エックハルト・トールのレビュー一覧
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ネタバレ思考力は使い方次第で最高の道具。ただし、使い方を間違えると思考の側が私たちを使っている。
大いなる存在と一つであると感覚が得られない一番の原因は、自分の思考を本当の自分と思い込んでしまうこと、この思い込みにより思考はコントロールできなくなる。不安や苦しみをこしらえる「偽の自分」をでっち上げてしまう。
「思考」は本当の自分と思い込むことは錯覚。
外界思考だけでなく、幾らかは内面を意思する。
人とのの交流や自然の中で特にインナーボディの「沈黙」を感じ、目に見えない世界と目に見える世界をつなぐと揺るぎない平安と静けさを得られる。
感情の苦しみ痛みがネガティブなエネルギーで体にくっつくこれがペインボデ -
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Posted by ブクログ
一回で理解しようとしてはいけない本です。
この本で解かれていることはつまり、「今、ここに、自分自身がただあることができれば、すべてがうまく流れていく」ということです。
こんな単純なことが延々と語られます。
私は、正直言うと、途中、何度も投げ出したくなりました。
「それが出来たら苦労しないよ!どうやったら、そうなれるのか、さっさと教えてよ!!」
こんな感じで(苦笑)
この本が難しいとすれば、書いてある内容ではなく、読み手側がどれだけ受け入れられるか、ということだと思います。
現在、何度かの読み返しをして、今のところ、ほぼ受け入れることが出来たと自分では感じています。
けれども、きっと、ま -
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「思考を客観的にながめること」以外にも、無心状態をつくる方法が、いくつかあります。意識を100パーセント「いま」に集中させて、思考活動を遮断するのも、そのひとつです。意識のすべてを
、「いま、この瞬間」に向けてみましょう。そうすれば、思考活動をストップすることができ、「意識が鋭敏であると同時に、考えごとをしていない」という、「無心状態」になれます。(略)また、これは、瞑想の極意でもあるのです。
この方法を、日常生活の中で、どのように実践していくかについて、具体的にご説明しましょう。たんなる手段としておこなっている動作に、意識をすべて集中させるのです。すると、「手段」が「目的 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ過去と未来への思考を絶ち、「今」に意識を向けること。
人生には「今」しかない。過去も未来も想像の中にしか存在しない。
「今」をあるがままに受け入れることで、心の平安に至る。
ごく大雑把に言えばそれが【さとり】だ。
「今」私を取り巻く状況自体は、よく観察すると何の問題もない。
問題があると感じられるのは、過去や未来に思考を巡らせて
難点を引っ張り出しているからに過ぎない。
さとることによって、心の平安、内から湧き上がる喜び、
判断の明晰さ、身体が軽いかつエネルギーに満ちた感覚、などが得られる。
生きることの素晴らしさが日々実感できるのである。
そして、そのように生きていると、不思議と自分を取