マキアヴェッリのレビュー一覧

  • 君主論(まんがで読破)

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    マキャベリの『君主論』を読む必要が出てきたのだが、受験科目で選択をしなかったので世界史をほとんど勉強していなかったため、本に出てくる内容についてあまりに知識がなく困っていた。という状況にてこの本を読んで、よくわかった気になった。媒体としての漫画の力は侮れないと思った次第。

    文字の本だと、まず地名と人名が頭に入ってこないんだよね。

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    2018年10月07日
  • 君主論

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    ●レビューの要約●
    読みやすくはないけど、内容はオススメ。13章と15章だけでも読んでみて!
    何かを決断するときに、あれこれ考えて悩んでしまうタイプの人に、「決断ってそういうことなんだ。迷わなくていいんだ。」と背中を押してくれる一冊です。

    <以下、詳細。>

    漫画タッチでイケメン風味のお兄さんが表紙になっている版が平積みされていて、「これなら読みやすそう!」と思って買いました。

    ・・・が、表紙のイメージほど読みやすい日本語ではなかったです(・_・;)
    なぜなら、本書は「新版」といっても、昭和40年に日本語訳されたもので、日本語の中身は当時のまま、表紙とフォントだけが現代風になっているものだったからです。

    それでも読んでよかったと思えたのは、本書の本当の読みどころと言われている13章と15章の議論がおもしろかったからです。

    君主論は、マキャベリが当時仕えていたフィレンツェの王・ロレンツォ・デ・メディチにあてて、君主たる者こういう心構えで国をおさめていくといいですよ、という手紙の形でつづられています。

    君主論の世間でのポピュラーな評価は、「キリスト教的な道徳を無視して、いかに効率よく国を治めるかという観点で書かれた実用書」。
    当時のヨーロッパでは「反道徳的でけしからん本だ!」という受け止められ方が強かったようです。

    確かに、そう評価されても仕方ないような過激な話をさらっと出しているところがよく出てきます。

    例えば、誰かがもともと治めていた国を手に入れた後は、
    「親しくそこへ移り住む」ことで平和的に統治をするのが一番だが、そんなことを全部の領土にしていくわけにはいかないだろう。

    ならば次善の策として、かの地を治めていた領主の血統を根絶やしにするべきである。

    とか。そういう話が、さらっと出てくるわけです。

    マキャベリは決して、その土地に親しく移り住んで平和的に統治することと、
    かの地の領主の血統を根絶やしにすることを比べて、後者の方が良いと言っているわけではありません。

    あくまでベストは前者であり、でもそれができない状況で、かつその土地を手に入れてしまったら、
    後者のような策を講じないと、土地を失うよということを言っているだけです。

    立派な人格でありながら、(それゆえに余計に)自分の行動についてあれこれ悩んでしまうような性格の君主を「それでいいんだ。悩まなくていいんだ。」と力強く励ましているようにも読めました。

    例えば、「君主たる者、残虐であるという評判がたつことを恐れてはならない」 という話が出てきます。

    これは、現代でいえば
     
    「自分の仕事を遂行する上で必要な特性を自分がそなえていたとして、
     それと表裏一体にある後ろ向きな面を人にとやかく言われたところで、気にする必要はない」

    と置き換えられます。

    当時の君主の仕事は、とにかく戦争に勝つことだった。
    戦争にばんばん勝っていくというということは、良く言えば「強い」ということだし、悪く言えば「残虐である」ということで、両者は切り離せない。

    だから、戦争にたくさん勝っている君主を人が「残虐だ」と言ったとしても、それは君主が仕事を遂行するのに必要な特性の裏側なのであり、気にすることはないのだと。

    現代の話で言えば、例えばSEだったら、自分の話を論理的に組み立てて話すことや、相手の話を具体的に落とし込んでいくことや、たくさん勉強することはどれも 「仕事の遂行に必要な特性」 だと思います。

    それらをことごとく悪い面から見れば、「あいつは理屈っぽくて(=論理的)、細かいことにうるさくて(=具体的)、ガリ勉(=たくさん勉強する)だ」という評判が立ってしまうかもしれないけど、そういうことに思いわずらう必要はないんだ!と、マキャベリさんから力強く励ましてもらったような、そんな気持ちになりました。

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    2017年05月02日
  • 君主論

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    中世ヨーロッパにおける政治生体や様々なリーダーの栄枯盛衰を俯瞰的に分析し、リーダー(君主)とはかくあるべき
    というものを記している。特に、憎悪と軽蔑は避けるよう努めるべきであるが恐れられことは必要である、助言は必要なときに自ら得れば良く、それ以外に進言される助言は不要であるといった内容が心に残った。リーダーの多くの資質について述べられているが、とどのつまり社会情勢や自分や他社の能力や性格をつぶさに分析し、臨機応変に対応する必要があるということだと理解した。今から500年前に記された書物ではあるが、現在の組織にも十二分に適用できる内容となっている。

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    2016年10月24日
  • 君主論(まんがで読破)

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    時代背景を知ることで、マキャベリが言わんとしたことがよくわかった。
    やはり背景を理解することは大事だなぁ、と思う。
    冷酷主義のように扱われてきたマキャベリズムだが、イタリアのあの混乱の中では、恐れられることは必要(ただし、恨まれてはいけない)というのは、納得できる。
    『君主論』の導入として、わかりやすく関心を持つことができた。
    あと、チェーザレの人物像に興味がわいた。

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    2015年04月26日
  • 君主論(まんがで読破)

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    ネタバレ

    だいぶ前に挑戦、挫折して、ずっと積読状態の『君主論』を、ついに読まねばならないことになりました。

    導入編としてご紹介頂いたのがコチラ。『君主論』自体の内容はサラッとですが、どういう時代背景で書かれたものなのかが理解できます。

    『君主論』はまさにそうした時代背景を理解せずに読まれてしまい、長年、悪徳の書として扱われてきたとか…

    ところで、この「まんがで読破」シリーズ、他にもたくさんあるので、難しそうで手が出なかった古典の外観を得るには今後も使えそうです。

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    2014年04月07日
  • 君主論(まんがで読破)

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    おすすめ度:85点

    15世紀イタリア。イタリア内での5つの強国と新興国間での戦い。フランス、ドイツ、スペインといった列強国による領土侵攻。さらに、各諸国内での内乱。
    各国の政権が目まぐるしく変わり、よって、この時代の諸国家間での覇権争いの情勢の変化は、複雑極まる。本著はマンガで見事に、この複雑な各諸国の立場と変化を描ききっている。
    フィレンツェのマキャベリの苦悩ぶりが理解できるし、君主論に書かれている、チェーザレが乱世の時代のリーダーシップの理想像であったことも、理解することができる。

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    2014年04月01日
  • 君主論(まんがで読破)

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    乱世の中でリーダーはどうあるべきか?歴史的背景が生み出した現実的な主張。乱世ほどリーダーが必要なのだと感じた。

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    2013年10月09日
  • 君主論(まんがで読破)

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    当時のマキャベリの時代背景が良く分かる。
    君主論そのものの内容より、こちらのほうが私にとっては興味深かった。
    大国にはさまれて立場をはっきりできず顔色をうかがうだけの小国。
    どっかで聞いたような国ですな。

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    2012年10月20日
  • 君主論(まんがで読破)

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    リーダーとはいかにあるべきかをマンガで解説。君主論が出来るまでの間にチェザーレがマキャベリに影響を与えていたというのを知りました。

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    2012年06月20日
  • 君主論(まんがで読破)

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    君主論自体ではなく、マキャベリが君主論を執筆するに至った経緯が描かれている。
    オリジナルの君主論を読んで見たくなる。

    まんがで読破シリーズの中で、特にお気に入り。

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    2012年06月05日
  • フィレンツェ史 (上)

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    僕にとってフィレンツェ史は若い頃からの大事な本。新訳で読めて幸せ。旧訳は、文語調、難読漢字の集合で読み切るのが大変だった。それでも苦労に報い得る以上の面白さがあった。

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    2012年04月08日
  • 君主論

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    統治する君主としての心構えや過去の歴史からの教訓を述べる。非常に納得感はあるが温情だけでは統治できないのを見て自分は上に立つことはできないなと思う

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    2026年08月24日
  • 君主論(まんがで読破)

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    半分以上が、歴史背景と、マキャヴェリが君主論を書くことになった経緯。
    漫画というより、絵+文章。
    難しい歴史に絵がプラスされても、内容をきちんと理解するのは難しい。
    最後の方でやっと君主論の内容について書かれていた。
    その部分はわかりやすかった。

    君主論を読むには、歴史的背景を知っていた方がいいのかもしれないが、もう少し君主論自体の内容を知りたかった。

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    2026年08月24日
  • 君主論

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    ネタバレ

    慕われるより恐れられろ
    狐の狡猾さと獅子の強さ
    慈悲深そうな外見と冷酷な内面
    憎悪と軽蔑だけは避けろ
    時代は変わる、お前も変われ
    運命は女、女にするみたいに叩いてモノにしろ

    ↑背景
    ボロボロのイタリア(当時)には新しい君主が必要
    こんな君主だったらいいね(ただし現実的)の話

    『ローマ史論』を書いてるだけあって、当時のヨーロッパ情勢(特にイタリア)や歴史についての情報が多数引用されている

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    2026年02月19日
  • 君主論(まんがで読破)

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    短いマンガなので分かりやすい。内容としては君主論を書き上げるに至るまでの背景とマキャベリの人生が書かれている。リーダーは考える力を持たずとも有能な部下を携えるよう努め、その部下の意見を聞くようにすることができれば組織は回ると言うのはそうかもしれない。

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    2024年12月11日
  • 君主論

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    君主としていかに臣下や人民を抑え統治するか、歴史上の君主の事例から言及されている。その方法には、人を恐れさせる、反逆されないための残忍な方法も説かれているため、現在を生きる自分からは賛同しにくいと感じられるような方法も多い。とはいえ、必ずしも否定できるようなものでなく、当時の時代背景からそのような方法が取られてきたこととその合理性に対する理解はできる。
    また、考え方として、相手に恐れられるような存在であること、且つ、相手に憎まれたりしないことが大事であることと、それを維持するためにどのように振る舞うか、どのような施策を打つことが重要であるか、自分の影響力の与え方を考える上での新たな視点としての学びがある。

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    2024年05月02日
  • 君主論(まんがで読破)

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    内容の半分くらいは「君主論」成立の背景となる小国乱立のボルジア家が権勢を振るっていた時代のイタリアの歴史の解説。「君主論」自体は再度政治の世界に返り咲こうとして執筆されたものということで、内容自体は後半だけで収まっている。

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    2023年08月12日
  • 君主論

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    職務に任じられた官吏が財を着服しても知られることはない。水中で泳ぐ魚が水を飲んでも知られることがないように▼射手に放たれた矢はせいぜい一人を殺すか、殺さないかである。しかし、知者により放たれた智謀は、胎内にいる者をも殺すことができる。 カウティリヤChanakya『実利論』BC4世紀 ※マウリヤ朝チャンドラグプタの宰相

    民衆を指導する者は正義(社会維持の徳)・知恵・勇気(精神の高邁さ)・節度をもつべき。キケロCicero『義務について』BC44

    倫理・道徳と政治は別。善き主君、善き政体を考えるよりも、現実の欲望渦巻く混沌の世界にどうすれば秩序を与えられるか、を考えるべき。「人間はいかに生きるべきか」だけに囚われて、政治の現実の姿を見逃すべきでない。政治は醜く、権謀術数が渦巻く世界。君主は人として善い人であっても、有能であるとは限らない。時として冷酷な判断もしないといけない。君主が善良、敬虔、慈悲深くあろうと理想を追求すれば、いずれ没落してしまう。君主は愛されるよりも恐れられる方がよい。人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷付ける。君主は獰猛なライオン・狡猾なキツネでなければならない。ニコロ・マキアヴェッリMachiavelli『君主論』1516

    市民が活発に政治参加し、公共の問題に自ら取り組み、実践することで市民は人格を発展させられる。公共の善によって、個人の利益追求を制約できる。共和政が理想だ▼傭兵は自分の利益のために国を裏切るが、自国愛に支えられた市民軍は国を裏切らない。古代ローマでは市民軍があったから強かった。市民には共和国のために戦う意識を持ってもらい、軍事力を高めるべき。それにより対外的に拡張政策を取る。古代ローマが模範。ニコロ・マキアヴェッリMachiavelli『ディスコルシ』1531

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    2025年08月11日
  • 君主論(まんがで読破)

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    君主論とは何なのかが非常にわかりやすく漫画で描かれていた。
    この本を読む限り、マキャベリの君主論はなぜ悪書と言われるのかがピンと来なかったので、より詳しく書かれた本を読んでみようと思った。

    リーダーは部下に恐怖を与えても人から「奪う」という行為を働かなければ人は離れないという事には非常に納得した。

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    2022年07月05日
  • 君主論

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    共和制の国を占領するのは難しが、もともと君主制の国を征服して支配することは容易。住民が自由を知らず、支配されることに慣れているから。
    加害行為はまとめて短く、恩恵は少しずつ長く。
    君主には、良き土台が必要=傭兵と援軍は約立たず。自己の軍が必要。君主は、みずから陣頭に立って指揮官にならなければならない。
    ギリシャは援軍をトルコに求めたため、異教徒に隷従する始まりとなった。ローマ帝国の滅亡の始まりは、ゴート人を傭兵にし始めた時。
    君主は、戦争と軍制と軍事訓練のほかに業務はない。
    君主は高い地位にあるため、誹謗中傷の的になりやすい。
    君主はけちん坊と呼ばれることを気にしてはいけない。気前の良さを示すことは滅亡につながる。他人の所有物を分配するときは気前の良さが大事。
    冷酷という悪評を意に介してはならない。口先だけの言葉を信頼してはならない。恐れられることと憎まれないこと、は両立する。
    信義を守らなくても、勝ることがある。統治には法と力とがある。両方の性質を使いこなすことが必要である。
    誠実を身につけて実践することは有害だが、そのようなふりをすることは有益である。
    君主は訴えられる、または裁かれる場がないので、結果だけが注目される。ひたすら勝つことが必要。
    征服したときは、された側の武装を解除する必要がある。徐々に一体化するよう整える必要がある。
    尊敬され名声を得るためには、偉大な事業を起こすこと。力量の愛好者であることを示す。
    側近の選定が大事。自分よりも君主のことを考える側近。
    追従者から逃れる。自分のききたいことだけを訊ね、決断は必ず自分がする。余計なことは言わせない。
    運命には半分くらいが委ねられている。半分は運命が自分に任せている。運命は時代を変転させるのに、自分の態度にこだわり続けると、合致しなくて不運になってしまう。運命は女性だから、慎重であるよりも果敢に組み伏せようとしたほうがよい。

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    2021年04月24日