柳下毅一郎のレビュー一覧
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日本映画ぶった斬りの2冊目。
観客に観せるためではなく、企画でっち上げて制作費せしめるのが目的の映画がこんなにも存在するということを知り、暗澹たる気持ちになりました。寄生虫のような輩はどこにでもおるんやなあ(-_-;Posted by ブクログ -
「イニシエーション・ラブ」のみ後半をネタバレ回避で読まず。後はこのレビューのツッコミの方が面白いんだろうなあ、という作品ばかり。町おこし映画は地雷の宝庫にしか見えなくなる。「バケモノの子」が意外に低評価。Posted by ブクログ
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とても真摯なファンタジー・ヒーロー・コミックかと思いきや物語とメタと魔術と驚きとやりすぎのムーア節だった。それでいてやっぱり素敵なスーパーヒーロー・コミック。原書で読むには難解すぎるので続2巻も期待したい。Posted by ブクログ
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メビウス/ホドロフスキーの『アンカル』に比すべき名作ではないですか。
エンターテインメントの水準を維持しつつ、紙面一杯に魔術、神秘主義のイメジャリーが乱舞するという、、
魔術関連のことはたぶん他の方が解説されると思いますので、
他の視点で見るならば、イギリスには、イエイツ、ジョージマクドナル...続きを読むPosted by ブクログ -
映画に詳しいわけではないので、けっこう、有名どころしか見てないです。
でも、知らなくても楽しめる。
ものすごい知識のある人のおもしろい蘊蓄っていうのは、いいですね。
多分、映画見てるよりもおもしろいかも。Posted by ブクログ -
映画欠席裁判
■字幕翻訳の女王?ナッチ
★柳下: でもね、戸田さんがやるようなハリウッド大作になると、海外の配給先むけに字幕製作用台本っていうのがついてくるの。Mt.Fuji 日本の最高峰って感じで、固有名詞とか慣用句に注釈が付いている。
☆町山: なんだ、じゃあ中学生だって訳せるじゃん。
★柳下...続きを読むPosted by ブクログ -
ある程度映画を知っていれば、おもしろいです。下ネタに耐性が必要ですけど。なんというか、テレビ東京 午後のロードショーで放映されるような作品まで言及するのは、すごいです。難を言えば、さくいんを入れて欲しかったです。メインだけじゃなくて、派生的に扱った作品もレファレンスとして引けると楽しめると思うので。Posted by ブクログ
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解説の宇多丸氏曰わく「日本最高峰の映画悪口芸」。でも、二人の映画に対する愛は尋常ではない。
故に、漫才のようなキツいツッコミや喩えにも、愛を感じることが出来るから笑える。Posted by ブクログ -
面白かった~。でも下品…(笑)けれど彼らの披露する知識と確かな裏打ちがチラチラと垣間見えて、やっぱ評論家は頭良くなくちゃつとまらないんだよなあと当たり前のことを思い出しました。Posted by ブクログ
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映画についての漫談。
はっとするような知見や指摘は特に得られなかったが、こういうものか。
あのふたりのコンビは映像つきで見るのがやはり一番。Posted by ブクログ -
面白い。が、お二人の膨大な映画知識の掛け合いにほとんどの読者が追い付くのがやっとだったのではないだろうか。もちろん自分も「スターシップ・トゥルーパーズ」とか有名な作品は知っていたが、後半になるにつれ知らない作品が増えてきて読むのが辛くなってきた。
とはいえ、今後の観るべき映画作品のデータベースとして...続きを読むPosted by ブクログ