神永正博のレビュー一覧
-
会話編での導入は一般的な話と統計学を結びつける上で非常にわかりやすかった。
解説編は事象に合わせた手法の解説としてはわかりやすかったが、個々の手法や値について、もう少し詳細に書かれていても良かったように思えた。Posted by ブクログ -
統計学の簡単な話から発展的な内容まで、数式無しで説明している本。会話編と解説編からなる。会話編で簡単な導入がなされているも、ちょっとこっぱずかしくなる感じで。。。
統計学の概要を掴むないしは見直すのには丁度良い。ただ、後半は一度読んだだけではわからなかった。数式を使わないことに無理があるのかも。Posted by ブクログ -
アカン……。
全然理解出来んかった……。
ところどころ面白いところもあったけど。
俺はアホや……。Posted by ブクログ -
現状の統計データを基に未来を予測するのはよくあるが、それをとことん統計的手法を用いて数学的に説明しているところが読んでいて気持ちいい(あくまで、自分が数学科出身だからだろうけれど)。政府やシンクタンクが発表する未来予測について、数学者がどうとらえるかと言う観点で読むと良い。
逆に数学的手法によってい...続きを読むPosted by ブクログ -
現在入手できる統計資料を用いて、これから日本はどうなっていくのかを思考実験している。統計資料をどのように使えば、論理的に未来予想を導けるのか、また今メディアで報道されている未来予測はどうやって作られているのかを知ることができるのが面白い。特に、今後30年で大型地震が関東に発生する確率が70%以上であ...続きを読むPosted by ブクログ
-
各章の冒頭は親子の会話はくだけていてとてもとっつきやすいが、その後の説明は決してやさしくはない。「ウソを見破る」というより普通の統計学入門の本ですよ。「統計学にはこういう物があるのだな」とざっくり読むにはいいけれど、本格的に統計学を学ぶには物足りないしどう読むかによって評価が別れると思います。Posted by ブクログ
-
統計の基礎がよくわかる。大学の教養で松原統計をとったはずだが,よく覚えてない…。その後もあまり使うことなく今に至るが,データを沢山扱う研究者には常識なんだろうな。理系文系問わず。
各章が,軽~い会話形式の導入部と解説部からなっていて,大変とっつきやすい。平均・メジアン・正規分布・標準偏差・分散・...続きを読むPosted by ブクログ -
章の始めに会話を入れてから、詳細を論じるという流れはよかった。ただわかりやすさを貫くのであれば、もっと直感的に理解できる書き方ができないのか、と感じた。Posted by ブクログ
-
敷居の高い(と思われる)統計学をイラスト入りで、わかり易く解説してくれているブルーバックス。なんとか4章まではついて行きましたが、5章からだんだん怪しくなり、7章以降はグラフとイラストしか目に入りませんでした。イカン!Posted by ブクログ
-
タイトルはかつての名著「統計でウソをつく法」を彷彿とさせるが、ごくごく普通の入門書といった感じ。平均、分散、直線回帰といった基本的な話が前半部分で、ここはあまり面白くなかった。後半になるとベキ分布、極値統計など、興味深い話題も多い。・待ち行列理論一時間に平均三件の相談が入るサポートセンターで、相談員...続きを読むPosted by ブクログ
-
ある現象に対して仮説を立て、実際のデータがそれを証明しているか、それを証明するデータがあるかを確かめるというループが勉強になった。
また、これは「統計思考力」でも感じたことだけれども、そういった証明のベースとなるデータも、実は容易に手に入るケースが多いというのは驚き。Posted by ブクログ -
このようにデータに基づく推計が出来る場合に、それを根拠としてどれだけ有効な政策が立てられるのかが、われわれの課題になってくる。Posted by ブクログ