都市と都市を読んで興味を持ったので購入。
私が読んだことある中ではラブクラフト的、マシスン的な印象
「仲介者」「飢餓の終わり」あたりの日常と狂気の境は面白いが、
全体的に分かりにくいところもあり他人にはお薦めしない。
他作品との関係は掴みきれないが「ジャック」は
『お祈り』と出てきた時点でPraying Mantisが浮かび
その通りだったので思い描きやすかった。
叔父は「拝み太郎」に拝まれたら死ぬと教えられていて
今でもPraying Mantisが嫌いなことを思い出した。
拝まれて死ぬか、死者を祈るか、そんな解釈。