沖麻実也のレビュー一覧
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ネタバレグイドとバサラの半ば脅しも含めた強引な誘いに寄って、司令官を奪還する作戦に協力せざるをえなくなったカイと三四郎。
しかし、相手の基地に乗り込んだはいいものの、待ち受けていた敵の罠に寄って作戦は失敗に終わってしまう。
カイは精神に重大な傷を受けて意識を失ったまま戦場を後にせざるをえなくなってしまう。カイの精神に受けた傷は、死に向かう人間の感情を集めてしまう、というエムパスの人間ならではのもので、カイはその感情に引きずられまいと自らの意識を封じ込めてしまう。
一方、カイは拘束されてしまったグイドを助けるために、グイドの副官であったサーシャとともに、基地に残り密かに作戦を進めようとしていた。 -
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ネタバレえぇ、もう、なんていうか。
この物語に関して言えば、ただ一言。
カイ、大・暴・走☆につきるかと……。
怖いっす、カイさん……。
それじゃあ、あんたストーカーだよ……と、僕は内心何度つっこんだことやら……(笑)
だって、一緒にいれないなら、時間刑でそれから先の人生、氷付けだよ……。ヒィー(((゜Д゜)))ガタガタ
それ……執着としては怖すぎるよ……。
そういうの好きだけど。
すっげぇ、好きだけど……。
恋人としては、勘弁してほしい(大爆笑)
それじゃあ、正直、ヘイバンの女の人と変わらなくないですか? カイさん……。
報われないよねー……カイ。
もうちょっと普通の -
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ネタバレもう、すっごく読み応えあって、読んだ後、はあーってため息出たよ(苦笑)。
やっぱこのシリーズすっごくすき。大好き。
こんだけの文章力が欲しい、と富に思う(爆)
もう、どんだけすきかっていうと、ついうっかり、定価で買ってしまうくらい(死)
普段、あんまり定価では本を買わないようにしてて。
ここのブログにかいてあるやつはほとんど、中古で一括で15冊ずつぐらいまとめ買いしてるんですけど。
ついうっかり続きが気になってしょうがなくて、定価で買ってきちゃったよっ!!(爆)
早く、これの続きも欲しいなー……。
でも、ぱっと見た感じ、この本を買ったところにはこれの続きはおいてなかったように -
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ネタバレ実は、上巻だけ読んだところでは、完全にSF小説で……これで、恋愛に発展するのかなぁ……? って思ってたんですけど。
まぁ、個人的には普通にSF小説としてでも十分に面白くて、別にそんなものに発展しなくても全然構わない感じだったんですけど……。
ちゃんと、普通に最後はくっつきましたけど……もっと、この二人のラヴラヴっぷりを見てたい気分になりました。
後書きにはこれの続きを書く……みたいなことが書いてあったので、探してみたいと思ってますー。
点数は文句なしに100点。
ただ、LOVEの方を重視する人には、ちょっと物足りないかもー……。
中身を重視して、SF平気な人にはおもしろいかもね -
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一応BLに分類されてしまうんですよね、この作品は。
辺境の惑星へ向かうはずの探査船が、突然プログラムを無視して航行し始める。
その謎を調べる4人のクルーの物語なんですが、そのうちの2人が主人公というわけです。
片や傭兵出身で長期航行のせいで見た目が若い「三四郎」と、月生まれの「月人(ルナン)」である「カイ」が、一緒の勤務につかされる「バディ」としてコールドスリープから目覚めるというところから始まるのです。
「バディ」は仕事もプライベートも同じサイクルの時間を過ごす唯一の存在なので、男女ペアが多いらしいんですが、なぜだか男2人に……っちゅうわけでこのジャンルの話に分類されてしまうんですけどね、 -
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ネタバレ#1-6
2年ぶりの新刊!いろいろ忘れてたので既刊全部読み返しました。
長いことじれったく二歩進んでは三歩下がるような展開だったので、6巻は城よかったね…!とちょっと感動してしまった(笑)しかしまぁ東が秘密にしてきた色々とかトラウマとか留学とかまだまだ波乱は尽きなそうなので、この調子でもう10年くらい描き続けてくれればいいよ。そういえば呼び名に関して、東は「高山」だったり「城」だったりするのに、城はかたくなに「東」だなぁと思っていたんだけど、やっぱり意識していたのね城ちゃんってことが分かった描き下ろしでありました。
改めて読み直してみると、前半は本当にBL漫画かと疑問に思うようなストイックぶり -
Posted by ブクログ
作戦が本格的に動き出してからは読むのを止められない疾走感。カイに涙した。最後の最後までハラハラさせられてサクッと爽やかに終わった。のに、後を引く。
とても楽しめたシリーズでした。あとがきの番外編という文字が気になって仕方がない。
<ちょっとネタバレ要注意!>
ルナンで、良かった というカイのセリフでグラッときた。やっとそこにたどり着いてくれたのかと嬉しかった。最後まであきらめないカイに骨抜きにされた。
ケイコさんの存在は前回から怪しいと思っていたけど、ああやられちゃったという感じ。三四郎の無邪気さは、相手にしてみれば残酷なのも事実なのでどーしようもないかな。でも、そこが三四郎らしい良さで