エックハルト・トールのレビュー一覧
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エックハルト・トールの『さとりをひらくと人生は‥‥(The Power of Now)』を読んだものにとっては、そのエッセンスを簡潔な言葉の数々によってもう一度確認でき、さらにきっと新しい発見ももたらしてくれるだろう。 エックハルト・トールの本を始めて手に取る人にとっては、読みやすく分かりやすい言葉の数々が、思考のない静寂の中にこそ真理があるというメッセージを力強く伝えてくれるだろう。そして、『さとりをひらくと(Power of Now)』もぜひ読んでみたいと思うに違いない。ヴィパッサナー瞑想を実践するものにとっても読む価値のある本だと思う。
『叡智は、思考による産物ではありません。人や物事といった対象に、意識を100パーセント集中させるというシンプルな行動を通して湧き上がってくるのが、叡智であり、「深遠な知」です。意識を対象に集中させるという行動は、原初の知恵であり、「大いなる意識」そのものです。それは、観念的な思考がつくる壁を取り除き、「なにものも単独では存在しえない」という認識に、あなたを目覚めさせます。それは、観察者と非観察者を、統一の場において、一つにつなぎとめます。それは、分離の傷を癒すのです。』
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Posted by ブクログ
平易さと説得力をかねそなえた新しいさとりの書だ。
さとりについてこれまで多く語られてきた。本書も、言葉にしえないそれを指し示すのだが、何かが一味違う。とても新鮮に響き、しかも得心がいく言葉の連続だ。ページのほとんどをマーカーで塗りつぶしてしまうほど。この本に出逢えたことの喜びを、読んでいて何度もかみしめた。
本書の新鮮さのひとつは、その普遍性、統合性にある。聖書の言葉や仏教、とりわけ禅への言及も多いが、序章にあるようにまさしく「普遍的な魂の教え、あらゆる宗教のエッセンスを統合し、現代向けに書き改めた書」といえよう。「大いなる存在が、自分とともにある」ことがどんなことなのか、どうすればそうなるのか、とても分かりやすい言葉で、説得力をもって語られている。永く読み継がれていく名著だと思う。私自身、4回、5回と読み返していきたい。 -
Posted by ブクログ
『The Power of Now:さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の著者・エックハルト・トール氏の本。
原題の『Stillness Speaks(沈黙は語る)』そのままのタイトルの方がよかったのじゃないか、と個人的には思っていますが、あさりみちこさんの訳は全般的にこなれていて読みやすかったです。
“読んでいる時間よりも、本を温めること、いわば「熟成させること」に時間をかける”よう、エックハルト氏は前書きで薦めています。
今まで読んだ精神世界の本と比較して特に目新しい事柄が書かれていたわけではないのですが、「思考の夢から目覚めるということ」、「いま、この瞬間」の意味、といった的確な表現で“静止”の大切さを繰り返し説いているのは、今まで学んだことの確認を行う上でもとても役に立ちました。
「思考していない純粋な意識状態に至る」というのはなかなか難しいことではありますが、言葉をあやつり思考の波におぼれている限り、私たちは集合意識の外に出て自由を感じることは出来ないのだ、と再認識。
“「知らないでいること」に心地良さを覚えてください。”という言葉にどきっとしたりして・・・。
常に結論を出そう、解釈しようとする「思考」にともすればもてあそばれ気味な我が身を振り返り、「いまに在る」ことを存分に味わいたいと“静止”を実践中です。
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全ての章を通して「今にある」ことを主張している。
「今にある」ことで、エゴによる感情や物質への同一化をやめようと主張しているわけだ。
私も一時期、高級な時計が欲しくて悩んでいた。
時計は時間を見るためのツールではあるが、工芸品としての側面も持ち合わせており、高いものは数百万に及ぶ。つまり、この高級品に自身を同一化することで、自身さえも価値が高いと錯覚したかったのだ。今ではこのような収入に見合わない贅沢品よりも、今にあることにお金を使うことにしている。
それは家族、恋人のためであったり、旅行の経験だったり様々であるが、この本はその類の気づきを与えてくれるのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
1 どんな本?
「いまに在ること」の重要性と理由を教えてく
れる本。スピリチュアルな本だが、そんな本を読
んだ事の無い人でも学びになる本。
2 何で読んだの?
(1) なんかの本のお勧め図書だったから。
(2) さとりを学びたい。
(3) 新たな習慣化を目指す行動をとれる状態にな
りたい。
3 構 成
全10章304頁(序章を含め)
著者がさとった時の話から始まり、
思考は「本当の自分では無い」事、「いまに在る」
事、インナーボディ、「心の平安」、「手放すこと」
を説き、
さとった状態を示して終わる。
4 著者の問題提起
多くの人が思考を自分だと思い込んでる。
5 命題に至った理由
30歳で思考と自分は別だと気づいた経験から。
6 著者の解
思考を観察して「いまに在る」と思考と感情は
「自分」では無い事に気づく。
7 重要な語句・文
(1) 「いまに在る」
(2) ペインボディ
(3) 手放す
(4) 観察する
(5) おおいなる存在
(6) 沈黙と空間
(7) インナーボディ
(8) スペース
(9) 痛みですら維持したがる思考の恒常性
(10) 「すでにそうであるもの」
(11) 自分は自説に固執している事を観察
8 感 想
最後の100頁ぐらいから理解するのが難しく
て読み返した。
刺さったのは「思考は痛みも含めて恒常性を持
っている。」と言う事。いまに在って観察して離
別すると決めた。
深く知りたい事は「手放し方」。抵抗に気づき、
感情を観察して役に立たない事を確認する。
人に勧めるなら沈黙と空間。この概念はとても
新しいと感じた。沈黙と空間は音や物が「在る」か
ら感じる事が出来る概念。
図やグラフは無し
9 TODO
(1) いまに在る(常に)
(2) 思考を観察する。
(3) おおいなる存在を感じる。
10 問 い
自分とは?
11 答 え
在るものすべて -
Posted by ブクログ
好き嫌い分かれると思うけれど、私はすごく良い内容だと思った。すんなり馴染む人にとっては、本当に人生変わってもおかしくない内容だと思う。
マインドフルネスと呼ばれているものを、もっと核に掘り下げた内容。
ニセモノのアイデンティティ、ていう言葉がすごく刺さりました。
翻訳されている方が、宗教的な表現や、筆者が自己陶酔しすぎている文言はあえて省略されたとあるだけに、抵抗なく、生き方の処方箋として違和感なく、全ページにマーカー引きたいくらいに腑に落ちた。
私自身、共感性のようなものが高く、他人に疲れるときがある。他人の話を聞く際になるべく身体から自分の根っこを離さないように聞いたり、自分で感覚的に調整していたことが、この本に言語化されて記載されており、長年の疑問がすんなり腑に落ちました。
必要な人には必ず刺さるであろう本。