洋一 / 小路真木子 / 中原尚哉4.2 (5)
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Posted by ブクログ
1作目でこの独特なリズムというか感じをつかめたので、前より身を入れて読めた。
それでも分かりにくい言い回しは健在。思うに、分かってもらうことを前提とはしていないんじゃないか。なんというか・・・極端な言い方だけど、文章の「雰囲気」でも読める気がしてきた。
主人公の少女セプテンバーは前作から1年経ったということで、ふたたびの妖精国に対してもちゃんと経験を生かして冒険を始めているところが好印象。
でもやっぱりセプテンバー!だいじなところで勢いにまかせてバーンといってしまう、そんなところも愛すべき女の子。
また、その性格を前面に出すことで、さとりきったふうの大人がいかに自分の望みや欲や意思を押し殺して -
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Posted by ブクログ
ネタバレジャケ買い。帯に21世紀の不思議の国のアリスとあって、期待。
あまり合わなかった。いろいろ好みなモチーフ(ワイブラリーのエーエルや石鹸のゴーレム、布でできた森など)はでてくるのだけれど、どのシーンもいまいち情景を心に描けなくて入り込めなかった。
あと、付喪神は個人的には頂けない…。世界観が崩壊してしまう。日本人でなければ、違和感ないのかも。
(日本人のつくるRPGだってギリシャ神話も北欧神話も日本の妖怪もごっちゃ煮なのであまり言えない)
ただ、後半の侯爵のくだりはとても面白くて、一気に読めた。いつも思うけどファンタジーは毒がある部分が面白い。続編でているので、読むものがなかったら読むかもしれな -
Posted by ブクログ
・キャサリン・M・ヴァレンテ「宝石の筏で妖精国を旅した少女」(ハヤカワ文庫FT)は 所謂妖精譚と言ふより異界訪問譚と言ふべきであらう。より具体的に言へば、アリスやオズの系統に属する物語といふことである。そこは妖精の国かもしれない けれどフェアリーはゐない。そこにゐるのは魔法使ひや一風変はつた住人達である。そこを訪れた少女の不思議な体験が物語として語られる。「不思議の国のア リス」にしろ、「オズの魔法使い」にしろ、そして本作にしろ、そこを訪れた人間がそのタイトルになつてゐる。いづれもその不思議さ、ナンセンスの具合がお もしろい。
・ドロシーは竜巻に家ごと巻き上げられてオズの支配する国に送り込まれ -
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Posted by ブクログ
ハヤカワといえばファンタジーというイメージはほぼないのですが、
表紙の絵についつられて購入。
帯には現代版アリスってかかれていましたが、
さてどういうものかと楽しみです。
途中から話の展開が少し速くなって
テンポよく進んでいき、
主人公の心の成長ぶりが描かれています。
友情やいたわりの心の大切さを
直接ではないけれども教えてくれるお話でした。
私の場合、翻訳ものはかなりの確率で
意味がわかりにくいと思う部分があります。
それを承知の上で読んでみました。
他に読んだものと同じように、やはり何を言っているのか
わからないところがありましたが
途中でやめたーということにならず、
フシギと最後まで