橋本あおいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
「上等な食事と上等なワイン。ーーこれに上等なセックスがあったらパーフェクトですね」
「上等かどうかは君が決めるのかな?」
「当然です」
誰からの誘いも受けない眉目秀麗な魔性のバーテンダー・高史(たかふみ)と出逢った外資系ホテル社長・一瀬(いちせ)。
歯の浮くような甘い愛の言葉を囁き、言葉巧みに高史を口説いてはにこやかに躱されるやりとりを楽しんでいたけれどーー!?
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表紙に惹かれて購入しましたが当たりでした…!
こういう大人な雰囲気のお話って凄く好きなので最後まで楽しく読めました。
攻めの金に物を言わせるような連続攻撃に思わず笑ってしまいましたが、一度で良いから自分 -
購入済み
白い嘘
悪意のないWhite lieから始まる優しい恋愛。多感である少年時代に己の保身故に本当は気になっていた相手・准平を言葉で傷つけ長く心に引きずっていた深尋の後悔の念が語られる件(結構延々)が切なかった。反して准平の達観したよーな懐深さといわゆる執念深さには脱帽!事故のとき本当に偶然居合わせたのかと最後まで邪推してしまった(笑)深尋が真に准平に惹かれていく様や想いが通じてから体を繋ぐ件のトキメキが良く描かれてて読み終えてなおジワジワと温かいものが溢れてくる感じがします。こーゆー嘘は全然ありだね(笑)
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Posted by ブクログ
元同級生の再会ものです。センセの作品はいつもただ甘いだけじゃなく、ちょっぴりチクチクしてビターなところがあるのが大人向けです。
失恋して酔っ払って階段から転落して記憶喪失になった深尋。そんな彼の世話を引き受けたのは、「恋人」と名乗る元同級生の准平で。
記憶喪失ものが好物なので飛びつきましたが、実際はちょっと違う展開でした。もっとフクザツな事情があったりするところが一ひねりあって面白かったです。
嘘つき×嘘つき。深尋は准平の真意を知りたくて思わず嘘をついてしまったけど、根は純粋で画策することは苦手そうな性格なので、読んでいていつバレてしまうかとずっと心配させられてしまいました…
でも、准平だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容紹介に関しては皆さんがもう既に描かれているので、個人的感想だけ。(いつもその程度です)
「ほしあらし」
年下わんこ攻め、美人受けが大好物なので、ドンピシャきた!!!!!
橋本さんの著作は「between the sheets」が一番好きですが、このお話も同じくらい好きです。
うさぎのうーさん、やぎの八木さんも可愛い。
それ以外は、
フリーターの二人、専務×バリスタ、実業団バレーの二人、大学で同期だった医師二人
という感じで、フリーター二人がエロなしでこういう方が好きかもしれません。
引っかかったのは、専務×バリスタ。
婚約者がいる事で、皆の前で専務にドリンクをかける行為が、乙女というより -
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ネタバレ橋本さんは「between the sheets」から読み始め、遡って既刊を読んでいます。
エロに定評がある作家さんのようですが、私のようにエロがあってもなくてもいい派でも読みやすく、お気に入りの作家さんです。
地元商店街、幼馴染みのラーメン屋とイタリアンの息子のお話と短編が少々。
幼馴染みが、そのままの関係保ちつつ纏まるのいいですね。
お互いの家、その他の仲間もほんわかしていて、読後感のいい作品でした。
橋本さんの何に惹かれるのかなあと考えてみましたが、絵が綺麗なのは勿論、BLのプラス方面な醍醐味が満載だからなのかもしれません。
自分は比較的、BLではゲイである葛藤がある話が好きなのですが、 -
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一般受けするものから一歩踏み出したところにある萌えが上手く描かれている短編集。
イタリア人× 日本人cp、アラフォー20年来の親友cp、そしてファンタジーものが1本収録されています。
表題作は、バイのイタリア人ディーノが男の色気ムンムンなのに、日本の文化に好奇心いっぱいで日本食やアキバで子供みたいに興奮して喜んでる姿が、すごくギャップ感あって好感持ってしまいました。
龍之介がほだされてしまった気持ち、わかります。ディーノはにぎやかで陽気だけど、独りぼっちでいる孤独感もわかってくれる男なんですよね~
龍之介が素っ気ない素振りをしても、それが強がりで実はさびしがりだと見抜いているところがステキです -
Posted by ブクログ
ネタバレ受の容姿が好みで、バーテンダーと社長の大人の駆け引きというあらすじに惹かれて読みました。
個人的には落ちるまでのあれやこれやの駆け引きが見たかったのですが、一話で即落ちだったのでちょっと残念。
関係に至るまでのやり取りの方が色気があると思うんですが、BLで連載だったら仕方ないですね。
関係を持ってからのうだうだしたやり取りも、楽しかったです。
安心して読めたポイントは、「ああ、この社長、何があっても全く諦めない」というオーラ。
押せ押せの攻が途中で何か誤解していきなり手を引く展開はありがちですが、この社長に限っては全くそういう事は考えられないので素晴らしいです。
雰囲気は、ハーレクインに近い -
Posted by ブクログ
外資系ホテルの社長と魔性のバーテンダーの、粋でアダルトな恋の駆け引きのお洒落な王道話かと思ったら、それだけのストーリーではなく、二人が徐々にさらしてくる素顔にクスッと笑える意外性があって二倍楽しめました。
金満バブリーな鼻持ちならない男に見えた一瀬は、とってもポジティブでイケメンなのにどこか抜けてる天然さん。
お高くとまったクールビューティだと思っていた高史は、案外真面目で恋に臆病。駆け引きしているのではなくて、一瀬の気持ちに疑心暗鬼になってしまっているかんじ。つれないふりで、実は恋する気持ちにジタバタしているのがすごくかわいい~ツンデレそのもの。
一瀬も、ものなれた甘いセリフで口説くので軽い -
Posted by ブクログ
ぐはっ!! 恥ずかしい…っ(*ノ◇<) でも笑えるw
有名ホテルグループの社長さんがお気に入りのバーのマスターを口説き続ける一冊(笑) 一瀬(社長)の感情表現が外国人のようにオープンで若干引き気味になるけれど、意外と真面目な高史(マスター)もひと皮剥けばエロエロで、とてもお似合いの2人。
なのに「この関係はセフレだ!!」と言ってなかなかくっつかないのは何故〜(*´Д`)? 一瀬は無駄に饒舌な癖に肝心な言葉が足らず、高史はツンデレこじらせてて自分の感情に気づかない… でも意外と楽しんでるので、振り回されてる周囲の人がすげー気の毒(笑)
イイ歳した男2人の、中高生みたいな恋愛…だと思う。 独り -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初からほとんどHシーンですが、ヒロインがこの風貌で童貞ってのは珍しい設定かなって思います。シドとしてはがんばろうとしたたのに、アシェラのことがトラウマになって不能になっていたようです。
そんなシドが見つけたお嬢さんとは、奴隷市場で再会。
たぶん彼の頭の中は自分がいなかったから、こんなに身を落として・・・って後悔でいっぱいだったんでしょう。
なので、めずらしく最初はガツガツしてません。
アシェラがいい感じになっているので、途中でやめちゃうことができてます。
ただ、一度アシェラと関係を持ったあとは、思春期の童貞君と同じように昼も夜も仕事もほっぽらかして、アシェラが気の毒になるほどやりっぱな