カトキハジメのレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダムUC11 不死鳥狩り
    二転三転する理と情の社会派ミステリと、リリカルなSFスペクタクル。ガンダム世界を、ニュータイプを自在にエンターテイメントの中で描いてしまう作者に脱帽。OVA・ゲーム派生のメカに形を与える2作とも、過去の映像作品に小説で戦ったUCらしい気がする。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(13)
    再び宇宙に戻ったバナージ。
    ネオジオン軍とのかりそめの共闘は何を生み出すのか?
    そして地球に残された大きな増悪は暴走を始める。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(12)
    「バナージ!私を見つけなさい!!」
    UC屈指の名場面。
    ニュータイプとは??
    1つの答えではないでしょうか??
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)
    全10巻(読書記録によれば、半年)の長丁場、十分以上に物語世界を満喫することができた。
    まず感心したのは、物語の締め方。すごく真っ当に盛り上がって、ちょっと、ご都合主義を感じさせるところはあれど、落ち着くところに落ち着いた感動。最初から、プロットとラストシーンがしっかり構想されているのだろう。さらに...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン
    DVDより面白かった。説明不足だと思った部分が緻密に書いてあった。
    マリーダが無事に戻って着て良かった。
    何気にアルベルトも無事でよかった。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(7)
    齢を食うと・・・
    涙脆くなります。
    この巻でも(ガンダムですが・・・)感動であります。
    託される者よりも託す者の齢になってしまったからかな・・・
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)
    ・ついに完結。福井晴敏の出した宇宙世紀への答えは「人の善意」だった。クソ面白かった。
    ・全編ガンダムへの愛で溢れてた。どのシーンもが過去のガンダムへのオマージュでありながらさらに高められてた。ガンダム好きじゃなきゃ書けない。必読。
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)
    ・くっそ面白い。めっちゃ盛り上がる。彼我戦力差12:1で単艦テニスン艦隊に挑むネェル・アーガマ、鬼神の如きユニコーン、アンジェロとの精神交歓、フロンタルとの戦い、バンシィとの一騎討ち、そしてマリーダ・クルス…
    ・段々ガンダム終盤のモードに入ってきたと思ったら、ワッツだけじゃなくマリーダも散ったのは辛...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と
    一冊ごとに何かしらハッとさせられるシーンが存在する物語。
    今回は現代の日本の姿がジオン共和国に投影されていることに気がついてハッとなった。
    ジオン共和国の兵士の鬱屈はまさに某タモ神のソレだったと思う。
    ミネバのジオン兵に対する一喝はオタメゴトでしかないのは分かるが
    だからといってそれらの事象...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン
    迷っていた若者達がそれぞれの決意を固め
    自分の道を突っ走っていく。
    物語も終焉に向かうのか?
    とりあえずバンシィは退けたが
    今度は宇宙でシナンジュが待ってるな。

    ミネバがオードリーであることを捨てた
    道端のコーヒーの店のくだりは鳥肌ものだった。
    自分自身もガンダムの歴史が
    人類の負...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)
    福井晴敏版ガンダム第2弾。(第1弾はターンエー?)

    やっぱり
    暗い過去を持つヒーローと
    何かを背負うヒロインと
    自らの罪を自覚しながら生きているオヤヂ
    といった福井的要素が入ってる。
    いつもと一緒といえば一緒。

    けど、地球とスペースノイドのイデオロギーに
    焦点があたってるので本格...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)
    最終話。
    ガンダムらしくありながら
    福井らしく熱い物語だった。
    ラプラスの箱の真相は思わず「なんってこった!」だった。
    可能性の獣・ユニコーンが守っていたものは
    未来の可能性のひとつだった。

    繰り返される争いの歴史に絶望することなく
    可能性を信じて「それでも」と言い続けるバナージはか...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)
    やっと最終ステージ。
    マリーダに死亡フラグが立ったと思ったけど
    きっと生かしてくれると信じてるよ、福井!
    と思ったらサクっと跡形もなく殺してくれた・・・。
    悲しすぎる・・・。
    つーか、今回のオマージュはアムロの
    「とりかえしの無いことを・・・」かよ!!
    とにかく熱い。
    そしてガンダム...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC6 重力の井戸の底で
    熱いぜバナージ君の巻。
    それに付き合うジンネマンも熱すぎ。
    けど最後はやってしまわれたバナージ君、
    次の巻ではガンガレ。

    ユニコーン2号機はバンシィって名前あるのに
    1号機はそのままユニコーンのままなのか?
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星
    1巻ごとに謎がひとつわかるが
    今回は結構びつくりなネタだった。

    つーかフル・フロンタルの正体ばれてないか?
    正史の中で薔薇が似合って
    ケレンみたっぷりな振る舞いできるのって
    あの人ぐらいしかおらんけどな。
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)
    ついに最終座標、「インダストリアル7」への到着。

    シナンジュ、バンシィとの邂逅。
    アンジェロ、マリーダの死。
    グリプス2の起動。

    物語が順調に終幕に向かいつつある中、
    いよいよ明かされる「ラプラスの箱」の中身。
    ミネバとバナージはどういう決断を下すのか。
    最終巻が楽しみです。
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と
    物語はいよいよ佳境。
    ついにラプラスの箱への最終座標が示される。

    正直、フロンタルの正体については、少し心寂しく思う部分があった。
    確かにシャアは復讐やララァに囚われ、自身の心を解放することができない人間ではあったが、熱量はあった。

    ここから先、それぞれがどういう未来を見、どういう選択をしていく...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC5 ラプラスの亡霊
    大人になる、という言葉はとても難しい。
    歳を重ねるほどに、「大人である」という言葉を意識するようになるが、その意味の解釈の仕方は人それぞれだろう。

    子供であり続けることはできないが、大人になることも、本当は難しい。
    ということを、この巻を読みながら思っていた…気がする。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(3)
    起動するユニコーンガンダムのデストロイモード!
    それはサイコミュー兵器すらも凌駕する力!!
    そして迫りくる赤いモビルスーツ・・・
    燃えます。
    まさにガンダムの世界!
    これから始まるであろう激しい戦いの序曲。
    今後が楽しみです。