感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2017年06月13日
ーどんな環境にあっても、人生を楽しみきっていけるのが信心です。戸田先生は、成仏というのは、生きていること自体が楽しくて、楽しくてしょうがないという境涯であると、よく語っておられた。人間の生には、苦労はつきものです。学生のうちは勉強しなければならないし、会社に入れば働かなければならない。では結婚すれば...続きを読む楽になるかといえば、家事や子育てに追われ、まるで戦争のような生活になる。
しかしそのなかに、意義を見いだし、生きがいをつくり、目標を定め、はつらつと挑戦し、苦労をも楽しみながら、瞬間、瞬間を最高に有意義に、楽しみきって生けていける人が、人生の達人なのです。結局幸福とは、外にあるのではない。私たちの心のなかに、それを教えているのが仏法です。ー
ー何事にも両面があり、一方に偏らないからこそ、人間的なんです。つまり人間が生きるということが、相反する課題を抱え、その緊張感のなかで、バランスをとりながら、自分を磨き、前へ、前へと、進んでいくということなんです。 ー
<本書から引用>
春風/凱旋/青葉/立正安国/大光
Posted by ブクログ 2012年04月24日
青年にとって大事なことは、どういう立場、どういう境遇であろうが、自らを卑下しないことです。何があっても、楽しみながら、自身の無限の可能性を開いていくのが信心だからです。
未来をどう開くかの鍵は、すべて、現在の我が一念にある。今、張り合いを持って、生きているかどうかです。
財務部の発足
Posted by ブクログ 2023年10月25日
主人公、山本伸一は創価学会名誉会長の池田大作氏
であり、ノンフィクション長編小説です。
生きる為に何が人は必要か
勇気とは何か?力がみなぎるストーリーが
詰まっている作品です。
とくに、最後の章『大光』は
ドイツの歴史から国民の自由と平和の大切さ
をしみじみと痛感させられました。
ナチスとユダヤ...続きを読むの戦い
東西冷戦の壁など、
人は生まれた時は皆悪い人はいない。
生きていく過程で憎悪が増したり、
ひょんな事から戦争が生まれる。
ベルリンの壁崩壊から約30年経ち
壁の崩壊のきっかけは1人の東ドイツの政治家
『シャボフスキーさん』の政令報道の1日
早まった誤報がきっかけで、東国民は壁に
殺到し、自由の権利を得られた喜びが高まり
市民の手によって崩壊され、やがて統合される
ようになった。現在は東ドイツ市民の約57%は
2級市民と思い抱えながらも生きている。
やはり、心の壁というものや経済影響は
まだ穴が空いたままだ。戦いは一瞬で傷をつく。
言葉の自由さがある日本でもまた、傷をつき
苦しみ命を落とす人も残念ながら多い。
では、人はどうあるべきなのか?
自己肯定感の本が店頭に並んでいる。
私は何冊も読んだ。しかし、内容がぬるいのです。
人の心は10段階の喜怒哀楽が常に波打っている。
仏法用語でいうと『十界論』という。
その喜怒哀楽を平常に常にもっていき、
勇気や忍耐強さ、慈悲、平和を願う広い心
それを叶えられるのは仏法の最高の教えである
『法華経』の中の日蓮が顕した『南妙法蓮華経』
を唱え信じていく精神が世の中に広まっていく
事が大事。信心をしていく大切さは、なかなか
簡単なことではない。だからこそ、自らの境涯
精神を高めて、1人でも多く楽しく朗らかに、
激励をしていって波動をお互いに高め広げて
いく事が肝心であると私はそう生きてます。
感想が長くなりましたが、
とても新・人間革命には
幸せになるための生きる
ヒントがたくさん詰まっています!
ぜひ読んでみて欲しいです!
Posted by ブクログ 2020年04月04日
1章 春嵐
・仏法は道理なので、常に礼儀正しい行動。常識の強調。
・何があっても、退かないこと。逃げないこと。
・会える同志より、会えない同志を。いまだ苦悩にあえでいる友を。
・仏法を実践する人は、人間社会の王者であり、最高の常識人。
・言葉が大事。言葉への気遣いは、人間としての配慮の深さ。
・今の...続きを読む世の中は、あまりにも濁っている。利己主義、利害ばかり。
◎民主主義の基本となる「個」の確立。個の自立の基盤となる哲学がなかった。宗教を自分の生き方と切り離して、村や家のものと、とらえていることの表れといえる。
・広宣流布は成し遂げましたと、堂々と先生の墓前にご報告できる日を、成就する。
学会の草創の歴史。村八分の歴史。迫害に耐え、勝利する歴史。じっとこらえて今に見よ。今の生活は恵まれている。しっかり自分の立場で、勝利する。恥じない戦いを。
2章 凱旋
・身だしなみに気をつかうことも大切。自分もあの人にようになりたいとは思わないもの。姿も輝かせていく。周囲の誰からも、あれだけ大変な立場にいるのに、さわやかでセンスもいいなと思われる人になることです。
◎青年にとって大事なのは、どういう立場、どういう境遇にあろうが、自らを卑下しないこと。何があっても、楽しみながら、自身の無限の可能性を開いていくのが信心だから。もし自分なんかだめだと思えば、その瞬間から、自身の可能性を、自ら摘み取ってしまうことになる。未来をどう開くかの鍵は、すべて、現在のわが一念にある。今、張り合いをもって、生きているかどうかです。
希望に燃えて 怒涛に向い たとい貧しき 身なりとも 人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ まずは働け 若さの限り なかには 侮る者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて 強く正しく わが途進め
苦難の道を 悠々と 明るく微笑み 大空仰ぎゃ 見ゆる未来の 希望峰
ぼくは進むぞ また今日も
・戸田は泰然としていた。いつもと、なんら変わるところはなかった。力及ばず、師を守り抜くことができぬ自分が不甲斐なかった。その伸一もあまりにも疲れ果てていた。
・人生には、山もあれば谷もある。そして、同じ道であっても、強い生命力がある人は、悠々と歩いていけるものです。生命力が弱ければ、疲れきって、周りの風景も目に入らず、苦しみしか感じることができない。生命力の源泉が唱題。自分自身はこう生き抜くと決めて、堂々と信心に励んでいく。その人が幸福者。ああ楽しいなといえる人生を築いていってください。
・声仏事を為すとある。語ることが仏法。題目を唱えて、人を励まし続ける。そうすれば、ちゃんと話せるようになる。一言でもよい。信心と真心の一念の声を発すること。
・友情を大切にしながら、諦めずに、粘り強い対話を重ねていくこと。
・凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なりと仰せ。信心の志、仏法への至誠の一念が、成仏の要諦。
・供養の根本は、どこまでも信心の志。
会長就任1周年を前にして、戸田先生の四回忌法要。そして一周年の5月3日。海外にもロサンゼルス支部が誕生。沖縄支部の拡大。日本も海外も拡大の勝利の結果が凄い。先生の若い時の詞がとても心に残る。じっとこらえて 今に見ろだ。あとは、青年は特にもうダメだと思わないこと。卑下しないこと。一念が後退しないこと。
3章 青葉
・師と向かい合うのではなく、師と同じ方向を見ながら、師とともに生きようとしていたのである。
・◎仕事の学会活動の両立について。いかなる状態にあっても、必ず全てをやりきると決め、一歩も退かない決意をもつこと。具体的にどうするかという前に、もう駄目だと思い込み諦めてしまう。戦わずして、心で敗北宣言しているもの。そこにすべての敗因がある。時間を見つけて、ともかく真剣に祈る。生命力と知恵をわかせ、工夫する。見事な戦いをしている組織のリーダーは、むしろ、仕事が多忙な人が多い。仕事にも勝負時がある。その場合には、仕事に大半の時間を割くのは当然。何事にも両面があり、一方に偏らないからこそ、人間的。人間が生きるということは、相反する課題を抱え、その緊張感のなかで、バランスを取りながら、自分を磨き、前へ、前へと、進んでいくおと。だから、仕事だけ一本だけに絞れば、すっきりするかもしれないが、何かを投げ出そうおとするのは誤り。苦労して、やり遂げていくところに、本当の修行があり、鍛えがある。苦しいなと思ったら、寸暇を見つけて祈る。
・人が変われば、社会も変わる。人が輝けば、国土世間も輝く。依正は不二であると、仏法は教える。
・青年が、青年部のなかだけでしか力を発揮できないならば、本当の時代建設の原動力とはなりえない。青年は、人々を希望の未来へと導く、先駆けの光。
嵐山女子部長の話。聖教ニュースの話。ビデオ。青年部への具体的な指導。青年への指導は具体的な印象がある。何ページにも線を引いた。一念がひかないことが繰り返しの指導であると感じている。
4章 立正安国
・権力の魔性と戦え!民衆を守れ!
◎青年を触発する何かを与え続けることほど、難しいことはない。それを可能にするには、自分が、自身の原点であり、規範である師の戸田を、永遠に見失わないことだと思った。源を離れて大河はないからだ。求道と挑戦の心を忘れることなく、自己教育に徹し、常に自分を磨き、高め、成長させていく以外ないと感じていた。指針を捨て、人類の幸福のために生き抜く自らの姿を通して、青年の魂を触発していこうと、伸一は誓う。
・広宣流布を自分の人生の根本目的とするならば、学会員として、職場にあっても第一人者にならざるをえない。自分が職場の敗北者となってしまえば、仏法のすばらしさなど証明できないし、誰も信心など、するわけがない。家庭にしても、和楽の家庭をつくらなければならないし、健康にも留意することになる。社会の勝利者となって、幸福になっていく。悲壮感が漂うような生き方とはなりません。
・見事な組織をつくっていくといっても、人間としての思いやりであり、心遣いがすべてだ。そこに人は心を打たれ、頑張ろうという気持ちにもなる。
・当時、既成宗派や新興の宗派も、幕府の要人に取り入ることに腐心していた。互いに慣れ合い、権力に寄生し、庇護という美酒に酔っていた。政治権力と宗教は完全に癒着していた。
・日蓮は、国家権力の威光によって、宗教の盛衰が左右されることを拒否。対話によって教えの正邪を決する。
・ヒューマニズムに帰れ。これが、現代的にいう日蓮大聖人の主張。社会のすべての営みを、人間の幸福のために生かしていく原理が、立正安国。
・根本は四表の静謐を祈る心。人間が人間らしく、楽しく幸福に生きぬくために、人間を第一義とする思想を確立すること。
3巻の仏陀の章もそうだが、この章も日顕宗への破折を痛烈に感じる。根本の戦い。どこかで権力に迎合し保身に走ったことがわかる。先生の誓いを自らの誓いにして、壮年になったときに、青年に触発が与えられる人になれるように、今鍛えの時。
5章 大光
・あなたに本当の友達はいますか。
・デンマークの復興の父グルントウィと若き後継者コル。フォルケホスコーレという国民高等学校の創設者。丸暗記するだけの学校教育に大きな疑問。
・当時のデンマークでは、高等教育を受ける機会は、一握りの裕福な子弟だった。
・使命を果たすとは、命を使うということ。
・風向き一つで変わってしまう、煙のような批判に一喜一憂していたら、本当の仕事はできない。
・ドイツ貨幣の大暴落の歴史。110万分の1.60億分の1。当時のドイツには、1%にあたる50数万人のユダヤ人が住んでいた。
・多くのユダヤ人がドイツのために血を流していた。大戦では、全ドイツのユダヤ人の2割近い10万人が従軍し、戦死者は1万2千人にも上った。アーリア人種が、他のあらゆる人種に優越するとし、その頂点にドイツ民族を置いた。ユダヤ人種やアーリア人種という人種自体が、存在しない。反ユダヤ主義は、まさに、政治的な人種差別主義であった。
・一部のユダヤ人が金融業界に力をもっていたことは事実だが、歴史的背景として、キリスト教会が金を貸して生業とすることをキリスト教徒に禁じたため、差別され、職を得られぬユダヤ人たちは、やむなく、それを生業としてきた。好んで、金融業界に狙いを定めたものでもなければ、社会を、支配しようとしたわけでもない。
・権力の亡者は、民衆が賢くなり、自分たちの思い通りにならなくなることを、何よりも恐れる。
・ユダヤ人の運命に、決定的な影響を与えたのは、1935年に制定された、悪名高いニュルベルク法。2級市民と規定され、公民権を奪われた。差別を合法化する。1939年9月1日ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する前、水晶の夜とよばれる、最悪のポグロムの夜があった。
・悪の芽に気がついたら、直ちに摘み取ること。
・悪に気づいたら、断固、立ち上がるべきだ。
・壁はつくられた。まぎれもなく人間によって。東西の対立といっても、人間の心に巣くう権力の魔性がもたらしたものだ。
・戦おう。この壁をなくすために。平和のために。戦いとは触発だ。人間性を呼び覚ます対話だ。そこに、わが生涯をかけよう。
ヨーロッパ広布 ヒトラーの歴史 ユダヤ人の迫害の歴史。破折の重要性。ユダヤ人の戦争の正しい認識の重要性。しっかり学ぶ機会がない。どういう構造であのような残虐な歴史が作られたのか。同じようなことが繰り返されてしまう。ここも宗門への破折精神を感じる。教育現場に生かしたい。