真柴真のレビュー一覧
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購入済み
意外な設定
意外な設定が面白い。在原業平や僧正遍照、文屋康秀、紀貫之も衣装を今風に換えたら渋谷辺りをうろついてるヤンキーの兄ちゃんって感じなのがストーリーの軽快感を加えてますねw 当時は彼ら位の身分なら髷を結って普段は烏帽子を被ったはずだけど別に気にしなくても十分面白い。
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純朴そうな少年がいきなり「ヒハハハ」と笑い出して「やんよ」口調になったら驚かないものはいないと思う。雰囲気がガラリと変わり、学園で一番ヤバいやつが正体を現す。双子の謎が明かされていく前半。
ヤンデレや主従が好きなら美味しいものだが、これも好みが大きく分かれそうな要素である。「耳集め」がその話以降友達になるにつれて忘れられているようなのがちょっと恐ろしい。
今後ペアとなっていく二人のきっかけの巻ということもあって評価は高い。犯罪まがいの恐ろしい過去、最強の双子など厨二心くすぐる話で、最後の一話を除いてほぼ話が出ない異世界という言葉を一瞬忘れてしまうほど学園物語になっている。とはいえ非日常にはちが -
Posted by ブクログ
平安時代の独特の感性が光る古文が好きな人も、その独創性に妙な苦手意識を持っている人も楽しめる内容になっている
図書室に置くのに相応しいか、その点はやや微妙であるが、少なくとも、授業で使ったらウケは良さそう
『うた恋い』(杉田圭)、『ちはやふる』(末次由紀)と共に、和歌にハマりたくなったなら、読んでおきたい一冊
『うた恋い』は多くの作者の多種多様な“事情”を丁寧に描き、『ちはやふる』は百人一首に魅せられた人たちの熱い生き様を豪快に描いているが、これは設定が設定なので、フィクション色が割と強めな一方、最低限、押さえておくべき点はちゃんと収めてくれているので、三冊の内では最も、ストーリーに入り込みや -
Posted by ブクログ
何で二巻以降は表紙あるのに一巻はないんだろう…。
と愚痴を言いつつ、感想感想。
寓話、怪談、教訓に皮肉。
夢喰見聞の話はそんな感じの話がいっぱい。
良い意味でも悪い意味でも裏切られる。
でもどんな話でも”響く”と思う。
蒼波はこの漫画がすごく好きだ。
んで、蛭孤と霧霞(みづき)と一二三の関係が好き。
家族みたいに仲が良いと思ったら距離があって、付き合いが悪いのかと思えばそうでもなくて。
蛭孤と霧霞、霧霞と一二三、一二三と蛭孤。
どのペアが一番好きかって言われても、選べないくらい三人の関係が好き。
最後は少し、…悲しかったけど。
霧霞の決意が寂しくて。
一二三の言葉が嬉しくて。
蛭孤の笑顔が切