渡辺一史のレビュー一覧

  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    映画を観てからこの本を読んだ。
    映画やアニメを観ると、その原作を読みたくなるタイプだ。

    正直、今の私に刺さるものが多かった。
    映画以上に学びがあった。
    医療機器や福祉サービスなど、知らなかったことが多かった。
    親を遠ざけたくなる気持ちなど、共感できることも多かった。
    私は、彼ほどストレートに発言したり、感情を出したりはできない。
    それでも、見習うべきところが多いと思った。

    私は今現在、入院中である。
    呼吸器こそ必要ないが、寝たきりになってしまったし、吸引器も欠かせない。
    「家に帰りたい!」と言い続け、やっと明日、家に帰れる。
    「いつでも救急車で戻ってきたらいい」などと言われたが、できる限り

    0
    2025年06月29日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。障害者とボランティアと言う「綺麗な話」になりがちな構図だが、もっとずっと生々しく、生き生きとした世界がそこにはあった。
    人と人が欲求をぶつけ合う、と言うすごくプリミティブなやりとりが、鹿野さんの視点からもボランティアの視点からもあって、その中でどうにかこうにか生活を作っていく、と言うその全体像が、面白い。

    0
    2024年09月01日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    真剣に生きる1人の障碍者の生き様 筋ジストロフィー患者の鹿野靖明は6歳で発症し、20歳まで生きられないと言われた。

    筋肉の力がだんだん弱まっていく病気のため、寝返りもうてない。体位を交換するためには介助が必要で、その介助にはボランティアがあたる。

    医大生の田中とその彼女、美咲は鹿野のボランティアを通して自分の生き方や様々な困難を乗り越えていく。

    本書はノンフィクションと原作を基にした映画の脚本のため様々な脚色がなされている。

    しかし、病院でただ世話されるだけの人生を否定し、自宅で自分の思うがままの人生を送りたいと願い、実際にそのように振る舞う鹿野の言動はいつも真剣で、自分の生に正直過ぎ

    0
    2026年01月02日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    衝撃的な本でした。実体験にもとづいたありのままの内容に、読んでいるこっちが冷や冷やするようなこともありました。現場で体験した人にしか分からない世界がそこにはあって、すごく勉強になりました。
    ただ、映画のポスターを見かけたことがあったので、ご本人の写真が載っているにも関わらず、大泉洋さんのイメージになってしまい困りました。

    0
    2023年08月23日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いいもん見させてもらったなって感じ
    久しぶりに本読んで泣いたわ
    ひたすら、鹿野さん、かっこええやん。
    ちょっと惚れるわ。美咲ちゃん羨ましいわぁ

    0
    2023年03月19日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまで、「障害者」と触れ合う機会がなかった私にとって、いい意味で固定観念が覆される本であったと感じた。
    鹿野さんのボランティア(鹿ボラ)として働く人々にもその人たちなりの悩みがあり、いわゆる健常者と障害者が密接に関わるシカノ邸は様々な葛藤や価値観のすれ違いが生じながらも精神的にも身体的にも他のどこよりも"前進"ができる場所であったと確信できた。人によって"普通"の基準は異なるが、障害者と健常者の間のそれは著しく異なる。鹿ボラの1人である斎藤さんはその"普通"境界を均すことが障害者を理解するということであるとした。長年ボランティアとし

    0
    2023年03月15日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    壮絶な生き様だと思った

    そういう人生を選んで生まれてきて、他人の心を美しくするために生まれてきたような人

    私にはそんな感じがするけど、美化してはいけないと、シカボラのメンバーさんが言っていたのでそうなのかなぁ

    著者のあとがきにも、堂々めぐりと書かれていたけど、けっこう堂々めぐりだなーとは思いながら読んだ

    実際答えがなくて、重度身体障害者福祉の考え方や社会としてのあり方、人としてどう生きるか、人としての主体性をどこに保つか、など考えはじめたら、無数の答えがあると思う

    だからノンフィクションとはいえいろいろ堂々めぐりだった

    知らないことだらけど、普通に知ることからはじめればいいのだと思

    0
    2023年03月01日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ブクオフのクーポンがあったので、あー、映画になったやつだなー、と思って購入してみた。

    ノンフィクションの賞とか取ってるけど、意外と前に書かれた本だった。

    私は、まだ若き恩師をALSで亡くしていて…それもあって読んでみようと思ったんだけど、筋ジスとの違いもよくわかってなかったな。

    人生、ホント人それぞれだなー。
    障がい者も、ボランティアも、ただの健常者も。

    鹿野さんの生き様は、なかなか真似できるものではないけど、神様はこういう人を喜ばれるのだろうなとは思った。

    0
    2022年12月24日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    「ありがち」と言われる、お涙頂戴的な本では全くない。鹿野さんの生き方も、そして、シカノ邸を書いた渡辺さんの仕事も、後世に残り、たくさんの人の心に残る。決して、失礼ながら、お二人とも器用な方ではないのだろうと思うが、そのエネルギーの計り知れなさ。確実に再読するだろう。

    0
    2022年10月08日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    筋ジストロフィーを患う鹿野靖明さんと、彼が亡くなるまで関わった多くの介助ボランティアの人たちとの物語である。

    筋ジストロフィーは、全身の筋肉が衰えていく進行性の疾患であり、有効な治療法は見つかっていない。筋肉が衰えていくと、歩けなくなり、手が使えなくなり、呼吸に必要な筋肉が衰えて自力での呼吸が出来なくなる。鹿野さんは、自力呼吸が出来なくなり、人工呼吸器を装着している。使える筋肉は、両手の指が少し動く程度なので、日常生活で自力で出来ることはほぼない。唯一、自分で出来るのはしゃべることだけであり、しゃべることによって、自分のして欲しいことを、介助者に伝えることは出来る。
    そういった状況のなかで、

    0
    2022年04月19日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ちょっと前の本だけど息子の本棚にあったので読んでみた

    生きることを諦めないで周囲に迷惑かけまくって「こんな夜更けにバナナかよ」と呆れられながらも多くのボランティアに愛された鹿野さん

    生きるチカラをもらうって大袈裟でもなんでもなく本当にあることなんだなと

    ジョギング始めたのも、難病だった母親の介護を通じてもらったキッカケでした

    紅白のまふまふが妙に沁みたのもそんなせいかもしれません

    0
    2022年01月22日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    脳梗塞で入院してる時、教育実習で私の世話を診てくれた男子学生に贈った本
    旧友に再会したかの様にすぐさま抜き取った
    一生懸命さに感動し、初心忘れず真っ当に励んで貰いたい気持ちで贈った本

    0
    2021年10月23日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    夢中で読んでしまった。心情的には星7くらいは付けたい。


    恐らくこの本の一番のポイントは’バランス’だと思う。
    著者・渡辺一史 氏がこの親本を執筆された当時はまだ30代前半から半ば、福祉や医療分野にはさしたる興味や知識があった訳ではなく、「日々を切実に、ギリギリのところで生きている人に会ってみたい」(p13)という動機から取材が始まったとある。
    こういった背景だったからこそ、客観的立場かつ’ごく一般的な感覚で’シカノさんやボランティアと接する事が出来たのではないだろうか。

    とりわけ難病や障害、福祉を題材にとった文章や取材だと、どうしたって当事者側に寄り添った内容になるのは当然で、ただし、そ

    0
    2021年08月28日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    長い本。何回か休憩をはさみながら、一気に読んだ。
    筆者が何度も何度も考え抜いて書いたんだろうなと思わせる、とても正直な文章。無下に飾りたてることもなく、フラットな筆者と主人公の鹿野さんの関係性がそこにあらわれているよう。

    様々なエピソードに共感しながら、時にはつらい気持ちになったり、くすくす笑ったりしながら読んだ。

    「障害」や「病気」があることで、「本当はいつもそこにあるけれど見えていないもの」が見えてくることがあるのかもしれないと思った。
    人間どうしがかかわることは、健常者や障害者といった枠組みに関係のない、普遍的な営みであることを考えさせられた。


    0
    2021年05月31日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    鹿野さん最高!鹿野さんの言う 「自立」 の意味にすごく共感したし、自分も実践していきたいと思った。強く背中を押してくれる本

    0
    2021年04月13日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    障がい者の在宅医療を切り開いた筋ジス患者とボランティアの物語

    障がい者がフツウに他者と暮らす意味を突きつけつつ、僕らのフツウって何だと考えさせる

    それは「フツウのことができなくなったときの尊厳死」に対する強烈なアンチテーゼだ

    0
    2021年02月16日
  • こんな夜更けにバナナかよ  筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    障がい者福祉の知識がないので本を読みたいと言ったら、その仕事の人に勧めてもらいました。
    美談にされておらず、具体的な描写から関わる人たちの心情も想像もでき、入門に良い本。

    「わがまま」と見える態度について、覚えておきたいところ。
    障がい者自身にとっては、周囲の望む方向と自分の欲求のズレをいかに明確に意識するかが、自我に目覚めるために決定的に重要。
    健常者が「よかれ」と思ってした好意、安易な優しさを突き破るような自己主張として伝えられることが多い。介助者にしてみれば、常に好意が打ち砕かれるような、激しさと意外性を伴う体験なのだ。

    とは、誰にでも、健常者同士にも当てはめられるね。

    0
    2020年12月29日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    はじめはなんてわがままなんだろうと思って会話を読んだ
    医療職として、ケアに関わる身であってもそんなふうにみてしまった
    でもそれが勝手に障害者とレッテルを貼っている対等にみていなかったんだろう
    できないところは手伝ってもらう必要があって、それでOKなはずなのに、当然と思うなよとどこかで思ってたんだな
    一人の人としてわがままを言い合える、遠慮しない関係が必要で、
    でもそれは医療福祉職という立場からはできないのかもしれない

    0
    2020年12月21日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とっても感動した。最後の、田中さんとあんどうさんが、鹿野さんのことを考えてるところが、じーんときた。障害者とは、どんな人か、考え直した。鹿野さんは、すごいなあと思った。ボランティアの人もすごいとおもい、そこからストーリーが、生まれるんだなと思った。

    0
    2020年04月11日
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

    Posted by ブクログ

    ノベライズということで短くてあっという間に読めます。ドラマチックにも仕上がっていて、感動しました。もう少し主人公が活躍するところを見続けたくなるくらいでした。映画ともとの本を見たくなりました。

    0
    2020年03月12日