池田大作のレビュー一覧
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主人公・山本伸一が会長に就任した1960年(昭和35年)10月、北南米を訪問した際の様子が描かれている。
第一巻は新聞連載が1993年、単行本が1997年に刊行され、これまでに何度か読んできた。今年(2026年)から全三十巻の再読を開始、この第一巻は、最初の三章を読んだあとに本を貸してしまったため、返却後にようやく残りの二章を読み終えることができた。
以下、各章の感想です。
「旭日」では、戸田先生との語らいを胸に出発する場面が心に残った。
「新世界」には、連載直後に私が訪れたサンフランシスコが描かれており、個人的にも特別な章である。
「錦秋」では、人類の多様性と、その違いから生まれる差別をいかに乗り越えていくかを考えさせられた。
「慈光」は、ホイットマンが日本を詠んだ詩から始まり、当時の国連での米ソの緊迫したやり取りが印象に残った。
「開拓者」では、有名な誓願の祈りの一節が、野菜作りの失敗に悩む壮年との語らいから生まれたことが興味深かった。また、ロサンゼルスで一悶着を起こしたエリックさんが、後に活躍されることを知り感銘を受けた。 -
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池田大作先生の対談集ですね。
『御書の世界』第三巻目、完結編になります。
目次
「人を敬う」実践(上)
自他の魔性と戦う折伏行
「人を敬う」実践(下)
善性を促す仏法者の「振る舞い」
仏教西還
末法万年へ「太陽の仏法」の旅立ち
弟子の法難
不惜身命・死身弘法こそ師弟の真髄
熱原の法難(上)
「一人立つ」弟子の闘争が広布を拓く
熱原の法難(下)
「獅子王の心」持つ民衆の誕生
仏法は勝負
臆病にては叶うべからず
下種仏法
全人類救済の法の確立
誓願の成就と継承
未来永遠に人類を救わん!
生老病死(上)
健康長寿で広布大願の人生を!
生老病死(下)
「久遠の誓願」果たし「本有の生死」を悠々と
日蓮大聖人の仏法の真髄、正しい読み方、解釈がここにあります。 -
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池田大作先生の対談集ですね。
『御書の世界』の第2巻です。
日蓮大聖人の生涯を通して、認められた御書を紐解いていく。人間主義の宗教を語られています。
第2巻は、日蓮大聖人の法難の数々と、その苦境の中で、弟子たちに送られた重要な御書について考察されています。
目次
法難(上)
難来るを以て
安楽と意得可(こころうべ)きなり
法難(下)
難即成仏と発迹顕本ー
苦難が人間本来の力を発(ひら)く
御本尊(上)
万人に「永遠の法」を開く
御本尊(中)
「観心の本尊」は「信心の本尊」
御本尊(下)
「法華弘通のはたじるし」ー
人類救済の大闘争を!
佐渡流罪(上)
大難を越える師弟の絆
佐渡流罪(下)
「宿命転換の大宗教」の確立
三度の高名と予言の的中
現実変革へ、智慧と勇気の大言論戦を
日蓮大聖人は、どこまでも人類救済と正しい仏教の確立を、鎌倉幕府に訴え続けられる。その為に、迫害に継ぐ迫害を受けられて、命の危険に何度も遭われるが、誤れる仏教の真実と、末法の仏法の正邪を糾される。
弟子たちにも、日蓮仏法の本質と信心の大切さを、細やかに弟子たちの心に寄り添って御書を綴られている。
正しい仏法を知ると知らないのとでは、平和と安楽に限りない開きがある事を、この本を通してより鮮明に理解出来ました。
まさに希望と智慧を開く“必読の書”ですね。 -
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池田大作先生の対談集ですね。
日蓮大聖人の生涯を巡りながら、日蓮仏法の真髄と生命論、人間主義を縦横に語り合う。
目次
御書は「末法の経典」
――全民衆を救う誓願の結晶
誓願に貫かれた大聖人の御生涯
「立宗宣言」
――末法の闇を照らす「人間宗」の開幕
立正安国(上)
――「民衆の幸福」「社会の平和」
を開く「正法の確立」
立正安国(下)
民衆本位・人間主義の「安国」観
一生成仏
――「強き信心」で「大いなる希望」
に生き抜く人生
異体同心
――久遠の誓いに生きる同志の勝利の連帯
師子王の心
――師も弟子も共に不二の師子吼を
日蓮大聖人が、末法の仏法を究明し、「絶対的幸福」「平和社会」の確立を広宣流布する真実の宗教とは何か。
本質を知る実践の書として、必読したいですね♬
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池田大作全集の(十七巻)ですね。
井上靖さんとの往復書簡『四季の雁書』が収められています。
十二か月一年間を通して書簡を重ねられました。
目次
友好そして師と弟子 池田大作
“永遠”に触れること 井上 靖
武帝と霍去病のこと 井上 靖
ある獄中体験に思う 池田大作
滝山祭・そして恩師戸田先生 池田大作
カントの言葉・若い人たちのこと 井上 靖
烈日の如き人生への想い 井上 靖
「アロハ」の精神と世界市民 池田大作
生と死について想うこと 池田大作
千利休・秋水・『化石』の頃 井上 靖
穂高のこと・鉄斎のこと 井上 靖
人生の年輪・トルストイの顔 池田大作
広島で考えたことども 池田大作
老人問題・龍のこと 井上 靖
富士のこと・殯のこと 井上 靖
ロシアの美術・仏教の死生観 池田大作
大阪の心・「周恩来戦友」のこと 池田大作
沖縄のこと・ダ・ヴィンチのこと 井上 靖
芸術家・学者 井上 靖
早春の賦・祈りについて 池田大作
卒業式のこと・女性の生き方 池田大作
春・ヨーロッパの旅 井上 靖
茶室の意味・新聞記者時代の勉強 井上 靖
「子供の庭」のこと・人間化の季節 池田大作
あとがき 池田大作
井上 靖
実に感慨深い心に残ることどもと、それぞれの人間性の豊かさと人を想う懐の深さ、四季の移ろいに寄せる自然への愛着などなど、書簡ながら優れた随筆を読む思いですね。
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池田大作先生の対談集ですね。
対談者は松下幸之助さん。
「人生問答」の下巻です。
これまでの対談で幅広く様々な論点で対話をされてきましたが、下巻では教育の問題から始まって、世界平和まで未来に向かっての提言をされています。
目次
8 何のための教育か
教育の目的、義務教育の基本的理念、教育の改善すべ
き点、学問のための学問では、学問と実生活、いかな
る人間に育てるか、学問の自由、大学の自治、創価大
学の精神と実践、私立大学の特質、大学教育の在り方
、学問研究を行う体制、教育権の独立を、等々。
9 現代文明への反省
科学の進歩に欠落していたもの、科学の発展にともな
う矛盾、心の豊かさを生みだすには、新しい学問創造
の指標、精神の荒廃を救うには、人間疎外の克服、物
質的豊かさの陰で、消費文明からの転換、心の成果を
積み重ねるには、科学の復興を、等々
10 日本の進路
どこに発展の基盤をおくか、国家目標の設定、国とし
ての命運、世界に対して担う役割、日本民族の特質、
伝統の根底にあるもの、「恥」の意識の評価、憲法改正
の基準は、改憲の背後にあるもの、安全と生存を守る
道、憲法をどうみるか、自衛隊強化は必要か、等々
11 世界平和のために
真の世界平和とは、人類の平和を築く道、世界平和を
目指す実践、平和というものの姿、平和のための前提
条件、世界と国家の在り方、世界連邦の可能性、“世界
語“は必要か、国連の効用と未来、等々
半世紀前の提言ではあるが、本質的に問題点は変わっていないのに驚かされる。殊に、政治や世界情勢の困難さは今でも問題が山積みの状態が改善されていない。
現在の政治家や指導者たちは、この本を読むべきだと確信するばかりだ。
教育の問題も、文部科学省の頭の硬い閣僚や役人は、この本の提言を真摯に受け止めて考察して欲しいと、つくづく思いが去来する。
未来への橋渡しになる名著だと確信します。 -
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池田大作先生の対談集ですね。
松下幸之助さんとの対談です。
『人生問答』の中巻。
目次
5 宗教・思想・道徳
人間の本質と宗教,宗教と人生の関係、
宗教・宗団はさまざまでよいか、
宗教はどれも同じか、
平和に果たす宗教の役割、等々
6 政治に望むこと
政治の目的は何か、政治に欠けているもの、
民間が政治にまかせた、国家権力と人民、
権力行使の在り方、法治主義の錯綜、
国民の声と政治、政治家が尊敬されるには、
総理大臣に望まれる要件、等々
7 社会を見る目
物価騰貴の根本原因、インフレ抑制の施策、
物不足と買い占め、商道徳に反する企業、
治にいて乱を忘れないために、
エネルギー源の確保と開発、
公共事業と住民運動、等々
池田大作先生は宗教指導者であり平和・文化・教育の活動家として、松下幸之助さんは事業家でありPHP研究所の人間教育者として、それぞれに本質を見極めた鋭い対話をされています。
何れの対話も、恒久的な課題に対する真摯な示唆に富んだ発言ですので、時代が変わっても、本質は今もなお勘案に期する素晴らしい内容ですね。
世紀は変わっても、ますます読み継がれていく名著だと確信します。 -
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池田大作先生の対談集ですね。
対話者は松下幸之助さんです。
1975年(昭和50年)刊行。
『週刊朝日』に連載されたものを纏められた書物です。上下二巻を発刊されたものを、文庫に上中下の三巻にされています。
『この「人生問答」もまた、私の一連の対話シリーズの一環をなすものであろう。そこで私は、なぜ対話を行うのかと聞かれれば、人間同士の率直な語らいのなかにこそ、生きた人間哲学が得られるからであると答えたい。私の真情をいえば、人類の未来を思い、真剣に思索をしている人ならば、心からの敬意を払い、対話に赴くのに吝かではないつもりであり。』と、池田大作先生は語られています。
また、松下幸之助さんは『人間を考え、人生を考え、また日本と世界の未来を考えるうえで、本書がなんらかのご参考になれば幸いである。』と語られています。
半世紀前の対談とは言え、深い洞察と鋭い普遍的な生命観、人間学、人生観は現在でも示唆に富んだ哲学であり学ぶべきものを与えて下さいます。
お二人は、驚く程共有出来る思考を示されていて、松下幸之助さんは仏法哲学にかなり近い考え方をされる方なのだと気づかされました。
この本は、絶版になっていますので、再刊されることを望みます。 -
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ネタバレ下巻は、教育の在り方から、世界平和についてまで、大きなテーマで語り合いが進められる。下巻の内容もまた、当時の対談から50年を経た今でも、読者に十分な示唆を与えてくれるものとなっている。
最初の教育については、「知識偏重型教育から人間教育へ」と両者がともに訴えておられるが、これは当時よりさらにその重要性が増しているのではないか。
本書の「教育と犯罪」について語られている部分に、「知識教育だけで人間教育がなされなければ、犯罪も知能的になり、増加するのは当然」と警告しているが、その現象が加速しているのではないかと感じる。
犯罪の内容が無節操となり、しかも巧妙化している。「高等学校の試験に、学科試験だけでなく、人間的良識の査定も含めて合否を決定してはどうか」との意見は非常に現実的な発想だなと感じた。
もう一点、「子どもが親の所有物ではない」という意見は痛烈かつ、現代最も再認識すべき、考え方ではないかと感じた。
「現代文明への反省」の章で述べられている「反省」は現在も継続的に求められるものが多い。当時は、公害が問題であったが、環境問題や資源の枯渇問題などは、さらに環境悪化、温暖化や生態系の変化が起こっているだけでなく、原発事故などで当時の問題がさらに肥大化していると思える。
当時はTVによる映像文化が盛んになってきた時代で、TVの問題としては、視聴率にとらわれた番組内容の低俗化などによる悪影響が取り上げられていたが、現代はさらに映像の手段がYouTubeなど、個人発信の時代となり、フェイク情報なども含め、問題はさらに複雑化してきているようにも思える。
本書は、このように現代社会を再チェックすべき視点を示してくれているのである。
次章では、日本の性質や特性を振り返りながら、世界の中での日本の役割を考えたり、日本の憲法や天皇制などについて、深く検討し語り合われている。
最終章では、世界の平和について語られているが、その中で「世界語は必要か」という話があった。世界共通語があるとコミュニケーションが効率的になりよいが、反面各国の精神文化が衰退しないように母国後と併用するほうがよいという語りになっていた。
そして、現在どうなっているかというと、いまは自動翻訳というものができてきた。違った形でコミュニケーションの効率化が図られながら、各国の精神文化が維持できているなと感じ、人類の知恵は素晴らしいなと思う。
当時の課題がどのように現代解決されているかという視点でも、非常に興味深く読める書でありました。
下巻目次
◆「8何のための教育か」
※教育の目的 義務教育の基本的理念 教育の改善すべき点 学問のための学問では ほか
◆「9現代文明への反省」
※科学の進歩に欠落していたもの 科学の発展にともなう矛盾 心の豊かさを生みだすには 新しい学問創造の指標 ほか
◆「10日本の進路」
※どこに発展の基盤をおくか 国家目標の設定 国としての命運 世界に対して担う役割 ほか
◆「11 世界平和のために」
※真の世界平和とは 人類の平和を築く道 世界平和を目指す実践 平和というものの姿 ほか -
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池田大作先生の講義集ですね。
目次
第一回文化教育学術会議
牧口先生とカントを語る
* 逆境を越えて哲学革命
* 人類の悲願である「永遠平和」のために
* 学問は「虚栄の道具」ではない
新春随想
ソクラテスを語る
* 「私は世界市民」広々と開かれた心の
ソクラテス
* 「わかりやすい言葉」で語れ
行動即健康! きょうも友のもとへ
* 政治は教育を最優先せよ
* 「幸福な人生」とは「正義を貫く人生」
* 「魂の王者」は永遠
* 対話で呼び覚ませ!全人類の「善の心」を
「女性の世紀」に寄せて
ナイチンゲールを語る
* 人生は戦い 目の前の「一歩」を勝て
* 「組織」があるから「成長」できる
* 「慈愛」を「励まし」を
悩める友のもとへ
* 友のために尽くせば、わが生命が輝く
* 「進歩しつづけない限りは退歩
たとえ一歩でも「前へ」進め
* 友に「希望」を!
我らは創価の名看護師
「人生の道」を見つめて
トルストイを語る
* 悩みは人間革命の原動力
「挑戦」こそ青年の特権
* 歌おう「人間讃歌」を!
*「生死の解決」は信仰しかない
* 民衆こそ皇帝だ!
* 最後の最後まで友に光を
「音楽の英雄」とともに
ベートーベンを語る
一 その人生をめぐって
二 その音楽をめぐって
三 折々の語らいから
偉人たちの姿を豊富な知識と洞察で、現代に生きる我々、なかんずく若い世代の「生きるヒント」を、語りかけるように綴られています。
また、箴言を身近な言葉として、わかりやすくユーモアを交えながら、如何に活用するか教えられています♪
成長は、年齢とは無縁ですね。
偉人を通して、死に至るぎりぎりまで「前へ」を学びました(=^ェ^=)
頑張ります♪ヽ(´▽`)/
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ネタバレ目次
5 宗教・思想・道徳(人間の本質と宗教 宗教と人生の関係 宗団・宗派はさまざまでよい 宗教はどれも同じか ほか)
6 政治に望むこと(政治の目的は何か 政治に欠けているもの 民間が政府に任せた 国家権力と人民 ほか)
7 社会を見る目(物価騰貴の根本原因 インフレ抑制の施策 物不足と買い占め 商道徳に反する企業 ほか)
経営の神様と言われた松下幸之助氏は、当時の経済界でも最高峰の人物であり、日本におけるその影響力は相当大きかったと思われる。
ときに松下氏の発言の中には、企業人のトップとして、企業の経営の在り方、また企業にたいする政府の姿勢や政策などにふれられることがあるが、それらの発言は、経営者として、また日本の産業界に最も影響力のある人として、ほとんどすべてが「様々な問題点を解決しよう」との前向きな視点での発言をされていると思う。
しかしながら、これが池田会長(当時)との対話となると、その発言が庶民にたいして企業サイドの意見であったり、民衆に対して政府寄りで合ったり、権力思考にしらずしらずと陥っていたり、トップダウン的であることに読者は気付かされる。
そいう言う点を、池田会長(当時)は、原点に立ち返るように、庶民サイドの意見、民衆サイドの意見をキッパリと述べられる。むしろ指摘のように感じられる部分多い。
あたかも財界トップの方の意識改革をはかり、混迷の当時の情勢の変革を図ろうとしているかのようである。そしておそらく、この対話を通じて、松下幸之助自身が、その「経営の神様」度をさらに高められたのではないかと思える。松下幸之助氏は、この対談で得られた気づきは、即社内で実行に移され、その姿は産業界に目に見えずとも波及していったのではないかと思う。
そう感じられるような対話が繰り広げられていた。 -
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ネタバレ初刊は昭和50年(1975年)。松下幸之助氏は当時80歳。池田大作氏は47歳。
人間、人生、宇宙、生命、宗教、政治、社会、教育、科学、経済、平和など、万般にわたる重要テーマについて、二人の巨人が、いわゆる一人の人間対一人の人間として真剣に未来を見つめて語り合われた書である。
多忙を極める双方の著者が、互いに150問ずつの質問を用意し、お互いにそれに真摯に応えるという往復書簡を交わし、それに編集が加えられた書である。
親子ほどの年齢差のことなど、互いに全く意識することなく、それぞれのテーマについて、真剣に議論をかわされている。すべてが未来志向であり、建設的で、一部議論がわかれるような場面でも、読み終えるとお互いににこやかにうなずきあっている姿が想像できるのである。
当時は、オイルショックという経済的な混乱期にあった。また公害問題が大きな社会問題となっていた。ベトナム戦争もあった。50年たったいまと当時、様々な変化も感じられるし、本質的に変わっていない部分も多く感じられる。
そして、本書の内容は、本質的な議論が交わされていて、50年たった今でも、まったく新鮮な内容であると感じる。いま読むことにも意味を感じます。
上巻目次
1 人間について(人間としての役割 人間内面の法則 人間の本質 ほか)
2 豊かな人生(運命とは何か 人生コースのモデルは 普遍的な生き方 ほか)
3 宇宙と生命と死(死をどう考えるか 死に臨む覚悟 死後の生命 ほか)
4 繁栄への道(共同意識の醸成 真の繁栄とは何か 人間性・国民性・時代性 ほか) -
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思ったより短く読みやすかった。自分の存在感で先生の言葉を代弁できるようになりたい。今日も今日なすべきことを厳然となす。そのたゆみなき積み重ねが勝利である。
希望がなければ、希望をつくろう。
今、打ち込んでいること自体が才能。
逃げないくせ、努力するくせが勉強の目的である。
学ぶ習慣がついた人は、何でもできる。
表面のきらびやかさに動かされるのは、しっかりした自分がないから。
さびしさは人間の証拠。
心に夢を燃やしているおもしろい人間は人生はおもしろい。
人生はつまらないと思うのは、自身がつまらない人間になっているかも。
毎日がむなしいと感じるのは、自身がからっぽの心になっているかも。
幸福とは充実である。
自他共の幸福を目指す生き方は、共生の社会を実現する道。
思いやりは思いを遣る。
思いを遠く遣った分だけ、自分の心は広がる。心が広がったぶんだけたくさんの幸福を入れられる。
本当に幸福な人は皆を幸福にできる人。
必ず自分はできるんだと信じること。
自分が変われば周りも変わる。
挑戦をやめるのはいつでも、だれでもできる。ただちにやる。
人間としての基本の力。読む、書く、考える、挑戦する、想像する、忍耐する、人を思いやる、人を大切にする、人に尽くす力。
世界市民という観点。その原点は一人の人間を大切にする心。 -
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電子版で読んでて、ほんのちょっとした時間に読むものとして読み始めたが、面白くてあっという間に読めてしまった。
2011年〜2013年の連載が書籍になったもので、何年経っても「今の子どもたちに伝えたいな」と感じた。
特に責任感が、「後片付けをすることから始まる」と言われていたのは、新鮮な発見だった。整理整頓は必ず頭が良くなると。
また、文章を書くには「まず手を動かすこと」と書かれてあり、その周辺のノウハウを、早速教育現場で実践してみた。
改めて未来部に向けた文章は、「努力」が多いように感じた。やっぱり前向きな文章だから、「自分も頑張ろう!」「未来部の会合でこう伝えよう!」という気持ちになる。
世界一になった人は努力の大切さを説き、世界一になれなかった人は、努力しても世界一になれない限界や現実を説く。
自分は世界一になってないので、正確なことは言えないが、もし世界一の存在になっていたら、後世に何を伝え残すのだろう。
「自分自身がより良く変わっていくためには、心を変えることが大事」との記載もあった。
心が変われば行動が変わり周りの環境も変わる。 -
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ネタバレ―1969年(昭和44年)5月3日の本部総会の席上、山本伸一は750万世帯の指標を示すとともに、創価大学に「人間教育の最高学府たれ」等の三つのモットーを示した。
また、過激化していく学生運動について「第三の道」を開いていくよう学生部員に提案する。教育の自主性、独立性を確保するために、立法、司法、行政の三権分立に教育権を加えた「四権分立」構想を提唱。
―ガンジー「私は人間の活動から遊離した宗教というものを知らない。宗教は他のすべての活動に道義的な基礎を提供するものである。その基礎を欠くならば、人生は「意味のない騒音と怒気」の迷宮に変わってしまうだろう」(p.95)
―児童文学者 長田若葉(「桜の国の少年」等)の入会から文芸部結成までが印象的だった。闘病しながら執筆する長田に対して、若い女性編集者が「長田先生、仏法は自分の最高の生命力を湧現させる法則なんです。また宿命を転換し、崩れざる幸福を確立する生命の哲学です。~私はぜひ先生に健康になっていただきたいのです。そして二十一世紀に生きる子供たちの。心の財産となるような作品をたくさん残してください。」と訴える。入会前に戸田先生の出版社で出版した経緯も。
入会後、仏法の深遠な生命哲理を学ぶにつれて、その仏法を基調にした人間主義の文学を創造したいとの思いを深くした。(p.176~)
―”なんで学会員は、人のために、あれほど一生懸命になれるんやろう。苦しんどる人がいると、一緒に悩み、励まし、手を取り合って喜び合う。打算も、利害もない。きれいごとを並べたてたりはせえへんが、なりふり構わぬ誠実の行動がある。地に足が着いた善意を見る思いがする。”(p.185~)
―”民衆を守り、幸福にするために、みんなしっかり勉強してほしい。全員が何かの道で、最高のものを目指してください。
それには努力です。天才とは何か。人より10倍、100倍、努力した人のことです。
また、人生の勝負は何歳か。いろいろな考え方ができるが、1つの目標として私は50歳だと思っています。その時に人間の真価が決まると言って良い。
人生と言うのは絶対にこうしよう。こうなっていこうと心を定め、真剣に頑張り抜いていけば、必ず、自分が納得できる結果が得られるものです。大切なのは、毎日毎日の精進です。”(p.323)
―”頭が良い人と言うのは、常に疑問を持っている人である。一つ一つの事柄をただ鵜呑みにするのではなく、『どうしてそうなるのだろう』『本当にそうなのだろうか』『もっと他に方法はないのか』と考える人です。先生に質問したり、本を読んで考えてみることもいいでしょう。その探究心が大切なんです。”(p.326)
―”落胆して情熱を失うのか。今度こそ、と闘魂を燃やすのかーその積み重ねが、自身の生き方となり、それが、人生の幸不幸を決定づけていくことになる。”(p.385)
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智勇 / 1969年、学園紛争のさなか「学生運動の第三の道」を提案。「新学同」結成し、人間主義の運動を展開。創価大学
使命 / 白樺グループ結成。アメリカでの日米総会で鼓笛隊がパレード、文芸部も結成、信心と出会い、研鑽していく文学者たち
烈風 / 病魔と闘い、関西各地の友を激励する闘争の日々。言論問題の嵐を越え、創価の陣列は進む。
大河 / 70年5月3日、会長就任10周年。ブロック組織など、新たな広布の前進を開始。聖教新聞社屋も完成。※未来部育成のための指導、新聞の取材、体験原稿作成の努力