高島俊男のレビュー一覧

  • 中国の大盗賊・完全版
    中国にはコソ泥はいないらしい。いるのは群れをなして襲ってくる盗賊。
    広大な中国の国土に、耕作に適した土地はそう広くはないのだそうだ。
    だから、農村に人が余る。仕事のない人があふれる。
    そうするとどうなるか。
    気が弱い人たちは乞食になり(こちらも集団)、血の気の多いのは盗賊になる。
    だから、いつの時代...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    目から鱗が落ちる
    それも 何枚も
    ときには
    「あっ そうだったのだ!」
    と つい声に出てしまう

    高島俊男さんの
    中国モノを手に取るたびに
    つくづく思ってしまうことです

    ずいぶん前に
    「中国の大盗賊」(1989年発行版)
    を 読んでいた記憶がかすかに残っていて
    その時に
    「あとがき」に(本書では)...続きを読む
  • 漢字と日本語
    本書を読むにあたってある程度の中国語の知識または好奇心が必要となっているから、そうでない方には読みづらい本かもしれない(そういう人はまず本書を手に取らないか)。ある程度どのような読者を想定して書かれたものかは想像できる。白話文が読めなくても、漢文の知識がある程度あれば(高校生の時に習ったはず)読み進...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    これまで中国の歴史に対して、思っていたことを高橋先生が見事に整理してくれたという印象。

    先生の中国に対する見方は、全く同感です。特に毛沢東や周恩来に対する評価は実に的確。

    中国支配層は、秦に始まり、北朝諸国・隋・唐・元・清など、ずっと異民族に支配され、異民族を同化してきた歴史なので、もし日本の大...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    どの盗賊も盗賊皇帝も面白い。劉邦、朱元璋の天下取り。中でも毛沢東が一番メチャクチャやっている。インテリで盗賊で好戦的で、国民だったら迷惑すぎる。
  • 中国の大盗賊・完全版
    中国の歴代王朝の発生起源は盗賊に遡る。王朝の創始皇帝の劉備や朱元璋、なりそこなった李自成、洪秀全等の盗賊人生が簡潔に述べられている。
    一口に盗賊と言っても日本とは同じ常識で量れない。兵士も盗賊に近い種類であることや、劉邦が若いころしていた吏といわれる末端役人までほとんどやくざ者であるところなど説明が...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    中国における社会主義革命の本質がわかる、目からウロコの一冊。もちろん高島先生の著作なので読物としてたいへん面白い。
  • 中国の大盗賊・完全版
    これ、すごく面白い本です。

    タイトルにある「大盗賊」とは単なる泥棒のことではなく、もう大物中の大物で、皇帝にまで成り上がった人、あと少しで皇帝だったけど惜しくも戦いに敗れた人、革命を成功させた人という、そういうレベルの「大盗賊」です。

    こんな中国史のヒーローをしれっと盗賊呼ばわりしてしまう、そん...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    [ 内容 ]
    昔、中国に「盗賊」というものがいた。
    いつでもいたし、どこにでもいた。
    日本のどろぼうとはちょっとちがう。
    中国の「盗賊」はかならず集団である。
    これが力をたのんで村や町を襲い、食料や金や女を奪う。
    へんぴな田舎のほうでコソコソやっているようなのは、めんどうだから当局もほうっておく。
    ...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    毛沢東と現代中国の姿がくっきり見えた。やっとわかった!という感じ。なんで中国が共産党なのかずっと不思議でありました。
  • 中国の大盗賊・完全版
    昔、中国には「盗賊」なるものがいたらしい。かならず集団で、鬼平犯科帳に出てくるようなこそこそしたのではなく、ほとんど公然と蟠踞する。都市一つ占拠するほどの大勢力になったり、時には天下を取ってしまったりする。そんな盗賊とはどんなものか、なぜ生じるのかを解説したあと、歴史上代表的な盗賊を紹介します。

    ...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    中国史に名を残す大盗賊の系列で、毛沢東を論じている。中国史に通じた著者がとても簡潔に主題を説明しようとする様は、文筆家の格闘記録としての意味合いも読み取ることができ、興味深い。高島ワールドに入っていく上でも格好の書といえよう。
  • 中国の大盗賊・完全版
    [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    この本で著者が書きたかった内容は第五章の「毛沢東」に集約されている。
    そこまでの第一章〜第四章の中国史で王朝を打破するための農民革命軍つまりは盗賊達の紹介は毛沢東の事跡がマルクス主義による革命ではなく、中国史において頻繁に登場した盗賊達となんらかわりのない存...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    面白かった。

    盗賊と言っても鼠小僧ではなくて、ならず者の武装集団。
    劉邦、朱元璋、李自成、洪秀全から、毛沢東まで(笑

    ムッチャ判る。

    で、自分らの判るエリアでやっとった奴らが、全アジアから世界まで視野に入れ出したことも。

    こいつら、あかんて。仲間に入れたら。
  • 中国の大盗賊・完全版
    一介の盗賊が国を作る、こんな例が中国には、たくさんあるんですね。
    「みんなが代表を選んで、その人に国を建設してもらう」
    、、、民主主義の「人の選び方」とは、何もかも違います。

    盗賊が国を作った、だから、、、中国はどうひっくり返っても、民主的な国家
    (ほんとは、国家と言えないと思いますが、、、)にな...続きを読む
  • 漢字と日本語
     日本語と漢字は切っても切り離せない関係だ。と言っても昨日、テレビ番組で反省して謝罪したあの人のような不適切な関係ではない。


     たとえ、漢字自体は同じでも意味が違うことがある。例に上がっているのは、写真。日本語だと透明無色だが、中国語になると色がつく。しかももやもやしたわいせつな色が。ズバリ、「...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    古書店にて250円で。取り上げられている〈大盗賊〉は「燕雀いづくんぞ……」でお馴染み陳勝に漢の高祖劉邦、明の開祖朱元璋、明朝と清朝の狭間で僅か40日天下を謳歌した李自成、太平天国を築いた洪秀全、そして〈完全版〉にて当時の原稿を復元した毛沢東。同著者の本は『三国志 きらめく群像』と『水滸伝の世界』しか...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
    中国の歴史を作ってきたのは盗賊である。我が国の歴史との違いをまざまざと見せつけられた。毛沢東の記述が興味深い。記述も平易で親しみやすい。
    いわゆる歴史認識問題について、なんとなく向こうの思考回路が垣間見えた気がする。
  • 中国の大盗賊・完全版
    歴史上、中国を統一した皇帝には盗賊出身が多い。有名どころは、漢の創始者、劉邦。彼はもともと面倒見の良いアニキ的ヤクザ。そんな劉邦が家柄に優れた項羽との決戦に勝利し、中国を統一する。毛沢東だってガラの悪い農家の出だ。日本で比較できるのは豊臣秀吉くらいだが、彼は将軍、天皇の一歩手前止まりだった点で中国の...続きを読む
  • 中国の大盗賊・完全版
     最近、高島俊男さんの本にハマっています。こんな面白い人を、発見出来たことが、とても嬉しいです。まだ読んでない本が、たくさんあるので、チビチビ読んで行きたいです。