世阿弥のレビュー一覧

  • 花伝書(風姿花伝)

    Posted by ブクログ

    結婚してから購入した本と記憶。これは、オベンキョウのつもりで、声をだして音読してみました。ヒトハ、何ヲ、スルベキデ、ショウネ?アカン、コタエ、ハ、ワカンナイ!

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    2011年07月17日
  • 風姿花伝 (花伝書)

    Posted by ブクログ

    タイトルからして美しいことです。

    古典というには新しい時代になるのでしょうが、
    久方振りに古語辞典が必要やった。

    読むのに四苦八苦で、
    ページ数は少ないのに難儀した。
    「否定を2回重ねてんやな」
    「否定の後に断定やな」
    などなど声に出して自己確認。

    積み重ねた技と己の姿形を花に例えるあたりから、
    精神論とか観念的なこと言われるのかと思ってたんだ。
    しかし、
    世阿弥にしても将軍の庇護を受けてた訳で、
    高貴な人のパトロンを得る為に演じるノウハウ有り。
    いやはや現実的な実践論です。



    秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。
    この分け目を知る事、肝要の花なり。
    そもそも、一切の事、諸道藝において、その家々に秘事と申すは、
    秘するによりて大用あるが故なり。
    しかれば、秘事といふことを顕はせば、さしたる事にてもなきものなり。



    印刷データを仕上げる自分にとっても、
    試行錯誤と制作の行程はお客に教えてはいけないし。
    見せてもいかんと思います。

    「あっ、簡単に色って変えられるんや」
    「思ったより簡単やん」
    そんな風に作業が簡単だと思われても困る。
    段取りと打算がバレてもあかん。
    ある程度もったいぶっておこう。
    無茶な事言われん為にも、
    未知なる部分は必要だ。

    それに、
    出したデザインには
    予断を排して素直に評価してもらいたい。



    他所から見たらしょうもない事や、
    言葉にしたら陳腐なこと、
    頑な部分。
    誰にも見せないし話さない。
    そんなことをひっそりと心に抱き隠し持つこと。
    それはきっと自分を深く、
    おもろいやつにしてくれるんだと思うんだな。



    昔々、初めて付きおうた彼女が教育実習で古文を教えとって、
    その予行演習で生徒役をやったのが最後の古文授業。
    こんなことなら、
    もっとしっかり聞いておくべきだったなぁ。
    そんな事を思い出したり、反省したり。

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    2009年12月18日
  • 花伝書(風姿花伝)

    Posted by ブクログ

    今から600年前の室町時代、観阿弥・世阿弥親子によって著された世界最古の体系的芸術論書。
    基本的に能芸論なので難解だが、その卓越した洞察は人生論としても現代に通じるほど素晴らしい。

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    2009年10月04日
  • 花伝書(風姿花伝)

    Posted by ブクログ

    せっかくの丁寧な解説や現代語訳にもかからわず、私にはちょっと難解でした。
    ですが、演技論や「花」に関する記述は面白く、演劇や芸術活動をしている人にとっては、もっと面白いのではないかと思います。

    世阿弥の著作だとばかり思っていましたが、お父さんの観阿弥の主張を世阿弥が書き留めたものだそう。さらに面白いことには、ずっと秘伝にされていたもので、発見されたのは近代なんだそう。秘伝書ですからねぇ・・。ってことは、この本のようにとても面白い、すごい本が秘されたまま世に出ずに、その権利をもった人だけに語り継がれている、という本もたくさんあるのでしょうね。
    まさに「秘すれば花」か。

    この本についで『隠れたる日本霊性史 古神道から視た猿楽師たち』(菅田正昭著 たちばな出版)という本を読んでいますが、おかげで世阿弥や能楽についての世界が深まりました。オススメです。

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    2009年10月07日