あらすじ
中村俊輔の“真実”がここにある。イタリアのセリエAやスコットランドリーグで活躍、日本代表としてもW杯に出場した中村修輔。そんな名サッカー選手が、17歳の頃から書き続けているサッカーノートがあった。家族にさえ見せたことがなかったというそのノートには、自らの弱点、悔しさや不安、サッカーに対する考え方などなど、人気選手となった裏で苦悩と戦う姿が綴られていた。スポーツだけではなく、人生の成功へのヒントが詰まったノートを初公開!
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目標は短期、中期、長期で設定し、半年から1年で書き直す。
短期はすぐ取り組む課題。中期が一年以内。長期は人生掛けて取り組むような課題。中村選手の長期目標は尊敬される選手になると書き続けている。
試合の前に目標や課題を書く。監督の指示やフォーメーションを書く。
自己採点と試合中の良かった点、悪かった点を攻撃面、守備面で書く。
プレーのイメージを絵や図にして書く。
フリーキックの時の壁とボールの軌道、キーパーの動きが書かれていた。
フェイントやボール運びも描かれていた。
代表で定着する。存在感を示すと、何度も書かれていた。
様々な監督の下でプレーしてきた様々な練習メモもあった。地味なフィジカルトレーニングのメニューも書いてあった。
目標と現在地を何度も見返して、記録して来のだなと思った。
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サッカーノートとあるけれど、何事にも共通するメソッドが沢山あった。
俊輔さんの直筆のノートから、気持ちも多分に滲んで見えて、心に響いた。
メンタルの章では、参考にしたい戒めが多過ぎて、マーカー線だらけになってしまった。。
努力の人。
継続は力。
私も、淋しがったり人恋しがったりする前に、しっかり自分を見つめて頑張らなきゃ。
いつまでもカウンセリングにお世話になっているわけにもいかないし、ね。
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チェック項目13箇所。静かな空間でひとりノートに向き合う時間。目標を書くことで達成のために何をするのか考えてすごせる。課題が生まれる。サッカーだけでなく違うスポーツからも学ぶ。清水宏保、金本知憲。勝っても負けてもありがとう。相手がいるから真剣にできる。フィジカルも大事、テクニックと創造性も大事。課題はあっても書けなかった(02)落選した理由。中山雅史にあって自分にはないもの。チームを盛り上げる気持ち。どんな練習でも無駄なものはない。誰かの代わりと思わない。チームのために、自分のためにプレーする。人の良さは認めて、自分のものにするようにする。でも自分は自分の良さがある。それをチームにどう合わせるか考える。変わっていないこと・・・自分を過大評価しないこと。意欲向上がなくなったらサッカーをやめる。変わったこと・・・感情コントロール。
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中村 俊輔の17歳にはじまる実際のノートを1年づつ、少しづつ紹介している。
中村俊輔の情報や写真も掲載されている。
サッカーの試合の記録をしやすい、自分用のノートもついている。
小学生から大学生まで、サッカーを楽しんでいる人にも十分に役立ちます。
中村俊輔のファンでない人も、サッカーファンなら一度みてみてください。
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ひとつのことへのひたむきさをもって、未知の世界に進んでいく中村選手の生き方がかっこいい。人の歴史を知ることで、目の前にある今の見方が変わってくる。ボールを追いかける一瞬の後ろに、4歳から続く俊輔の時間がある。それがわかる。
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夢をかなえるサッカーノートと言うこの表紙を見た瞬間にすぐにこの本を手にとって読みました。自分も中学生の時は、サッカーノートを書いていました。サッカーノートは、その時の自分の良いところや悪いところが書かれているので、読み返した時にすごい役に立ちます。そのサッカーノートを日本のファンタジスタがプロになっても書いていることに驚きました。この本を読んだ時にサッカーノートの大切さを改めて実感しました。自分もまたサッカーノートを書いてみようって気になりました。
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俊輔が16歳の時から書き続けているサッカーノート。
子供たちに読んで欲しい本。
書いている夢や目標を達成していっているとこが凄い。
口先だけの人が多いから。
『有言実行』…好き。『不言実行』…大好き。
『有言不実行』…大嫌い。『不言不実行』…嫌いじゃない。
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サッカーをしている私にとっては凄く心に残る本だった。
中村俊輔さんの言葉が背中を押してくれた気がした。
努力が自分を改めて見直すことが
そして書き記す事で自分の中でのイメージや考えが
具体化していくのかもしれないなーって。
目標を立てそれに向けて頑張ってそれを叶えた俊輔さん
尊敬です。
やろうという気持ち、諦めない気持ち
強い気持ちが自分の背中を押すんだろうなって。
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人生を変えてくれた本。
メンターと出会えたきっかけでもある。
これは極秘!私のひみつ!!!
今でもカタチを変えて同じことしてる✌︎
中村俊輔のラストマッチ行きたかった…
中村俊輔は、世界一すきなサッカー選手·͜·ᰔᩚ
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著:中村俊輔
小さい時から大好きだったサッカー選手。
中村俊輔の様な天才サッカー選手でも、自分の武器をしっかりと見つめ、予習と復習を繰り返して、実践し自分の成長へと繋げていく事は、スポーツでも仕事でも私生活でも何ら変わらない大切な事。
そのツールとして、彼はノートを使い、記憶に残していた。脳内で考えて出てきたアイデアを、記憶からモノに書き留めておく事で、忘れる事を防ぎ、且つ整理し直せる。
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ジュビロから俊輔が去り、遠藤が来たタイミングで読み返した。2002にゴンさんにあって俊輔になかったもの。ジュビロに来た俊輔はそれを供えてただろうか。もう少し見たかった。
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練習が目的化されがちな日本の育成年代のサッカーの練習において1回1回のトレーニングの目的の整理とフィードバックをつける重要性に気づかせてくれる。
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俊輔ファン、サッカーファンにはたまらない、中村俊輔が高校2年の時から15年書き続けた11冊のサッカーノートを一挙公開!
なのですが、サッカー選手にはもちろん、サッカーやスポーツとは縁遠い人にとっても夢をかなえるためのメソッドがたくさん詰まった本です。
「目標」の章では、ビジネス書や自己啓発書なんかでよく見る
短期・中期・長期(+具体的な細かい課題)
といった目標設定がされたページの紹介。
これを高校生のころから継続していると思うとと、俊輔はただの天才ではないんだなと。
彼が残してきたこれまでの結果は、地道な努力によってコツコツ積み上げられたものなんだということが一目で分かります。
「メンタル」の章では、俊輔の心の内が書かれた日記のような部分が紹介されていますが、
その内容からは、自分を律する言葉ばかりが並んでおり、ちょっとした名言集。
この二つの章だけでも、世の中に数ある自己啓発書を上回るの説得力を見せる「夢をかなえるサッカーノート」。
そしてこの本には、俊輔が編集した「サッカーノート」が付録になってます。
サッカー向けの内容ではあるものの、
目標設定ができる項目
良かった点、悪かった点の項目
課題の項目
そしてフリーのページもあります。
自分の状況に応じてカスタマイズも可能なノートだと思うので、私も今日から使います!
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練習を振り返る、自分の欠点を見直す、
向上心を持つ、結果を追い求める、努力する、
諦めないこと、そのための課程・・ノートをつけること
すごく大切なんだなということを学びました。
プロも悩んでるんだから、私だって悩むのは当たり前なんだと思って楽になる。それでもうまくなりたいって気持ちは一緒だから、今日も明日もまた頑張ろうと思える本。
Posted by ブクログ
中村俊輔選手が17歳の頃から書き続けたサッカーノートのコピーが、解説とともにそのまま載せられている。かなり赤裸裸な本である。身体的に特に恵まれているというわけではない中村選手が、世界で通用するプレーヤーになれたのは、この積み重ねがあったこととも理由だろう。続けるって本当に貴重なことなんだなと思わせる本。
Posted by ブクログ
もう10年以上前になる。日本にJリーグが開設された、まさにその日のことを、私はなぜかはっきりと覚えている。
調べたら、詳細な日時も分かった。1993年5月15日に行われたヴェルディ川崎対横浜マリノスだ。
サッカーのこともほとんど分からなかった私であるが、さすがに、にわかサッカーファンとなる。そして、この試合を、ソフトバンクの社内のテレビで多くの仲間と観戦していた。
すんません。覚えているといっても、そんだけだ。
さて、この中村俊輔という選手。もちろん、スーパースターだということもよく知っていた。ただ、2002年の日韓ワールドカップにおいて、トルシエ監督から評価されず、確実とも言われた日本代表に呼ばれなかった。
そんなことはどうでもいいのだが、私は、そのときのトルシエ監督の中村俊輔に対する言葉、「ワールドカップは家で見ていろ」は強烈に印象に残っている。
それ以来、この選手の言動には自然、関心が向くようになる。
もっとも、「関心がある」程度で、サッカー選手の本なんか買わない。この本、ホントに(まちがいなくホントだろうが)中村俊輔が書き溜めたものであるならば、私は、この選手に対する見方を改めなければならない。いや、もう改めている。
実力がありながら、りーダーから、厳しき落第の烙印を押されたかわいそうな選手から、自分の問題意識の中で、自分の立場を考え、自分の能力で来るべき機会を見据え、しかも、その準備ができる選手へと。
サッカー選手はもちろん、他のスポーツに取り組んでいる若い人、さらには、スポーツ選手以外の人にも、大いに参考になる。
私も、広貴に読ませたし、広貴もしっかり目を通したようだ。ただ、なかなか、実行できていない。
やっぱ、そこが中村俊輔の凡人と違うところか。広貴をそのように育てていくこと(見守っていくこと)も、親としての私の責任。
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現役選手でありながら自分の分身でもあるようなサッカーノートをオープンにするというのにはやはり大きな決意があったはずだ。その決意をさせたものはなんだったのだろう。
今の中村俊輔を見ていると、それは「日本のサッカーを強くする」という一念なのではないかと思えてくる。
そのためには、自分の経験はすべて伝えたい。
常々、トップフォームのうちにJリーグに復帰して海外での経験を日本に伝えるというのを自分の役割のように語っていた俊輔。
今回のエスパニョール移籍で、Jリーグ復帰は少し遅れるが、日本のサッカーを強くするためには経験を伝えるのを遅らすわけにはいかない。そんな強い思いの表れのような気がする。
中村俊輔に、そのような思いをもたらしたのはチャンピオンズリーグの経験とオシム監督の言葉だと思う。
マスコミや評論家たちも含めて、サッカーにたずさわる日本人の中で、世界のサッカーの中心に近い位置にいて最も多くの経験をもっているのは中村俊輔だ。その彼が日本のスタイルを作らなければいけないと痛切に感じている。そして彼が考えたスタイルは、オシム監督が日本代表に求めたスタイルと似ていた。
中村俊輔はインタビューの中で今でも事あるごとに「オシムさんが…」という言葉を口にする。彼のバックボーンには今でもオシム監督の教えが一本貫かれているのだろう。
オシムさんが日本代表の中で確立しようとしていた「日本人の特性を活かしたスタイル」を突き詰め、日本代表の中で完成度をあげていきながら、同時に、日本中にそのスタイルの浸透を図る。そのために役に立つツールになるのであれば…という思いがサッカーノートの解禁に導いたのだろう。
自分のノートをベースに初心者でも使いやすいサッカーノートをデザインしてそれもセットにしているところが俊輔らしい。彼の目線はいつも少年たちにある。
最後に、エピローグ「僕の変わらない部分と変わった部分」の中に興味深いフレーズがあった。
「僕が考える、プロのプレーとは「見せる」でも「魅せる」でもなく、「表す」というのが近いかもしれない。プレースタイルを前面に出して、生き様を見てもらうという感じだ」
日本人サッカー選手でもっとも「魅せる」プレーヤーだった彼が、欧州での経験を経て「生き様」を見て欲しいと言えるプレーヤーに成長した。
中村俊輔の存在は、やはり貴重だ。
Posted by ブクログ
日本を代表するサッカー選手、中村俊輔選手が
16歳から現在まで書いているサッカーノートを
公開した本。
俯瞰図などを見ると、上手い!って思う。
サッカーは見るのが専門だが、これを読むと
これからサッカーを見るとき、一段深い理解が出来そう。
小1の息子がサッカーをしているので、
添付のサッカーノートを参考に、攻撃と守備の良かった点
悪かった点を試合毎に書いている。
息子にはまだまだ早いが、自分にとっては備忘録として
重宝している。
Posted by ブクログ
この文章が気に入りました!プロでもいろいろと悩むんだから、
自分が悩むのは当然ですね。。
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自分が浮いていると感じても、
力がないと感じても、
サッカーがうまくいかなくても、
努力だけはやめてはいけない。
カベから逃げると次の壁もまた逃げる。
カベを乗り越えようとしている時が一番きついけど一番伸びている時。
うまくいかないことが多いけど、
自分を信じてサッカーに打ち込む。
自分を見失わない。
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Posted by ブクログ
自分にとって(勝手ではあるけれど)一番勇気をくれる人は中村俊輔だと思う。同い年、同じ神奈川で、高校サッカーという同じ舞台で戦った相手だからだ。同じコートに立った事もある。そんな人が、イタリアで、スペインで、世界で戦っている。あまり人には言った事ないけど、自分が海外行きを決めたときに、セルティックで初得点をあげた。世界に出ようよと背中を推してくれたような気がしたものだ。
彼のノートは、サッカーバカとしか言いようが無い。自信過剰な時期から、壁にぶつかり、もう一度原点にかえって努力を始める。挫折や課題を頭と努力で超えてきた人なんだ。
成功者の1人ではあるわけだけど、自分でテンションを高め、鼓舞するものも多くて、
やっぱりサッカーなど勝負事にはメンタルが非常に大事なんだろうな。
活躍の種類はいっぱいある。
みんなの期待に応えようとしすぎない。
これが中村俊輔らしい一言だと思う。
Posted by ブクログ
これを読んで、中村俊輔という選手のイメージが変わりました。
私もノートにいろいろ書いてるけど、絶対に人には見せられないもので…それを本にして出版するというのはものすごく勇気のいることだったと思います。
それも、「こっからまたもう一花咲かせてやろう」という決意の表れなのかなとも思いました。
Posted by ブクログ
中村俊輔選手が書き続けてきたサッカーノート。ノートを記載することで、自分の立ち位置を確認し、自分を見失わないように、目標がぶれないように、常に向上心を持ち続ける。中村俊輔選手のサッカーへの飽くなき情熱が垣間みえた。
Posted by ブクログ
自分を成長させるため、良いイメージを復習したり、悪い点を反省することは良いことだと思う。
サッカー以外にも応用出来ると思うので参考にしようと思う。
Posted by ブクログ
目標を書き続ける理由は何だろう?遠くの夢は、日々の努力で近づいてくる。それを忘れないために、自らノートに書き込む。実現した時をイメージしながら自分の夢を描ききる!そうすることで夢をかなえることができるようになると記し、自ら実践をした、そんな本がこれだ。
中村俊介「夢をかなえるサッカーノート」文藝春秋(2009)
*人と比べない、自分は自分。負けたら勝てばいい。負け犬は一日でいい。責められたら取り替えず。オリンピックは代表である。自覚を持って自分のプレーをする。
*自分を信じる。自分より練習をやっている奴はいない。絶対勝てる。もしかけていたらまた勝つ努力をすればよい。限界はないか、自分が100%出したと思っても絶対まだ100%を超えられる。限界は自分が勝手につくっている。
*自分が浮いていると感じても、力がないと感じても、サッカーはやめてはいけない。壁から逃げると次の壁もまた逃げる。壁を乗り越えようとしているときが一番きついけど一番のびているとき。うまく行かないことがおおけど、自分を信じてサッカーに打ち込む。自分を見失わない。
*試合でいいプレーが出せなくても焦らない。そのかわり、試合にでたら何かを残すプレーをする。普通のプレーヤーにならないために自分を見失わない。
*人の良さは認めて、自分も物にするようにする。でも自分は自分の良さがある。それをチーウにどうあわせるか考える。
*心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。(アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズの言葉)
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中村俊輔選手のサッカーに対する、また人生に対する真面目さ、ストイックさが非常によく分かる。
将来の自分だけのために、自分の内面をさらけ出したノートを、このように一般公開することはなかなかできない、と思いつつ読み進めたが、後書きに書かれていた下記の文章を読んで、改めて俊輔はすごいと感じた。
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ノートを公開することに関しても、昔は人にどう思われるかを考えるだけで拒否反応を示していたが、今は、見られてどう思われても、僕自身は何も変わらないし、それで動揺するような自分ではないという確固たる気持ちがある。今の自分に隠すようなものは何もない。もうこれで本当に丸裸だしね。
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本人曰く、裸になるより恥ずかしい。そんな中村俊輔のサッカーノートが本になった。中村自身の成長をささえた、サッカーノートを読むことで、僕たちも成長のすべを学ぶべきであると感じた。
別冊としてついてくるサッカーノートをうまく活用したいと思った。
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この本は人気が高いサッカー選手の中村俊輔選手の本です。内容は一言では言いずらいのですが、とりあねず、前を見ている人に共通するものを感じるれる本です。感想は中村選手がどのようなノートをつけていたのか興味があって読んでみたのですが、練習内容はもちろん、自分を冷静に見つめて書いてあるし前を見ている人に共通するものを感じると思います。
自分の思う方向に進まなくても、それを一つの試練と捉えて、誰のせいにもせず、冷静に捉え次へのステップにする姿勢は見習いたいと思える本です。
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サッカー選手中村俊輔のサッカーノート。メモ魔な私はサッカー見る時にメモるけど、選手じゃないんで全然視点が違うなぁと。私が参考にしたのは祖母井さん。