池田大作のレビュー一覧
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生きる勇気と希望が湧く
日蓮大聖人様、牧口常三郎先生、戸田城聖先生や山本伸一さん、並びに全学会員さんの日日の言動に、真心と命の尊さや、人権の尊さ、並び、無限大に生きる勇気と希望が湧いてくるヒューマン・ドキュメンタリーの書という実感がします。宿業を使命に変と不幸に呻吟していた人々が正しい仏法に出会い、幸福になり境涯革命即ち人間革命した姿を仏界の生命という。心より悟りました。更に読み続けていこうという楽しさが湧いてきました。
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森羅万象は生死のリズムを刻んでいる。そしてこのリズムは人間の生命の中にも刻まれている。日蓮大聖人はこの法に、妙法蓮華経という名前を付けた。名は体を表す。妙は死で法は生を意味する。また、この生命は九界即仏界で、九界という因と仏界という果がともにそなわっていると説く。ゆえに、法の名に、因果倶時の蓮華が入っている。
この因果倶時の生命観から、「一生成仏」の思想が生まれる。一生の間に、成仏できない宗教ならば、いくら長い年月をかけても成仏できない。それは因果異時だからであり、因と果が断絶しているがゆえに決して成仏できない。因果具時の法ならば、必ず一生の間に成仏できる、と日蓮大聖人は説く。
では、どのよう -
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人生を生きていく上で、大切なこと、そして自分がどのようにして生きいきたいのかを考えさせてもらえる良いきっかけになる本です。僕にとっては、人生の座標になる運命的な本だと感じました。自分の人生に希望が持てないとき、自分の抱える悩みに挫けそうなとき、読んでもらえると元気になれます、元気をもらえます。是非、皆さんが今後生きていく上で、苦しいこと、嫌なこと、辛いこと多々あるとは思いますが、そんなときはこの一書に手をかけてみてください。読んだあと、自分の心の変化に気付くはずです。人間は目の前の悩みにばかり目を囚われがちですが、この本を読むことで、自分の人生を大きく、また長い目で見て考えることができると自負
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第7巻は昭和37年(1962年)8月から昭和38年4月までの物語である。以下、本書で注目したところ4点を記す。
①質問会について
本書には質問会について3ページ半に渡って書かれている。天才・戸田先生の爆笑の質問会から折伏の勢いが生まれた。
②春山富夫について
早稲田大学政治経済学部を卒業した後、商社に入ったエリートであった。ニューヨーク支部の初の支部長と北米男子部長を兼任し、後に本部職員となる。
③ケネディとの会見について
ケネディから会見の打診があったのが、昭和37年12月ごろと思われる。会見の予定は年明けて昭和38年の2月であったが、大物議員の横槍が入り、会見を中止にするのが昭和38年1月 -
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先生はいつの時代も真剣。常に希望を抱いておられる。こんな境涯になりたい。未来部と真剣勝負の御書を学び合いたいものだ。先生のこの気持ちのままに自分が語れているか。特に阿仏房御書の講義がささった。日蓮仏法では、定を禅定とし、心を安定させることを意味するが、静かに座って瞑想することとはしていない。「困難な道を前進する中で、自身の心を定めて揺るがないこととする。」との記載があった。「苦難に挑む不動の心」は、困難な道への前進が大事ということが、改めて響いた。揺るがないために、動く。揺るがないために座すではない。ここが、とても前向きだし、私が好きなところ。
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『新・人間革命』第3巻の舞台は昭和36年(1961年)1月から2月のアジア初訪問。「仏法生還」「月氏」「仏陀」「平和の光」の4章から成り「インドへの旅」が白眉である。仏法が生まれたインド。アショーカ王は仏法を基盤とした政治を行い、ガンジーも非暴力闘争の根底に仏法を置いていた。また、ガンジーの精神は初代首相のネルーに受け継がれた。
道中、先生はずっとお題目を唱えている。インドにお題目を沁み込ませるように。後にインドに永住しインド広布を使命と定める青年も現れた。今や仏法を持つのは社会的上層の人が多いとも聞く。全ては昭和36年のインド初訪問から始まった。
未来を見据えた先生の構想力。未来のために今、 -
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『新・人間革命』第2巻は昭和35年(1970年)10月から12月までの2ヶ月の物語。
初の海外指導から帰国してみると、日本の幹部には緩みが生じていた。それはエンジンである師の回転数が速いためでもあろうが、師にギアを噛み合わせていないと幹部と言えども気付かぬうちにズレが生じることを意味する。
会長就任から7ヶ月。就任時に140万世帯だったのが12月には170万世帯。8ヶ月で1.2倍の増加である。昭和35年の日本の全世帯数は2200万世帯だから、すでに7%以上がご本尊を受持したことになる。
会員の数が増えるにつれて、傲慢な坊主が現れる。終戦から15年でその腐った小根を露呈していた。
それにも関わら