沖田×華のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレドラマが話題になっていたが、予想外のイラスト。
けれど、
『コウノドリ』では奇麗な絵だと迫力が伝わり切れないかもしれないし
今作では、書き込まれていない余白に色々と思いを乗せることができる。
14歳で出産した子が、妊娠が発覚した時に母親が泣いていたのは
これから起こる沢山の苦難を思ってのことだ、という
考え方に ナルホド、と。
自分のこととか、世間体ではなく、愛する娘のこれからを思って。。。
絵はシンプルなのに、本当扱う題材が生々しい、とすら感じる内容で
けれど読みやすいから、未成年にもっと読んでほしいと思った。
(最近こういう感想ばかり。。
けれど、強烈に感じる事ができるのって年齢制限があると自分は思う。。) -
Posted by ブクログ
知る事は大事だ。沖田さんがもし自分の子供時代に身近にいる子だったら、何も分からず毛嫌いして終わっていただろう。そして大人になって、死ぬほど後悔した事だろう。今ようやく、少しは知る事が出来ているのは、沖田さんが漫画を描いているからだ。
人見知りなのに「初めての人と話すのが死ぬほど苦手だ」と言う事を母親が全く解ってくれず、長女だと言うだけで何々して来なさい、と突き放されるもんだから、人見知りに拍車がかかって、暗黒の高校時代だったよ。小~中学校までは楽しかったけどなぁ。人見知りじゃない子がカバーしてくれてたから。そう言う事を思い出して、今更だけど気付いた。
作中で紹介されている「人間は ある行動を選択するとき 無意識に その人にとって最善の選択をするようにできていて 自分が思いつきでとった行動のようにみえても 自分が後悔しないように 必要で最善の結果につながるように選択をするように コントロールしているのだそうです」が深い… -
ネタバレ
押し付けがましくない
押し付けがましくなく、読み手に素直に入ってくるのは、絵が『綺麗にしよう』としていないからかもしれない、と最近思うようになりました。
小さな子供が描いたような絵です。
作者はアスペルガーとADHDをカミングアウトされており、丁寧に伝えるのが苦手なのはそういった背景もあるのではと思います。
文字は拝見した事がありませんが、文字の場合は走り書きのようになってしまったり、すべて平仮名になってしまう方も多いようです。
正直、雑な印象のある絵ではありますが、作者の思うままに描いていらっしゃるからか、素直な気持ちで読める作品です。
手術中のシーン等も含まれていますが、生々しさや恐ろしさが作者の描く絵のおかげで柔らかくなっており、思春期で悩む娘さんの性教育にも穏やかで的確な教材としても使えるのでは、という気がします。 -
Posted by ブクログ
1979年、4000グラムで生まれた二トロちゃん。
どこからみても健康な女の子。
でも本当は少しだけ違っていたのです...。
アスペルガーの漫画家、沖田×華(おきた・ばっか)さんの小学校~中学校時代の事を綴ったコミックエッセイ。
率直な感想は「大人酷い、大人最低、二トロちゃんよく耐えたね」だった。
でも、大人逹、周りの子供逹の気持ちも全然分からないではない。
二トロちゃんが生まれた頃は発達障害についての知識があまり浸透していなかった。知的障害のない発達障害が認知されてきたのが80年代以降だという(Wikipedia調べ)
そのため発達障害のある子供やその親は‘なにが原因だか分からない’けど‘なんか他の子と違う’事に苦しんだのではないか。この漫画でも二トロちゃんの母親が彼女に対して酷い、と思われる扱いをするのだが、彼女の気持ちも分かるような気もする。子供がちょっと周りと違うことをすると「しつけがなっていない」「親の顔が見てみたい」と言われる時代(えっ、もしかしたら今も?)。自分の思い通りにならない娘に‘裏切られている’と感じていたのではないか。知識がないばっかりに。その辛さを二トロちゃんにぶつけてしまう。子供というものは心の奥底で「大人は正しい」「大人に愛されている」と思っているもの。なので大人に理不尽な扱いをされていても「自分が悪いんだ」と頭で思うより心で感じてしまう。先生逹の「あなたは先生とは名乗るな」と言いたくなるような態度も子供同士のいじめとなんら変わることのないように思う。‘一見’劣っているようにみえる生き物に対する優越感。大人も子供もおんなじ人間だということなんだな。
ま、彼らは二トロちゃんの恨みを買い、数十年後に悪行を漫画に書かれてしまっていますが。
繰り返しになるけど二トロちゃんよく頑張った。
中学二年生の時に‘普通に’接してくれた川平先生には私からも感謝したいな。
そういう人にひとりでも出会えると生きていける、と思う。
沖田さんの記憶力はすごいなあ、と思っていたらあとがきで当時の同級生逹との記憶の齟齬が大きいことを告白。
正直者だなあ。 -
購入済み
ちょっと生々しいけどさらっと読
やらかし日記とあったので、失敗談のお話かと思いきや、性サービスの裏話でびっくりしました。著者の視点が面白い。話のネタになるし、読んでおいて損はないかと。