エックハルト・トールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ問いに対して答えるといった形式で語られるので、理解しやすい。 噛み砕いた言葉で丁寧に繰り返し教えてくれます。
『自分が「心理的時間」にとらわれているかどうかを知る、簡単なテストがあります。
「わたしがしていることに、喜び、安らぎ、楽しさはあるだろうか?」
もし答えが「ノー」なら、人生を重荷か苦闘とまなしているために、「いま」を時間でおおいかくしてしまっているサインです。』
『あなたは、ストレスを感じていますか?未来へ向かうのに忙しすぎて、「いま」の価値は、ゴールに到着するまでの手段になっていませんか?』
若かりし頃の自分だなぁと想いながら読みました。 大切なのは、過去でも未来でもなく、「いま」なんです。
パートナーとの関係についての考察もあり、興味深く、学びになりました。
『人間関係は、わたしたちを幸福にするのではなく、わたしたちを「目覚めさせる」ためにあるのだと知っていれば、さとりをひらくチャンスにできます。』
『幸福は「ポジティブ」と称される状況に依存しています。心の平安は、なにものにも左右されません。』
この言葉に、深く感動し納得しました。
もう一つ、大変納得したのが、
『たいていの人は、自分独自のドラマを愛しているものです。・・・このような場合は、エゴがその人の人生の舵取りをしています。』
『すべてを「あるがまま」に受け入れれば、人生の「ドラマ」は終わる』
『出来事やものは、人生ではありません。あくまでも「人生の状況」にすぎないのです。』
大きく納得し、心が落ち着いて行きます。
人生の状況(出来事やもの)をコントロールしようとせずに、穏やかに眺めていられそうな気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界的カウンセラーのエックハルト・トールの本。
最近の自分の考えのベースにある「今に生きる」をさらに深堀りした本。
※過去をよりどこりにして未来を目標設定の道具にしてしまうと執着心を抱くようになる。
※時間と思考は一心同体。過去も未来も幻に過ぎない。
※どんな事であろうと「状況」を「問題」に変えて自分に痛みを与えない。
※ストレスは「ここ」にいたいのに「そこ」にいたいと思う事や現在にいるのに未来にいたいと思う事である。
※さとりは体をとおしてひらくもの
→人間は体のレベルでは動物に近い。それを受け入れられないと「思考」に支配される
→体不在の信仰は危険
※許す事は「人生に抵抗しない事」「あるがままに受け入れ、受け止めて生きる事」
※人の話を聞く時は「身体全体」で聞く事。
※人間は完全にひとつになれない。恋愛は一時的に満たしているように思えるだけ
→酒、麻薬、恋愛、セックスは依存性が強い。
※ペインボディをアイデンティティにする事は過去をアイデンティティにする事を意味する。
※ポジティブシンキングの弊害→ポジティブかネガティブなのかわかるのか。全体像がわかっているのか。挫折・喪失・病気・苦痛が「偉大な教師」「深遠なレッスン」である事はあり得る。
※「手放す&受け入れる」のは内面のみで良い。受け入れるのは「今この瞬間」で良い。
今にレッテル貼りをしない。
※「意識的に生きる」事によって選択肢が増える。 -
Posted by ブクログ
非常によくまとまってて有用だと思う。
キリスト教圏の人にも理解しやすいだろうし、
ちょっと前(トランプ当選)まで続いてた瞑想ブームの発端になったは理解できる。
他の本でも、今にいることの意味と、瞑想の方法につは書かれているが、
生きてる間じゅう、なるべくサティをこまめに入れるベキ。
むしろそれが瞑想の目的。ってハッキリ言ってる本は少ないので、そこも良い。
「心が平穏であるか」をサティが入ってる(今にいる)かのチェック方法にするのは、良いアイディアだと思った。
ただし、この本だけでは、魔境に入ってしまうのでは?というのが不安。
他の本だと、そのために「慈悲の瞑想」を併用することをすすめるんだが、この本にはなかった。
サティを続ければ、自動的に慈悲も進むんだろうか?
評価は☆4.5くらい -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作者の本は初めて読んだ。
悟りを開くには”大いなる存在”に触れること、そしてそれは”いまに在ること”というのが全体を通して流れるテーマ。
後は、それを日常の色々なケースで例として挙げながら説明されている。
・・・が、この”いまに在ること”というのがそのアプローチ方法も書かれてはいるのだが、実感として今一つ分からない。
確かにアイデンティティというのは過去によって作られているし、それが無心状態というのもわかるのだが。
どこか”禅”と通じるものもあり、これが心より理解(体験?)出来たとき悟りが開けるのかもしれない。
まずは、”いま”を感じるように意識したい。 -
Posted by ブクログ
何かがつらくてたまらない時、そのつらさを癒してくれる本。教えが本質的であり、なによりも、シンプルであるのがよいです。
考え方は仏教をベースにしてあるように思えるのですが、仏教の場合は教えが細かくて、これを守るのは大変だと思ってしまう。また、現代にそぐわないところもある。
でも、エックハルトが勧めるように「今に集中する」だけなら、それだけでいいのなら、納得がいくし、私にもできる!って思える。
私のこの「心の痛み」がなんなのか(ペインボディ、と彼がいう、自分自身の価値観の反映)が分かり、それを退治することができます。
読んで半年経ちましたが、彼の価値観が私の中に浸透することで、私はすごく生きれるようになった気がします。 -
Posted by ブクログ
内容は極めてスピリチュアルである。
スピリチュアルであり、かつすんなりと読み進められないくらい意味を読み取るのが難しい箇所もあるのだが、著者が指摘している内容はスピリチュアルに嫌悪感を示すような人にも役立つような、生き方の軸となるものが多数おりこまれている。
「いま」に在ることの難しさ。
人は、過去と未来に気を取られがちである。
とりわけ過去を判断基準にして、「いま」行動する傾向が強いのではないか。
しかし、過去はあくまでも過去。
「いま」におなじことが当てはまるとは限らない。
過去を判断基準にすることにより、「いま」にレッテルを貼るのはやめようと思った。
そんな人生、もったいない。
私はライフプラン設計の仕事をしている。
未来の家計を予測し、「いま」どう対処すればよいか考える仕事だ。
この本のエッセンスは、今後の方針に大きなプラスの影響を与えてくれることだろう。
楽しみである。 -
Posted by ブクログ
「さとりをひらくにはどうすればよいのでしょうか?
結論を言いましょう。さとりをひらくための、一番肝心なステップは、「思考を「ほんとうの自分」とみなすのをやめること」です。絶え間なく流れている思考に「すきま」をつくるたびに、「意識の光」が輝きだします。」
エックハルト・トールさん。アメリカでブームだそうですね。本も何百万部も売れているそうです。
エックハルト・トール、1948年ドイツ生まれ。絶望感を感じ自分が嫌になった29歳のある夜中、嫌な自分と自分が嫌な自分が2人いるんだろうか?、といった気づきの後、さとりを開く。
驚きでした。主張はクリシュナムルティに酷似。とあるサイトでは、21世紀のクリシュナムルティと紹介されていました。クリシュナムルティと同様なことを、より平易な口調で語ります。上記抜粋は、前に書いたバグワンの存在の詩の一節とも似てますね。
これを見て思うのは、さとりというのは誰にでも起こりえるプロセスなんだろうな、ということです。
クリシュナムルティを始め、このエックハルトさんや、さとりに至った禅僧達、大体同じようなことを語っています。共通のキーワードは下記のとおり。
・過去と未来は存在しない 今しかない
・思考と戦わない
これも上記本からの抜粋
「これまでは、「時間の世界」に住み、「いま、この瞬間」には、時おりおとずれる程度だったはずです。これからは逆に、「いま、この瞬間」を「すみか」とし、物事を解決するのに必要な時だけ、「過去」と「未来」をおとずれるのです。」
誰だか忘れました、悟りに至った偉い禅僧が、悟りを開く前は時間に使われていたが、悟りを開いた後は時間を使えるようになった、と語っていました。時間というのが非常に重要なキーなのだと思っています。
クリシュナムルティはもういませんが、今もこうした人がいるのは嬉しいですね。来日したら是非お話を聞いてみたいです。