あらすじ
フィンとモーは、さいはての地「ジ・エンド」に住む子供のエンダーマン。
ふたりは変わり者として仲間はずれにされながらも、音楽を愛するエンダーマンのカン、シュルカーのグランポたちと静かに暮らしていた。
だが、そんな生活はジ・エンドに人間が侵入してきて一変する。
ふたりは偶然出会った人間に、自分たちがエンダーマンとは別な存在だと告げられ、さらにこのジ・エンドの滅亡と誕生にかかわる秘密を知ってしまうのだった…!
世界最高のゲーム「マインクラフト」の公式小説、第4弾!
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Posted by ブクログ
100ページ過ぎまでエンダーマンの世界、システム、思想の専門用語に慣れるのに、SFか?と思うほど苦労した。
が、ある地点でガラリとひっくり返るので目を見張った。
2人きりだけど満足していたエンダーマンのフィンとモー。
皆と違う目を持つから、サブユニット(親)に受け入れられないから「自分は人間だ」と思いたいカン。
誰にも話を聞いてもらえないから地位にしがみつくクライ。
人間の子供たち。
全てが嫌いだと言うグランポ。
そして最終章で明かされる出来事。
いやあ、びっくりした。シェルカーにあんな秘密を隠すなんて!
このシリーズは全部読んだけど、この本はその中でも頭一つ出た面白さだと思う。