田島弓子のレビュー一覧
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プレイングマネージャーとして、いかに部下と接しいかに成果をあげるか。チームを持つ身としても、それは非常に大事だ。特に、モチベーションやロイヤルティを高い状態に保ち、自ら率先して動いていくチーム。悪いことも良いことも、すぐに相談できるチーム。そのためには、同じ目線に立ちつつ、決断(判断ではなく)を行うことだと思っている。本書は、どちらかというと、ツールに目をつけた格好で、本質的なリーダシップというよりも、それは当たり前になっている状態(理解している状態)で、いかに上手にその忙しい仕事からツールで解放できるかを説いた本と言える。
部下のメモに、Aさんありがとうと書き足して返すことで見ているよと伝え -
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○上司になると話すことが無い
ときには、上司の話したいオーラを部下がキャッチしてあげること
「お帰りなさい。おつかれさまです」でも良
○出してまずくない情報
垂れ流してしまったほうが、部下は安心します
メンバーだけ集めて会議のサマリーを話す
⇒メールして送った情報について、話すとイイナ
○どんなに忙しくても「話しかけないでオーラ」は出さない
「どうした?」と相手と向き合って話す
○人の部下に直接コンタクトしてはいけない
他部署の人に仕事を頼むときは、まずはその上司に話を通すべき
「そちらのAさんに、月曜日までに資料の手直しをお願いしました
お陰様で -
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コミュニケーションを業務と考え、パターン化、仕組み化、習慣化するという考えは自分の中で新しいものだった。二章のフレーズも実践的で使えるものが何個かあり、実際に使ってみたりしている。
以外備忘録。
・コミュニケーションをスケジュールの中に組み込んでしまう。
・どうしたの、あなたらしくもない。⇨相手を肯定しながら失敗を指摘する方法。
・先生〜涙⇨年上の人に言いにくいことをやわらかに、きちんと伝える方法。
・すいません、ちょっと困ったことが⇨職人気質の人には相談役として頼ると嬉しがられる。
・毎日、何時から何時はコミュニケーションの時間を決めてしまう。
・どんなに忙しくても話しかけられたら完全に相手 -
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新年度から管理職になる。
不慣れな新米管理職に振り回される不幸な部下たちを少しでも減らそうと、そして、自分の不安を少しでも解消しようと、この手の本を読みだした。
…結構できてない人いるのね、という妙な安心感と、今まで自分がどれだけ好きに自由にやっていたかを痛感し、新年度以降絶望(笑)
一歩一歩成長するしかない、焦るな自分。
分かりやすく、優しく書かれていたのでよかった。
男性が書くと、上から目線ぽく感じたり、意識高い系に感じたりしたけれど、これは背中をそっと押された感じ。
まだ怖いけど、不安だけど、覚悟を作っていく、少しずつ。
周りがどうだとかどうでもいい、私がどうあるか。そう思考を切り替 -
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民間の会社の実際のプレイングマネジャーの人に比べれば全然差し迫ったものがあるわけではないですが
それでも40歳を過ぎて、学校の仕事はあくまで一人なので、プレイヤーとして
だけど外部の仕事では13人のメンバーを率いるサブの立場なので
こういう本を読むのが多くなってきました。
最近は時間に追われてじっくりと長い本を読む時間がないので
この本のように薄めで字も大きく要点がしっかりとおさえられている本は
とってもありがたいです。
本当はもっと自分の核を作るような本を読みこむ必要がありますが
今は即効性を重視しています。
実際に人に動いてもらうって自分が動くよりもとって -
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メインターゲットは女性社員を部下に持つ上司で、そういった方々への指南本になっているんだけど、自分自身の会社での働き方を振り返るにも良い一冊。
「なぜ一生懸命やってるつもりなのにうまくいかないのか、周囲が認めてくれないのか」と悩んでる人にも冷静に自分を見るいいきっかけになると思う。
※私自身、「あーこの考え方やっちゃってるわー」とか「上司にこんな態度取ってるわー」とかあって反省+気をつけようと思った。
男性と女性は「差別」はNGだけど「区別」はすべきもの。肝に命じて周囲の人や自分の特性にも冷静に対処していきたいね。
指南本としては全体的に具体例も交えていてとてもわかりやすかったと思う。
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いま流行のワークライフバランスをキャッチーなことばで茶化しつつ?、結局は、熱きメッセージを語っている本。
とりわけ、新社会人に向けたあついメッセージだと思います。
筆者のワークライフアンバランスにこめたメッセージは
「アドレナリンが吹き出るぐらい、本気でハマルことで、仕事を面白くやりがいのあるものにすること」
・目の前の仕事を愚直に必死になって取り組め
・仕事にトコトンはまってやり遂げる
・限られた時間を使って、「濃い」仕事をする
つまりのところ、「トコトン仕事に熱くなれ!」
ということです。
その本質は、ワークライフバランスでもワークライフアンバランスでも変わらないと感じます。私自身に違 -
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ネタバレ近年、「ワークライフ・バランス」という言葉をよく耳にしますが、本書は「ワークライフ・アンバランス」という正反対の事を書いている内容になります。
そもそもワークライフ・バランスとは、ワーク(仕事)とライフ(仕事以外の生活)を調和させ、年齢・性別を問わず、誰もが働きやすい仕組みをつくることである。
それで本書で提唱しているワークライフ・アンバランスとは、今、目の前にある仕事に対して、100%全力投球。寝食を忘れるくらいアツく仕事にのめりこみ、その結果、自分の枠を超えたところにある成果やスキルを手にすること。そしてその過程を通じて、本気で何かに「ハマる」ことの面白さを体感すること。
■アンバ -
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常に目の前の仕事に全力を尽くすことで、知恵を絞り気付きを得てきた元マイクロソフト女性営業部長が、新人時代を過ぎて仕事に余裕が出てきた働く女性に向けて「キャリアの考え方」や「一人前の仕事術」等を著した一冊。
著者は輝かしい経歴を持っているが、そのスタートは留学で就職活動に出遅れ、なんとかバイト先に就職できた、というものだった。しかも業務内容は営業サポートといった補佐的な仕事。私自身も今は周りの人間をサポートする事務的な仕事をしており、著者の新人時代を知ってぐっと親近感を持った。それに加えて書かれている内容も、社会人3年目の私自身にとって参考になったり考えさせられたりするものがあり、今の時期にこ