中村俊輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中村俊輔のサッカー観戦へのアドバイス。
サッカーをマニアックに語る訳ではなく、初心者でも楽しめるように一般的な内容が多い。
中村俊輔が語るというから、かなり真髄に触れるのかなと思うが、わりとさらさらと平易に語る。
でも、そこがかっこいい。
本当にサッカーが好きだから、本当に実力、自信があるからこそ、自分を大きく見せる為の薀蓄など語らない。
シンプルに、本質を語ると、一般的に語られている内容に近づくのだろう。
3バック、4バックの陣形の違いから始まりつつ、中々そこまで見切れているファンはいないのではという視点まで、ちらちら書いてあり、そのちらりと見せる造詣の深さが流石。
あとは、やは -
Posted by ブクログ
自分自身、サッカーに明るくない者でも、分かりやすい言葉遣いと説明、図を使った具体的な例を含めた解説があって、とても参考になった本です。ぜひ、実際のJリーグの試合を、横目線で見たくなりました。また、自分自身の身として考える機会もあって、より魅力を感じた本でした。
p101 ★★★自分色
マリノスの指揮をとっていたアルディレス監督は
「11人のうちの一人としてピッチに
立っていることが重要だ。
与えられたポジションを自分色に染めればいい」
というアドバイス。
会社や組織の中で、自分が本当にやりたい仕事を
できないことは珍しいことでは無い。
最初は戸惑いも大きいと思うが -
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Posted by ブクログ
「サッカー覚書」
俊輔の今まで。
39歳になっても、なお進化を続ける説明不要のNo.10のサッカーの覚書。Chapterは、海外で学んだこと、日本代表で学んだこと、フリーキック・トップ下論、Jリーグで学んだことの4つ。
海外で学んだことでは、マッツァーリやストラカンという師事した監督について触れています。監督から学んだことから始まるのは少し意外でしたが、それよりもマッツァーリがきめ細かいフォローアップする監督タイプだったことも意外でした。ストラカンはそのイメージがあるんですけどね。因みに、EURO2016予想もちょこっとしているのですが、概ね当たっています。興味深かったのは、CLでこそ -
Posted by ブクログ
常に壁を探して、立ち向かう。どうしようもない時も中にはあるが、立ち向かった方が得るものが多い事が多い。常に新しい壁を探して、見つけているため、MVPを獲っても達成感はない。中三の時に自分のやりたいプレーだけをやって試合に出られないという苦い経験を繰り返したくないという思い。
サッカーは趣味。ラーメン好きな人が遠い所にあるおいしいラーメン屋に足を伸ばして食べに行くように、サッカーが好きだからヨーロッパまで足を伸ばした。
トルシエジャパンの時の葛藤も書いている。トップ下というポジションへのこだわりは持ちつつ、代表で左アウトサイドで起用された時に、しばらくしてからそのポジションを理解しながら、監督が -
Posted by ブクログ
どんな状況に陥っても素早く対応できるように色々な能力を高めていく、引き出しを増やすというのは想像以上の苦労だと思います。サッカーのことはよく分かりませんが、まぁ攻撃する人と防御する人では役割が全く違うわけで、普通はどちらかに特化して個性を伸ばして戦力になるのが常道ですが、著者はそうではなく、その時その時での監督の意図や咄嗟の状況判断で臨機応変にできることが良いということで、どの役割もある程度はこなせるゼネラリストを目指しています。ここが面白いところで、普通は何かに特化した能力を発揮して活躍するはずが、著者は何でも屋さんになることで、サッカー人生を長いものにしています。攻撃陣が多ければ競争が大き
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Posted by ブクログ
1,中学校の時のコーチは、外した原因を何も話さなかった。自分で原因に気がつけという事。
2,壁にぶちあたった時には、過去のサゥTカーノートを見返す
3,たくさんの引き出しが有ると、自分を信じる事が出来るから相手がだれてあろうと妙なプレッシャーを感じる必要は無い。体験でしか、引き出しは増えない。
4,ベンチで試合を見ていて得る物は何も無い。どんなポジションであれ先発の11人に選ばれてグランドに立つべき。
5,この壁を越えれば、またひとつ引き出しが増えると考えると楽しい。
6,課題は未来の自分に必要なこと。監督は、それを教えてくれる人。
7,空気を読む力、察知する力は、人を思いやる力でも