日丘円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“「アーク・エンドは休火山帯だ 地下にはマグマが眠っている
そこに爆破で強引に揺さぶりをかけた
この穴もじきマグマが埋め尽くす お前も…ジェノスも…
ここで永遠に眠るんだ!!!」
それがお前の――“本当の望み”なんじゃないのか?
「死んだ娘を蘇らせる」その願いに嘘はないだろう
アンクが生き返るまでお前は何人でも殺し続ける
そしてそれを邪魔する者は徹底的に排除する
ならば――
なぜあの時オレを生かした!?あまつさえ己の命取りになる左腕をなぜ与えた!?
誰かに止めて欲しかったんじゃないのか?
凶器の中に僅かに残る理性が助けを求めたんじゃないのか?
ここ<ジェノス>にはお前に逆らう奴などいない
だか -
Posted by ブクログ
タイトル買いシリーズのうちの一つ
あらゆるものは人々の知恵とひらめきと勢いで作り上げられているんだと実感した作品です。
主人公は服飾職人、ちょっとお馬鹿だけど一生懸命さやひたむきさが見える主人公
個人的にはすごく好きなタイプなのだけれどちょっとお馬鹿すぎてか実はあまり主人公が好きではない…(おい)
むしろサブのキャラの方が設定もしっかりできているし彼らの背景も物語の核心にくらいついてくるわで不思議な作品です。
パティシエ・大工・占い師・作家などなど各職業の特性が三重家くれして楽しいです。
しかし主人公より訳ありかつ魅力的なキャラがどっさりといるせいで主人公おいてけぼり感が満載な一冊
ちょ -
Posted by ブクログ
“「でなければ 私は今まで なんのために人を 殺してきた?
なんのために 親友を… 故郷を… 傷つけてきた?
それで私が 得たものは なんだ?
ひとつだけ 教えてくれ フロー
僅かでも… 一瞬でもいい 私を… 愛して くれたか?」
「もち ろんだ
今だって 愛している」
「フロー… なぜ だろう?
お前の言葉が もう心に 響かない…
愚か者は 私のほう だった」”
目の醒めたクオリとか。
フェイとアースの関係とか。
ゴンとユラの関係とか。
『神の医学書』とか。
少しずつ急展開。すごく続きが気になる。
“「ま… 待って ください!!
ゴンさんを どうする 気ですか!?」
「心配しなく ても殺 -
Posted by ブクログ
“「それとも… やっぱり片眼じゃ 力が足りない のかなー?」
「………!!」
「ねー? カバネ 両眼そろえば 見つけられると 思うー?」
「!! 返して… もらえるん ですか?」
「やだなー 返したらカバネ 逃げちゃうでしょ? そーじゃ なくて…
そっちの眼も ちょーだい ……って いってるの」
「な………」
「カバネがもう 探すの嫌なら 無理強いしないよー その代わり 右眼もユラに ちょーだい
その眼の秘密を 詳しく調べて 自分で“探しもの” 見つけだすからさー
どーしても 欲しーんだよー
人間さえも 創り出せる 『神の医学書』が」”
謎が解決されるかと思いきや、なんか増加した。
あああ、 -
Posted by ブクログ
“まさかね
命がけで一緒に 戦ったフェイが ジェノスなわけ ないじゃない!!
…でも そういえば
ジェノスは私たちの元に 刺客を送ってきた…… どうやって正確な 居場所を知ったのかしら?
ううん!!
あれだけの組織だもの きっと世界中に 部下がいるんだわ!!
ここまで来て 何考えてんのよ 私!!
仲間を…… 疑うなんて”
フェイの行動の目的と意味とか。
キリクの行動の目的と意味とか。
でも二人がジェノスだとは考えない。二人ともお気にだし。
すっごい続きが気になる。
いろいろと憶測もできるけど、どれも間違ってる気もするし。
ただ、「カバネ」ってアレかなー。アースが作った服の方の名前とか。あいや -
Posted by ブクログ
“「フェイ…」
「少し…
キツくいいすぎた かもしれませんね
昔の自分を 見ているようで つい…
憎しみからは 何も生まれない ということを
わかって欲し かったんです」
「十分 伝わったと 思うぜ
本気で 悔しいなら もうバカなマネは しないはずさ」”
うわあぁぁぁ。
フェイって、あの、その、女の子だったんですかあぁぁ。
ぜんっぜん気付かなかった。
26話の表紙でやっと気付いた。
ってか8巻表紙で気付けよ自分。ってか前巻で弁当作ってたじゃねぇか自分。
うーわー。
フェイごめん、なんかごめん。
一目ぼれしたけど女の子だったのね。
“「オレ 行くよ!!
一緒に 連れてって くれ!!」
「ああ -
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なんか全体的に古い感じ…
4巻まで読みましたが、
大学生や高校生の髪型や服装が古臭い。
大学生はヒマとか昭和のイメージ?
かなり年配の作家さんなんでしょうか。
昨今話題の社会問題をこれでもかと詰め込んであるのに昭和感がすごい。
児童虐待に母子家庭、奨学金、痴漢、ニート、親の介護…
もうてんこ盛りです。
ちょっとねらいすぎかなあと。
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原作がかなり粗雑っぽいです
生徒を襲った教師、前科というか、余罪、あるでしょう。佐々木さんが初の強姦相手だったとも思えないです。その辺が出てこないのは、あるいは次巻以降の伏線なのか。
少年犯に対するネットの有象無象の反応が如何にも、で、週刊新潮の読者とかと同様、目先には憤ってみせても消費の対象にするだけで、巨悪に関しては極めて寛容なので、どうしようもないです。ネットリンチを肯定する意図でこれを描いているわけでもないでしょうが。
作画自体は良いので(これでドス黒い絵柄だとちょっと酷すぎて読めない)、原作、に問題があり過ぎような。司法の現実も、少年犯罪の現実(だいぶ減っている)と性犯罪の現実(暗数が極めて多いとしか思えない) -
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加害者が悪いに決まっています
いじめネタもうんざり食傷する分野で、原作者がこういう話を消費したいがために描いているだけでは?と邪推したくなります。
要は強姦される方が悪い、とサイコパスが言っているのと同じですから。
現実にそんな人間、いくらでもいるでしょうが、復讐をエンタメにするにしては浅薄なので、作画を担当されている日丘円氏は別の方と組むなりオリジナルを描くなりの選択をされた方が良いと思いますよ。
前近代的な世間、にとどまっている有象無象がいじめを正当化するのがニッポンムラでしょうし。