渡辺一史のレビュー一覧

  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    人の気持ちというのは人の数あるわけですが
    相手の気持ちをわかっているようで、実はわからないことばかりなのです。
    そして、相手を知れば知るほど、自分のこともよく分かっていく。
    いつしか自分や人を認めて自分自身が生きやすくなる。

    “障害があっても、障害がなくても、悩みはある。その悩みが世の中から見て、小さくても大きくても、その当人にとっては大問題だ。”
    *悩みというのはだれだって持ってんだな、やっぱりそれを他人が他人の物差しでその辛さを測ることは不可能だしなんの意味もないなと

    “なんでも完璧に自分一人でやろうと思うのはもうやめた。できないことばかりだ。”
    *自分の中の堅い癖、人に頼りたくないと

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    2019年07月03日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    映画脚本を文章化しただけあって、さくさく読めた。でも、細かな演出や演技が文章化されてるので、あそこはそういう意図だったのか!というのがわかっておもしろかった。映画みた後でも、読む前でも楽しめる一冊。

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    2019年05月09日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    積読していたが、休み期間に通読した。
    思っている以上に面白かった。
    時代はまた流れているので、それを踏まえて内容を反芻すべきなのだけど、個人的には福祉を「特別」にせず、「フツウ」するということがテーマとしてはあり続けているのだろうと思う。
    ドロドロしている感じはあまり好きではないけど。

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    2026年01月03日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    ネタバレ

    人に迷惑をかけずに生きるのが理想か。

    何年か前に映画化もされた話題のノンフィクション。ページは多いが引き込まれて一気に読み切った。鹿野靖明という在宅介護を望んだ筋ジストロフィーの男性とそこに集うボランティアたちの生活を取材して書かれている。著者もいつしかボランティアの1人として痰の吸引など鹿野の世話をしていくうちに、障がい者と社会について、人と人との関わり合いについて、生きることについて、を考え込んでしまうといった内容だ。

    ボランティアは何かを求めてやってくる。ボランティアに限らず人はやはりどうしても「してあげる」という上から目線からは逃れられないように思う。鹿野の「ワガママ」に対してボラ

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    2025年08月07日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    映画を見たことがあったので、小説になるとどんな感じなんだろう?と気になって購入しました。ページ数も少なくてとても読みやすいです。鹿野さんは厚かましいけれどどこか憎めない、素直な人です。「愛しき実話」というのがピッタリな作品だと思います。

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    2024年11月03日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    自分が1人の人間として評価されたい。それだけ。

    だれかの庇護下にあったり、憐れみの目を向けられていては、自分を出し切ることもできないんだよね。

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    2024年09月17日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    最初にこの本を読み始めたときは、わがままな鹿野の介護ボランティアをなぜするのだろうと思った。鹿野は「さらけ出さないと他人の中で生きていけない」と言っていたが、あまりにもボランティアの人の上に立とうとしていたので疑問が大きくなった。そこで、ボランティアの人に目を抜けると、自身がなく「父親が尊敬できないと自身のない子に育つ」という人や楽しそうだからや何かしたいという思いからやっている人まで様々だった。それを作者は、
    「ボランティアをする若者は2000年以前は市民運動熱を持った人、2000年は自分探しの人である」と述べていた。
    現在、ボランティアをしているのはどのような層なのかと疑問に思った。

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    2024年06月07日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    映画でタイトルは知っていたが中身は知らず。
    良い話だった。。
    巻末のノンフィクションの実話から、映画化に対しての背景の話もよかった

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    2024年03月24日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    小説とは違って、ノンフィクションは読むのに時間がかかる。生き生きと書かれていて面白い分、読む間、その人の人生や事件が重くのし掛かってくる感じ。今回もそう。
    鹿野氏を始め、いちごの会、鹿ボラの行動力のある登場人物たちに驚く。悩んでるけど常に動いていて、とてもギラギラ(あくまでもキラキラではなくギラギラ。)していて優しくて。
    羨ましくもあり、私にはできないなぁとも思ってしまって。。読み終わったあと、どっと疲れてしまった。

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    2024年01月11日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    2007年09月17日 19:14
    どうしてもこういった本は、お涙頂戴になりがちな傾向にあるが本書は全くもってそうではない。

    まず、作者が鹿野氏自身ではなく、フリーライター渡辺氏だということに一目置きたい。

    作者自身、鹿野氏のボランティアに入り、他のボランティアに徹底的に取材し、ボランティア達が思っていることを書き綴ったところが良い。

    また、鹿野氏のわがままとも言わざるを得ない性格がにじみ出ているところも、この本の良いところなのかもしれない。

    ただ、いきなり鹿野氏の過去の話になって、小山内氏や「いちご会」が出てきたところなどは困惑する人もいるだろうし、全体的に少し長すぎる。

    特にこの

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    2023年06月25日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    たくさんの人の中で生きた鹿野さんとボランティアの記録。斉藤さんというボランティアの方の後半の発言が腑に落ちた。

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    2022年11月03日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    筋ジストロフィーの鹿野さんがボランティアと共に自立生活を営む姿を描いたノンフィクション。
    話の面白い人(著者)が過去に会った面白い人(鹿野さん)を語る時点で面白さは約束されていて、濃厚で、笑えるところもあって、面白かった。
    介護という、物理的にも精神的にも人と密接に関わらないといけない現場で、支える側はある種生きる意味を求めて、支えられる側は少しでも自由に普通らしく生きたい、そういう綺麗事じゃないぶつかり合いが人を変える、みたいな。
    いや、そういう雰囲気の話じゃないんだけどうまく言えないな…とりあえず、読んで良かったし、とても人に勧めたくなる本。(私も母親に勧められて読んだ)

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    2022年04月02日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    質・量ともに、ずっしりとした一冊だった。

    筋ジストロフィー症で42歳で世を去った鹿野靖明さんと、彼の自宅での介護を支えたボランティアをめぐるドキュメンタリー。

    次第に症状が重くなっていく彼が、親元ではなく独立して暮らしたいと願う。
    制度も十分ではなく、ボランティアに頼って生活する決断をする。
    ボランティアなので、いついなくなっても文句は言えない。
    プロではない相手に、命を預けることになる。
    薄氷の上を歩くような生活、壮絶な挑戦だ。

    自分ならー、と思う。
    まず、治療法のない神経難病にかかった時点で絶望するだろう。
    介護を受ける立場には、将来必ずなる。
    おむつ交換をしてもらうとき、申し訳ない

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    2022年02月11日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    介助させていただく、とは、バイアスがかかる言葉だなぁ。
    認知症と診断されたから、その人にとっては普通の行動でも、
    介助者にしてみたら、奇異に思えると、必ず「あの人は認知症だから」と言う。
    認知症の人は、個性を出すことも許されないのか?
    障害者でも、自分らしく生活したい。
    だけど、すべてにおいて人の介助が必要な鹿野さんが、自分の要望を言うと、障害者で人手がかかるからダメ。
    障害があるから、高齢者だから、性欲があることは汚らわしい?
    普通の人間がただ自分でやれないことが多いだけで、
    障害がその人を拘束する道具ではない。

    今の介護は、経営を無理して組み込むからいけない。
    チームで仕事していても、仕

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    2021年10月10日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

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    金曜ロードショーでやっていた映画が途中から観ただけでもすごく面白かったので、原作があると知って読んでみた。
    これは障害者やその取り巻く環境や人を、ただの美談に仕立て上げたものではない。一人の鹿野靖明という人物が、剥き出しで現実と取っ組み合いながら、ボランティアと自分を曝け出しあいながら、必死になって生きてきた記録。著者自身がボランティアの一員となって数年間過ごし、鹿野さんと生身でぶつかっている。

    障害者福祉について、またボランティアをすることについて、日頃自分がいかに何も考えていかということに思い知らされた。映画化されなければ自分がこの本を手に取ることもこの分野に興味を持つことも無かったわけ

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    2020年12月25日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    映画が面白そうだったのでノベライズを。
    原作があるのなら原作から読めば良かった!しまった!
    鹿野のように生きられる人はなかなか居ない。
    私もそんな風に生きたいと思った。
    障害者とボランティアのお話って大変さが沢山あるはずなのにとっても面白かった。

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    2019年04月15日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    鹿野のように生きたいと強く思った。
    思うように身体が動かせない状況でも夢に向かって努力し続けるところ、遠慮せず自分の気持ちを他人にぶつけられるところは見習いたいな。(程度はあるけど笑)

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    2019年03月30日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    2019年5冊目。
    原作読んで映画観て、そしてこのノベライズ。正直ノベライズは好きではない。結局は映画ありきになるからだ。このノベライズも読むかどうかは正直迷った。それでも読んで良かったと思う。映画を既に観ていたからか話の流れも理解できていたし、そのおかげで映画では特に泣くことはなかったエピソードでもうるっとしてしまった。原作にはない、限られた登場人物の個性や感情の動きといった良さが詰まっている。

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    2019年02月17日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    ネタバレ

    鹿野さんのやり方は間違っていると思った。
    ボランティアへの横暴な言動やセクハラ、母親への暴言…彼なりに意味があってそう接しているとのことだけど、非常識。世話になっている人には思いやりの気持ちを持って接するべき。
    私がボランティアだとしたら1週間で辞めているレベル(;・∀・)

    しかし、そんな彼と接するうちに気付きを得るボランティアの人々を見ていると、そうとは言い切れないかもしれない。
    自分の障害を逆手にとって演技して、ギクシャクしてしまった男女を呼び出し引き合わせるのはずるい!!

    この話は実話だけど、映画化するにあたり脚色されているとのことで、第一印象が悪かった人が良い印象になっていくように

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    2019年01月24日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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    2003年に渡辺一史さんにより刊行された「こんな夜更けにバナナかよ」というノンフィクション作品の映画化に向けて、脚本家の橋本裕志さんが脚色し、前川奈緒さんが小説化した合作。

    筋ジストロフィー患者が主人公のノンフィクションが原作ということもあり、心して読むものかと思いきや、主人公である鹿野さんと、周りでお世話をするボランティアたちとの掛け合いは、障害者だからとか、病気だからとか、ボランティアとはとか、そういう概念を飛び越えて、人間とは、人生とはという奥底にある本質を楽しく愉快に考えさせられるとともに、ハッとさせられた。

    一人では寝返りすらうてない、筋ジストロフィーという病気を抱えながら、病院

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    2019年01月11日