池田大作のレビュー一覧
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ネタバレ1章 暁光
・アジアを侵略したにもかかわらず、本当の意味での反省もない。
・昨日と同じことをしているだけでは、飛躍も未来の発展もない。常に、新しき工夫、新しき挑戦があってこそ、新しき前進が生まれる。
○大事なことは、最初の決意を忘れることなく、一日一日が前進であった、勝利であったという、悔いなき力強い歴史を、わが身につづっていくことです。今何をするのかを常に問い続け、必死になって挑戦し、行動し抜いていく。毎自作是念。未曾暫廃。広布のための連続闘争こそ、仏の所作を実践していると尊い姿であり、絶対的幸福への軌道。
・忍耐強い信心の持続。題目をあげきる。
・砂漠に水を撒くような執念。
・最後に勝つのは、迫害と戦った国。
・すべて御仏意。
・いっさいの結果をもたらす原因は、自己自身にある。
ブラジルの戦い。今の発展の裏にはビザも発行されない苦労の歴史があった。何度も立ち上がり、信心で打開する戦いに胸が熱くなる。
2章 開墾
・信頼とは、人柄が発する共感の響き。
・HOBENPONと書かれていると、スペイン語ではHは発音しないことから、オウベンポンとなる。またザ行の発音は難しい。さらに、ッという促音がない。
・唱題を唱える姿勢。
・責任者が必要。団結。
・結局、自分本位ではなかったか。大事なことは、アルゼンチンの現実と向き合っていくことだ。
・信心とは、実際に何を成し遂げてきたか。
・66年(S41)から、中南米各国の、本格的な開墾が始まった。
ペルードミニカの広布の歴史。特にドミニカの移住の歴史は、底辺な所からの信心の実証で本当に凄いと思った。方便品の発音一つしても、現地の人は大変なことだった。
3章 常勝
○ひ弱な格好だけのリーダーになってしまうならば、それは私に福運がないからだ。しかし、戸田先生に使えることができた私は、世界一の幸福者である。私に福運がないわけがない。みんな、必ずやってくれるだろう。立ち上がってくれるだろう。あとは頼むぞ、鳳雛たちよ!
・偉業というものは、賞賛も喝采もないなかで、黙々と静かに、成し遂げられていくもの。
・子どもたちは、一生涯、学会と共に生き、学会と運命を共にしていうように育ててほしい。それが私の、最大の願いだ。
・学会精神とは。慈悲の心。挑戦の心。正義の心。
・常勝とは、逆境に打ち勝ち続ける者に与えられる栄冠だ。
○仏法の空仮中の三諦について。中道政治について。
・第六天の魔王といっても、人間に潜む生命の働き。
・いったい何のための戦争であったのか。戦争は人間の魔性の心がもたらした、最大の蛮行以外の何ものでもない。
大阪の文化祭。ベトナム戦争。この3章の途中から、感想文をつけ始めて、1か月も経ってようやく進んだ。読んだらすぐ書くのがいい。中道政治について。与党であり続ける意義がすっきりした。若い時の先生のご家族の様子。広布のために、家庭もない。
4章 躍進
・資本主義は、人間一人ひとり幸福が犠牲にされる。共産主義も、個々の人間の自由は抑圧。
・学ばずは卑し
公明党の衆議院初選挙。日蓮大聖人の生涯。迫害について。大学のレポート課題を書かれる先生の戦い。400文字の原稿用紙を約100枚。39歳の戦い。あれだけ動かれていて、これだけ書かれる闘争。一念。真剣さがとにかく凄い。自分もまだやれる。怠惰に負けるな。 -
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ネタバレ1章 開道
・重要なのは行動
・人間こそすべての根本であり、社会建設の基盤。
◎仏法では、大宇宙それ自体が一つの生命体であり、人間もそのなかで生きる一個の小宇宙ととらえる。そして、人間も、他の生物も、また、自分を取り巻くあらゆる存在が、互いに依存し、支え合い、調和することによって、生を維持していると考えます。一つの連関とみて、調和の上に、人間の幸福を創造していくことが、仏法のヒューマニズム。宇宙的ヒューマニズム。
・東京駅のモデルはアムステルダム中央駅。
・子どもが生まれたら、三か国語はマスター。
・邪悪な権力にとっては、正義こそが最大の悪となる。
・民衆を味方にできる者が、最後の勝利者になる。
・私が創価学会であるという自覚。自分が主体者であり、責任者だという思いが人間を強くする。
◎夢と決意は違う。一流になろうと、本当に決意しているならば、そこには、既に行動がある。既に努力がある。成功とは、努力の積み重ねの異名。大切なのは足元を固めること。仏法は最高の道理であり、その努力のなかに信仰がある。境涯を革命するのが仏法。
・自分がないとは、結局、哲学がないということ。文化のカルチャーのもともとの意味は耕す。
・過去を振り返り、懐かしむだけの話は、既に工場を失った精神の表れ。自らの心の老いを誘発する。
・ヒューマニズムが勝利する時代を創るのが私たちの運動。
・仏法の眼から見れば、決して偶然ということはない。
・人間の精神を支えるものは使命である。
◎高齢化社会に備えるためには、社会全体での取り組みが求められる。
・ドイツに生まれ、アメリカに育った、ユダヤ人の詩人サムエル・ウルマン「青春」理想を失うとき初めて老いる。
・老年期とは、人生の総仕上げの時代であり、精神の完成期といえよう。人生の本当の価値を探究できる年代。
・自分の赴任中に、いかに実績を上げるか、あるいは、いかに問題を起こさずに任期を全うするかが、テーマになっているようだった。
・帰るべき原点が御書です。御書こそが、心の師となる。教学が大切です。
・待合室は、まさに書斎となり、執務室となった。時間を有効に生かし、活用することによって、人生に、いかに大きな実りをもたらすか計り知れない。
フランスの広布開拓の歴史。ドゴールの歴史。高齢化社会の言及など、非常に多くの箇所にマーカーをひいた。本当の決意は行動が伴っていること。仏法のヒューマニズムの思想。誰でもわかる。高齢化社会の対応は、今から20年くらいに書かれた内容とは思えないほど、現代でも言われていることであった。本質は変わらないと思った。というより、対策が遅れている気がする。ずっと前から言われて考えられたことが、遅々として進まず、未解決のまま。社会全体で考えていくこと。教育でも家庭でも今からやれることがある。
2章 歓喜
・ピカソの技法は爆撃にさらされた人間や家畜の断末魔の情景を描いた。不正への怒りと、まばゆいヒューマニズムの結晶。
・出よ!妙法のピカソよ、妙法のカザルスよ。
・広宣流布の活動の根本をなすものは、どこまでも個人の内発的な自覚である。具体的な方法は、その責任感から発する知恵をもって考え、対応していくべき。
・過去の苦労も、あらゆる試練も、すべてが生かされていくのが仏法である。
・ペスタロッチに大きな影響を与えた人で、バーベリの愛称で呼ばれた、バーバラ・シュミットという女性。家のお手伝いさん。ペスタロッチが5歳の時、父親は亡くなる。
・人間の真価は、学歴や立場、肩書でなく、信義を守るか、誠実か、真剣であるか。
・本当に信心に励んでいれば、やがて、自然に社会のなかでも信頼を得て、輝いていく。それには、なんといっても人柄。
・シラーが歓喜に寄すの詩をつくったのは1785年。ベートーベンが15歳。
◎使命を知るとは、自分の生涯をささげて悔いない道を見つけたとうことだ。苦悩を離れて人間はない。苦悩するがゆえに人間である。その苦悩に挑み、乗り越えていくところに、真実の人間の偉大さがあり、ヒューマニズムの勝利がある。その源泉が歓喜。歓喜の炎は、使命の自覚とともに燃え上がり、烈風に向かって突き進むなかで、黄金の光彩となって、自己と世界とを照らし出す。
・大聖人を非寛容というならば、権力者や、賢慮に取り入って民衆を蔑む、宗教指導者に対して。民衆に対しては、このうえなく寛容。
・大聖人は仏法である限り、教えは、釈尊のどの強権に基づくものか論究され、文献的証拠に立ち返って、教えの高低浅深を論じられた。
・他の宗教が謗法であるからといって、対話もしないのは臆病だから。
・ユダヤ教徒として、唯一の神ヤハウェを信じてきた。いつの日かヤハウェが救世主メシアを送って、自分たちの国土を取り戻し、神の国が築かれることを信じて疑わなかった。
・大切なのは後に残った弟子がどうするか。
・残った弟子がすべてに勝つ以外ない。自分に勝ち、宿命に勝ち、逆境に勝ち、人間王者になる。大勝が仏法を、広宣流布を永遠ならしめる。また、大勝のなかにこそ、信仰の大歓喜がある。
スペイン ピカソ ベートーヴェン 戸田先生の獄中の悟達 キリスト教このような内容が書かれてあった。ベートーベンの記述も、九州の第九と重なり、日顕宗が難癖をつけてきた破折であると思った。全てが反転攻勢であり、破邪顕正である。すごい言論戦だと思う。戸田先生の悟達の歴史。真剣な唱題から始められていた。
3章 勝利
・仏法は勝負。人生も勝負。広宣流布の道も勝負
・夫の働きは妻の力。おとこ善人ならば女人・仏になる。
・青年は、時代と社会を担い立つ責任がある。しかし、青年たちに、その使命を自覚させることができる指導者も、民衆の幸福と平和を約束する指導原理を示せる指導者もいなかった。
・革命とは命を革めること
・自信のなさは、一見謙虚に見えるが、心の迷いから。自己を卑下し、悲哀から脱しきれずにいる生命の弱さが潜んでいた。ひとたび部長となったからには、すべてを乗り越え、皆のために、まっしぐらに前進していかなくれはならない。リーダーには、その責任がある。そこに迷いがあるのは、透徹した使命の自覚がない。
・自分に勝つ。そこに女性解放のキーワードがある。
・有名人の言動をそのまま受け入れる現代の風潮は、自ら考えることを忘れた姿であり、良識が失われつつあることを者がっている。煙のように移ろいやすい、無責任な批判に、一喜一憂してはならない。
・新しき時代の幕は、青年が自らの力で、自らの戦いで、開くものだ。次代のリーダーたらんとするならば、その舞台は、自らの手で勝ち取る以外にない。
・人間の強さは、自己に打ち勝つ力にほかならない。
・広宣流布のために自由自在に活躍できる境涯の因をつくられた。
・信心を根本に努力を重ねていけば、どんな境涯にもなれ、崩れざる幸福を築ける。
青年の年の終わり。国士十万の結集。会長就任二年目を迎えた、躍進の年。1961.S36.青年向けの章は、具体的な指導が多い。自分の手で勝ちとること。一切は、自分だということ。勇気が出る。
4章 獅子
◎自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたし・いわうや他人をや。人間革命が基本。
・当時、僧といえば、すべて国家公認の官僧であり、私度僧は禁制。したがって、戒壇は国家の監督下にあり、天皇の勅宣は不可欠だった。
・国立戒壇論は、改めるべき。
・道理と申すは主に勝つ物なり。道理は権力にも勝つ。
◎たとえ、有罪になったとしても、それもまた御仏意であり、真実は御本尊がことごとくご存じであるとの、決定した彼の一念。彼が無罪であると言い切る言葉の奥には、裁判の成り行きを超えて、真実を仏法という普遍の法に照らすならば、誰も、自分に罪など着せることはできないという、大確信があった。
・先生、伸一は無罪を勝ち取りました・・・
・本来、権力というものは民衆を守るべきものであって、善良な民衆を苦しめるためのものでは断じてない。
・獅子の道はまた、師の心をわが心とする、弟子のみが走破し得る師子の道。
大阪事件の裁判の無罪判決。そして国立戒壇論について。ここでも破折されている。ペンの闘争。理屈がわかれば、恐れるものはない。それが何も悪いことをしていない人間が負けるわけがない道理ということ。そしてその道理を超えた「御仏意」の境涯がすごい。それを一念と書かれてあった。そこまで祈り抜いたと思った。 -
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ネタバレ1章 春嵐
・仏法は道理なので、常に礼儀正しい行動。常識の強調。
・何があっても、退かないこと。逃げないこと。
・会える同志より、会えない同志を。いまだ苦悩にあえでいる友を。
・仏法を実践する人は、人間社会の王者であり、最高の常識人。
・言葉が大事。言葉への気遣いは、人間としての配慮の深さ。
・今の世の中は、あまりにも濁っている。利己主義、利害ばかり。
◎民主主義の基本となる「個」の確立。個の自立の基盤となる哲学がなかった。宗教を自分の生き方と切り離して、村や家のものと、とらえていることの表れといえる。
・広宣流布は成し遂げましたと、堂々と先生の墓前にご報告できる日を、成就する。
学会の草創の歴史。村八分の歴史。迫害に耐え、勝利する歴史。じっとこらえて今に見よ。今の生活は恵まれている。しっかり自分の立場で、勝利する。恥じない戦いを。
2章 凱旋
・身だしなみに気をつかうことも大切。自分もあの人にようになりたいとは思わないもの。姿も輝かせていく。周囲の誰からも、あれだけ大変な立場にいるのに、さわやかでセンスもいいなと思われる人になることです。
◎青年にとって大事なのは、どういう立場、どういう境遇にあろうが、自らを卑下しないこと。何があっても、楽しみながら、自身の無限の可能性を開いていくのが信心だから。もし自分なんかだめだと思えば、その瞬間から、自身の可能性を、自ら摘み取ってしまうことになる。未来をどう開くかの鍵は、すべて、現在のわが一念にある。今、張り合いをもって、生きているかどうかです。
希望に燃えて 怒涛に向い たとい貧しき 身なりとも 人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ まずは働け 若さの限り なかには 侮る者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて 強く正しく わが途進め
苦難の道を 悠々と 明るく微笑み 大空仰ぎゃ 見ゆる未来の 希望峰
ぼくは進むぞ また今日も
・戸田は泰然としていた。いつもと、なんら変わるところはなかった。力及ばず、師を守り抜くことができぬ自分が不甲斐なかった。その伸一もあまりにも疲れ果てていた。
・人生には、山もあれば谷もある。そして、同じ道であっても、強い生命力がある人は、悠々と歩いていけるものです。生命力が弱ければ、疲れきって、周りの風景も目に入らず、苦しみしか感じることができない。生命力の源泉が唱題。自分自身はこう生き抜くと決めて、堂々と信心に励んでいく。その人が幸福者。ああ楽しいなといえる人生を築いていってください。
・声仏事を為すとある。語ることが仏法。題目を唱えて、人を励まし続ける。そうすれば、ちゃんと話せるようになる。一言でもよい。信心と真心の一念の声を発すること。
・友情を大切にしながら、諦めずに、粘り強い対話を重ねていくこと。
・凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なりと仰せ。信心の志、仏法への至誠の一念が、成仏の要諦。
・供養の根本は、どこまでも信心の志。
会長就任1周年を前にして、戸田先生の四回忌法要。そして一周年の5月3日。海外にもロサンゼルス支部が誕生。沖縄支部の拡大。日本も海外も拡大の勝利の結果が凄い。先生の若い時の詞がとても心に残る。じっとこらえて 今に見ろだ。あとは、青年は特にもうダメだと思わないこと。卑下しないこと。一念が後退しないこと。
3章 青葉
・師と向かい合うのではなく、師と同じ方向を見ながら、師とともに生きようとしていたのである。
・◎仕事の学会活動の両立について。いかなる状態にあっても、必ず全てをやりきると決め、一歩も退かない決意をもつこと。具体的にどうするかという前に、もう駄目だと思い込み諦めてしまう。戦わずして、心で敗北宣言しているもの。そこにすべての敗因がある。時間を見つけて、ともかく真剣に祈る。生命力と知恵をわかせ、工夫する。見事な戦いをしている組織のリーダーは、むしろ、仕事が多忙な人が多い。仕事にも勝負時がある。その場合には、仕事に大半の時間を割くのは当然。何事にも両面があり、一方に偏らないからこそ、人間的。人間が生きるということは、相反する課題を抱え、その緊張感のなかで、バランスを取りながら、自分を磨き、前へ、前へと、進んでいくおと。だから、仕事だけ一本だけに絞れば、すっきりするかもしれないが、何かを投げ出そうおとするのは誤り。苦労して、やり遂げていくところに、本当の修行があり、鍛えがある。苦しいなと思ったら、寸暇を見つけて祈る。
・人が変われば、社会も変わる。人が輝けば、国土世間も輝く。依正は不二であると、仏法は教える。
・青年が、青年部のなかだけでしか力を発揮できないならば、本当の時代建設の原動力とはなりえない。青年は、人々を希望の未来へと導く、先駆けの光。
嵐山女子部長の話。聖教ニュースの話。ビデオ。青年部への具体的な指導。青年への指導は具体的な印象がある。何ページにも線を引いた。一念がひかないことが繰り返しの指導であると感じている。
4章 立正安国
・権力の魔性と戦え!民衆を守れ!
◎青年を触発する何かを与え続けることほど、難しいことはない。それを可能にするには、自分が、自身の原点であり、規範である師の戸田を、永遠に見失わないことだと思った。源を離れて大河はないからだ。求道と挑戦の心を忘れることなく、自己教育に徹し、常に自分を磨き、高め、成長させていく以外ないと感じていた。指針を捨て、人類の幸福のために生き抜く自らの姿を通して、青年の魂を触発していこうと、伸一は誓う。
・広宣流布を自分の人生の根本目的とするならば、学会員として、職場にあっても第一人者にならざるをえない。自分が職場の敗北者となってしまえば、仏法のすばらしさなど証明できないし、誰も信心など、するわけがない。家庭にしても、和楽の家庭をつくらなければならないし、健康にも留意することになる。社会の勝利者となって、幸福になっていく。悲壮感が漂うような生き方とはなりません。
・見事な組織をつくっていくといっても、人間としての思いやりであり、心遣いがすべてだ。そこに人は心を打たれ、頑張ろうという気持ちにもなる。
・当時、既成宗派や新興の宗派も、幕府の要人に取り入ることに腐心していた。互いに慣れ合い、権力に寄生し、庇護という美酒に酔っていた。政治権力と宗教は完全に癒着していた。
・日蓮は、国家権力の威光によって、宗教の盛衰が左右されることを拒否。対話によって教えの正邪を決する。
・ヒューマニズムに帰れ。これが、現代的にいう日蓮大聖人の主張。社会のすべての営みを、人間の幸福のために生かしていく原理が、立正安国。
・根本は四表の静謐を祈る心。人間が人間らしく、楽しく幸福に生きぬくために、人間を第一義とする思想を確立すること。
3巻の仏陀の章もそうだが、この章も日顕宗への破折を痛烈に感じる。根本の戦い。どこかで権力に迎合し保身に走ったことがわかる。先生の誓いを自らの誓いにして、壮年になったときに、青年に触発が与えられる人になれるように、今鍛えの時。
5章 大光
・あなたに本当の友達はいますか。
・デンマークの復興の父グルントウィと若き後継者コル。フォルケホスコーレという国民高等学校の創設者。丸暗記するだけの学校教育に大きな疑問。
・当時のデンマークでは、高等教育を受ける機会は、一握りの裕福な子弟だった。
・使命を果たすとは、命を使うということ。
・風向き一つで変わってしまう、煙のような批判に一喜一憂していたら、本当の仕事はできない。
・ドイツ貨幣の大暴落の歴史。110万分の1.60億分の1。当時のドイツには、1%にあたる50数万人のユダヤ人が住んでいた。
・多くのユダヤ人がドイツのために血を流していた。大戦では、全ドイツのユダヤ人の2割近い10万人が従軍し、戦死者は1万2千人にも上った。アーリア人種が、他のあらゆる人種に優越するとし、その頂点にドイツ民族を置いた。ユダヤ人種やアーリア人種という人種自体が、存在しない。反ユダヤ主義は、まさに、政治的な人種差別主義であった。
・一部のユダヤ人が金融業界に力をもっていたことは事実だが、歴史的背景として、キリスト教会が金を貸して生業とすることをキリスト教徒に禁じたため、差別され、職を得られぬユダヤ人たちは、やむなく、それを生業としてきた。好んで、金融業界に狙いを定めたものでもなければ、社会を、支配しようとしたわけでもない。
・権力の亡者は、民衆が賢くなり、自分たちの思い通りにならなくなることを、何よりも恐れる。
・ユダヤ人の運命に、決定的な影響を与えたのは、1935年に制定された、悪名高いニュルベルク法。2級市民と規定され、公民権を奪われた。差別を合法化する。1939年9月1日ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する前、水晶の夜とよばれる、最悪のポグロムの夜があった。
・悪の芽に気がついたら、直ちに摘み取ること。
・悪に気づいたら、断固、立ち上がるべきだ。
・壁はつくられた。まぎれもなく人間によって。東西の対立といっても、人間の心に巣くう権力の魔性がもたらしたものだ。
・戦おう。この壁をなくすために。平和のために。戦いとは触発だ。人間性を呼び覚ます対話だ。そこに、わが生涯をかけよう。
ヨーロッパ広布 ヒトラーの歴史 ユダヤ人の迫害の歴史。破折の重要性。ユダヤ人の戦争の正しい認識の重要性。しっかり学ぶ機会がない。どういう構造であのような残虐な歴史が作られたのか。同じようなことが繰り返されてしまう。ここも宗門への破折精神を感じる。教育現場に生かしたい。 -
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ネタバレ1章 仏法西還
◎敗北の原因は、自身の一念の後退、挫折にある。困難といえば、すべてが困難であった。無理といえば、いっさいが無理であった。広宣流布の勝敗の鍵は、己心に巣くう臆病との戦いにあるといってよい。
・組織の強さは、団結。幹部同士の呼吸。
・中途半端な勉強では、何事も身に付かないないし、結局、力にはならない。
・生の仏と死の仏。残された家族が、必ず幸福になる。
・永遠の生命といっても、いっさいは今にある。過去も未来も今に収まっている。ゆえに、この一瞬を、今日一日を、この生涯を、感謝と歓喜をもって、広宣流布のために、力の限り生き抜いていく。
・根本は祈り。題目の目標を決めて、願い切っていくことが大事。
アジアへの旅立ち 躍進の年 1961年(S36)のスタート。香港の数少ないメンバーに対して、信心の種を打ち込む指導に熱いものを感じる。自身の一念の後退をしないこと。
2章 月氏 インド ガンジーの歴史。
・悪と戦うからこそ、自身の胸中の悪を滅ぼすことができる。そこに自身の人間革命があり、宿業の転換もできる。だから、悪人や迫害者の存在にも、結果的に意味を見いだすことができ、救ってあげようという、慈悲の心をいだける。
・言い切る確信もない人には、そんな寛容を期待することはできない。寛容ではなく臆病な妥協。
・徹底した戦いなくしては、邪悪を粉砕することなどできない。
・静けさは深さであり、豊かさ、大きさといえる。その流れは大平原を潤し、人びとに恵みをもたらす。今はとにかく力の限り走ることだ。
インドやガンジーの歴史がある。宗門事件の破折についての文章もある。ブッタガヤに埋葬品を確実に埋葬するための準備の入念さを学んだ。徹底して準備する。ダメでも可能性を探って準備する。そして見事達成できたときの、最後の戸田先生の和歌はとても心に残った。
3章 仏陀
・魔に惑わされる時は、必ず自己の挫折を正当化している。魔は、自分の弱さや感情を肯定する常識論に、すがる気持ちを起こさせる。もし敗れて生きるより、戦って死ぬ方がよい。
・仏だからといって、決して、特別な存在になるわけではない。悩みもあれば、苦しみもある。病にもかかる。魔の誘惑もある。魔と戦い、行動し続ける勇者が仏。
◎戒律は修行のための手段であって、それ自体が目的ではない。戒律が目的となり、人間を縛るようになれば、本末転倒。何ものにも紛動されない自分をつくることであり、戒律はあくまでもそれを助けるものにすぎない。真の戒律とは「自分の外」に設けられるものではなく、「自分の内」に育まれるものでなければならない。仏教の精神は、他律ではなく、自律こそある。
釈尊の歴史が書かれてある。壮絶な修行の歴史がわかる。戒律の目的。学校の校則も同じ。自分をつくるためのもの。自律のための手段。あらゆる機会と方法で、この自律できる個を育んでいきたい。
4章 平和の光
◎治安維持法の大改正。国体の否定とは、具体的な行為ではなく、人間の心の領域の問題である。つまり、国体を認めない考えをもって、結社を組織したとみなされれば、処罰されるということであった。それは、人間の精神までも、完全に国家の支配下に置かれたことを意味していた。
・広宣流布は、その地に生きる人が進行に目覚め、使命を自覚するところから始まる、民衆の内発性に基づいている。
・広宣流布のために苦労し、祈り抜いていくならば、仏の智慧が、大生命力がわいてこないわけはないということです。したがって、どんな行き詰まりも打ち破り、大勝利を得ることができる。しかし、それには精進を怠ってはならない。常に人一倍、苦労を重ね、悩み考え、戦い抜いていくことです。
カンボジア、アジア指導で3巻が終わる。インド、タゴールの話、ビルマの日本軍の侵略の話など戦争の歴史も多かった。何度も読んで忘れないように、また伝えていけるようにならないといけない。特に治安維持法の、精神性が処罰対象になった事実をしっかり押さえること。 -
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ネタバレ1章 先駆
・惰性は気付かない。現状をよしとし、日々確信を忘れた時から始まる。
・意義、目的の理解と合意ができたなら、目標の設定。何のための根本目的。
・一旦緩急の際に、どう反応するかに、その人の責任感が表れる。
・津波は自然災害。適切な措置を講ずることができなければ、人災。
・教育とは人格の触発。若き人格を尊重できない人には、育成する資格はなし。
・先生の初の海外訪問は厳密にいえば、沖縄。
◎乗客のつもりでいれば、グチと文句ばかり。自分を磨くことができない。先生は自分が責任をもつのだと決意した。当時は、一介の社員、役職もなかった。立場の問題ではなく、自覚の問題。自分の部署を完璧にするだけでなく、全体のことを考えてきた。
・戸田先生は雇われ根性を最も醜いものとされた。特に青年では将来の見込みがないと断定された。
・中心者を守れば、やがて自分が守られる。仏法の因果の理法。陰で幹部の悪口や怨嫉は、内から壊すことになる。
・七回忌までに300万世帯を達成し、勝利の報告をもって、人間革命の執筆をする。戸田先生が行動の人だから、弟子も行動しないと伝えきれない。文は人。文は境涯の投影。筆をとるのは沖縄。
海外訪問から日本に帰ってきての戦い。具体的な指導が多い気がした。人間革命の決意。戦いの結果を持って書くこと。自覚の問題。学生部の話もあった。感想文は読んですぐ書くのがやっぱりいい。時間が経つと少し忘れてしまう。
2章 錬磨
・人生は行き詰まりとの闘争。
・水滸会の自覚。
・自らは動かず、後輩を怒るばかり。無責任。
・鉄は熱いうちに鍛える。大成のための鍛錬。青年時代に鍛錬の機会に巡り合えぬとしたら、これほど不幸なことはない。
・東西冷戦は自界叛逆難。
・真の社会の発展を考えていくならば、人間の心という問題に突き当たる。真実の宗教の必要性。
・人材の育成には、相手に即した臨機応変な対処。惰性には覚醒。張り詰めた心には安らぎ。
・災害に出あうのは、今生の小苦。罪障消滅の証。
伊勢湾台風。冷戦。水滸会の歴史。婦人部大会のこと。この章も具体的な指導も多かった。歴史的な内容も多かった。鉄は熱いうちに打て。鍛錬と、行き詰まりの闘争。題目だ。
3章 勇舞
・前三後一。個人指導の大切さ。相手を幸せにすること。
・団結し、戦うこと。
・外交といっても人間の出会いから始まり、あいさつから始まる。
◎人間は実力。学歴がなんだ。幹部の信心についてくる。人柄についてくる。学ばないことは卑しい。勉強しないことは恥。寸暇を惜しんで読書し、勉強する。持続が力。
◎こんな私ですが、よろしくお願いします。皆さんのために、どんなことでもやらせてもらいますという思いで、何事にも謙虚に、真剣に取り組むこと。高慢では人はついてこない。策や方法ではない。真剣さと誠実さ。題目を唱えぬいて、みんなを幸せにしようと、体当たりでぶつかっていく。
◎生命力は体力だけでなく、知恵も含まれる。肝心なことは忘れないし、大事なところで失敗することもない。いざという時に力が出せなかったり、しくじったりするのは、真剣でないからだ。全部自分がやると思えば、ポイントを外すわけがない。
・仏道修行の要諦は勇猛精進。敢んで為すを勇と言い、智を竭すを猛と言う。勇んでの挑戦に生命の躍動があり、知恵も生まれる。そこに歓喜があり、さわやかな充実感と希望がみなぎる。決して暗い疲労はない。
・心が亡ぶでで忙しい。動中にも静はある。めりはりが必要、リズム、切り替えが大切。伸びきったゴムでは価値の創造はない。勇舞の気概。
・総本山を絶対観光地にしてはならないと、断固、反対したのが戸田先生。
・広宣流布に向かって、心を一つにして行動する団結の中に信心の血脈が流れる。
・死身弘法の人がいてこそ、広布の大道は開かれる。
・仏法の根幹をなすものは師弟。誰を師とするか、いかなる弟子をもつかで未来のすべては決まる。
・牧口先生は殺された。軍部政府に、国家神道に、軍部政府に保身のために迎合した輩に。信教の自由を貫いたがゆえに、殺された。何の罪を犯した。
・牧口先生の宣揚のための決意。
舞台は日本。女子部への厳しい指導もある。勇舞の章は強烈に印象に残る箇所が多かった。自分が変わるための大事な一念の持ち方。みんなを勝たせるための信心の姿勢のこと。日々挑戦し、変わっていきたい。前三後一の指導を大きなテーマにした。
4章 民衆の旗
・絶対的幸福境涯には、強い生命力が必要。
・弘教の意気に燃えている人には大歓喜がある。
◎教弥よ実なれば位弥よ下れり。教えが真実であればあるほど、より低い機根の衆生を救っていける。信心が深まるほど、いよいよわが身を低くし、謙虚に、礼儀正しく、同志を敬い、尽くしていうべき。ここに、世間の地位や立場と、学会の役職との大きな違いがある。
会長就任して八か月が終わろうとしている。130万世帯から170万世帯へ。61支部が124支部へ。前進の年から躍進の年へ。2巻は日本が中心だった。やはり読んだ後にすぐ感想を書くべきだった。発展のスピードがすごい。 -
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ネタバレ1章 旭日
・10月2日の初の海外訪問の出発の日の意義。二日は戸田先生の命日。
・ハワイ広布。海苔を食べる。迎えの手違い。順風満帆ではなかった。
・問題がひと段落したら、同志を励ます時間に使う。
・自分が幸せになる使命。婦人への励まし。
・「必ず救われます。その証拠として、あなたの境涯が変わります。あなた自身が幸せになります」確信の指導。
・『法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う』(御書1430)。自身が、こんなに幸せになりましたと、胸を張っていえる信心を全うした時、お父さんも必ず幸せになっています」
・地区を幸せにするという強い一念。それが自分の功徳と福運になる。
・青年は一人立て!30年やりきる。
・自らの使命を自覚した人は強く、使命に生きる人は美しい。
・無形の一念の変化が、それぞれの境涯を変えようとしていた。
・社会的な信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。いっさいの基盤。人一倍の努力。題目で、知恵を働かせる。
・広宣流布のために実証を示す祈りは、勝利の道と福運の道が開かれる。
・みんなのために動くリーダーには、人はついてくる。
ハワイ広布の歴史。婦人への確信の励ましとトラブルの歴史が印象に残る。決して順風満帆のスタートではなかった。それでもこの戦いが花開くことになる。大学時代に読んで線を引いた箇所と、同じところや違うところ。特に同じところは、感慨深い。先生の一貫した指導がすごい。信心の教科書である。電子版で再読し、マーカーをつけていたが、紙に引き直して折ったりしたことで、昔との違いがわかった。再読も考えると、紙の読書の方がやっぱり自分に合っていると思う。
二章 新世界
・日米安保条約の歴史。米ソの冷戦の歴史。
・政治と宗教は次元が違う。民衆の不幸や人類の平和が破壊される根源の問題であれば、発言する。
・東大文学部 樺美智子の死。
・会長としての緊迫した責任の一念が培った、感受性の鋭さ。
・打つ手の一つ一つは、決して、単なる思いつきではなかった。一念に億劫の辛労を尽くしての熟慮があった。
・まず“必ずできる”“やるぞ”と決めて挑戦し、努力してみてください。
・団結は力。
アメリカのサンフランシスコの広布の歴史。ハワイ広布よりもメンバーが少ない中で地区を結成したこと。責任感と努力と挑戦。一念の辛労。団結。何度も確認してよい、大事な指導があった。
3章 錦秋
・対話を忘れた指導者は、権威主義、官僚主義へと堕していく。
・人間性の光彩は、利他の行動の輝き。
・シアトルでステーキが合わず、蕁麻疹と下痢になる。病弱な自分に悔しさ。
・幹部の工夫。真剣さ。一念。
・白人と黒人の問題。
・地涌の菩薩の自覚。
◎信心の喜びがあれば、悠然と苦悩を押し流し、乗り越えてゆくことができる。(勝つ意味)
・困難と不可能の連続。それを突き抜ける覇気と闘争が広布を開拓する。
◎希望の虹も、広布への躍動の前進があって輝く。
シアトルの広布の歴史。勝つ意味や希望を持つ意味が改めてストンと落ちた。勝たないと濁る。希望を持たないと闇が覆う。前進続けることだ。そして勝てる使命があるのが、地涌の菩薩だ。その自覚が大事。
4章 慈光
・自分が強くないと、人に対して、優しい心遣いはできない。
・法の正邪に対する厳格な姿勢と、人に対する寛容は本来一体。毒キノコの例え。
・折伏は信頼と友情がいる。
・平和を叫ぶことは容易である。しかし、それが仮面かどうかは、戦時中に何をしたか。
・紙面を刷新していくには、結局は、記者の一念を刷新していくしかない。
・ブラジル訪問を実現するための、真剣な先生の題目。
ニューヨークが舞台。先生のブラジル前の体調不良の中、祈りで行動する姿に感動。最初から最後まで順風満帆ではない。
5章 開拓者
・誠実な行動は、人間の心を打つ。
◎誓願の祈りについて
・宿業は、使命の異名。
◎自分の一念のなかに広宣流布があれば、人生の経験は、すべて生かされるものだ。仏法には無駄はない。
・自分が花や実となるのではなく、土になる決意。
・ますらをが 心定めし 北の海 風吹かば吹け 浪立たば立て(北海道 依田勉三)
・役職は、自分の境涯を開く直道。
・中心の幹部の求道心。
・信心は素直さ。
サンパウロの話。体調がすぐれない中、支部結成の動き。誓願について、ジャズの挑戦についてが印象に残る。仏法に無駄はないという言葉は、本当にいい言葉。
あとがき
・真実を書き残すために、筆を執った。
・師の構想は弟子が実現する。師の原理は応用・展開されて価値をもつ。ならば、師亡き後の弟子の生き方を書きとどめてこそ、広宣流布の永遠の方程式を記すことができる。ゆえに、新人間革命が完結した今、自らの黄金の日記文書を綴っていく必要がある。次は、自分の弟子の生き方をとどめることだ。 -
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第5巻は、第10巻のように、何度も読み返すべき内容を含む書であった。
朝鮮戦争の動向、それに伴う米ソ冷戦時代の幕開け、さらにそれと連動したGHQの占領政策の方向転換など、以前読んだ時には難しく感じられたところが、今回はよく理解でき、全般に渡って重要な示唆を含むのが第5巻であった。
それは、戸田先生が育成してきた人材群が、いよいよ広宣流布の戦いの狼煙をあげたからである。
また、さらに過たずに布石を打ち続けなければならない戸田先生の気迫が、うねりを上げての運動に転換されていったからである。
青年訓あり、御書発刊の準備あり、蒲田支部での二月闘争あり。世界が、そして日本社会が新たな局面を迎えると同時に、創価学会もいよいよ「驀進」の戦いが展開されていく。
戸田先生は境涯が大きい。朝鮮半島の動乱を見るに、「東洋広布」を叫ばれ、「地球民族主義」の提唱まで構想を広げている。
何のための創価学会か。個人の幸福を追求するのはもちろんであるが、社会の変革のため、社会の救済のため、国の宿命を転換するために広宣流布をやろうという戸田先生の深い深い決意が、高速のエンジンとなり、創価学会が一つの生命のように、運動を始めるのである。 -
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キューバ危機
ー緊迫した状況の中でのアメリカ首脳の競技は、激しく意見が対立し、意見が紛糾した。怒りが爆発し、感情的なぶつかり合いも起こった。冷静を求められれる指導的立場の人間であっても、恐怖と緊張が極限に達すると、自勢力を失い、安易な道を選択したり、戦争という誘惑に負けてしまうことがあるものだ。それは”恐怖の均衡”が戦争を抑止するといういわゆる核抑止論が、いかに根拠薄弱なものであるかを示して余りある。ー
ーいかに文明が進歩しようとも、いかに時代が変わろうとも、最後に問われるのは「人間」自身である。人間の決断が、自らの運命を、そして世界の運命を決定づけていく。”キューバ危機”は改めてこの当たり前のことを実感させたといえまいか。ー
米物理化学しゃライナス・ポーリング博士
ー「世界には軍事力や核爆弾という悪の力よりも更に偉大な力がある。善の力、道徳や、ヒューマニズムの力である」(『ノー・モア・ウォー』)ー
ー仏法者の平和への戦いは、強盛な祈りから始まる。そして祈りは決意となり、智恵をわかせ、勇敢なる信念の行動となる。ー
ー仏法は、一切衆生が皆、仏であると教えている。万人に仏性があり、自分も相手も仏の生命を具えていると説く、仏法の生命哲学こそ、人間の尊厳を裏付ける大思想です。その教えが流布されるならば、必ずや、戦争を防ぐ最大の力となります。ー
ーこのころ山本伸一の身辺はにわかに慌しくなっていた。”キューバ危機”を経て間もなく、アメリカのケネディ大統領から、会見を申し込まれたのである。ある著名な民間人が伸一を訪ね、ケネディとの会見の意向を打診したのだ。ー -
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イスラム教誕生とマホメットについて
古代ギリシャ・ソクラテスとプラトン、アレキサンダーについて
ートルコのアタチュルク初代大統領「古い友人と仲良くし、新しい友人をつくれ」ー
ー確かに政治家でもない一民間人が、アラブのためにできることは限られているかもしれません。しかし、あなたが学生たちにアラビア語を教え、人々にアラブの文化と心を伝えていくことで、未来の交流の大道が必ず開かれていきます。
あなたにどこまでその情熱があるかです。情熱は人間を触発し、伝播していくものです。自分と同じ心をもつ、人間の流れをつくることです。
(東京外国語大学アラビア語教師であり、後に日本で最初の『アラブ語辞典』を執筆編集発刊する河原崎寅造というアラブの研究者に山本が贈った言葉)ー
ー民主制は人類の偉大なる知恵であり、発明である。しかしそれも、民主制を担い立つ人間自身のエゴイズムを制御し、自律する術をしならければ、本来の民主とは全く異質な”衆愚”に陥りかねないことへの鋭い批判の矢を、プラトンは放ったのである。人間の魂が正しく健康でなければ、いかなる制度も正しく機能しない。ー
ー結局、民衆を賢く、聡明にして、哲人王にしていくことが民主主義の画竜点睛であり、それを行っているのが創価学会なんだ。ー<本書から引用>