神永正博のレビュー一覧
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ICカード≒小型のコンピュータ
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Suica(SonyのFelica採用)・・共通鍵暗号を使う内部認証方式=チャレンジレスポンス認証(#共通鍵=共通の秘密鍵を使うということか!)
①改札機から発信される電波によって起電力が
生じる(電磁誘導によって発電)
②改札機は、所定の長さの乱数を発生させ、電波でICカードにその乱数を送信する(=チャレンジ)
③ICカードは、自分が保持している秘密鍵を使って、改札機から受け取った乱数を暗号化する。それを改札機に送る。(レスポンス)
④改札機(andサーバ)は、改札機が保持する秘密鍵を使って、②の乱数を暗号化する。
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Posted by ブクログ
大学受験のときに入試科目から外してしまった科目をもう一度きちんと学び直したいという願望はずっと持っていた。
世界史、物理、化学、そして数学のうち当時「数学?」と呼ばれていた微分積分と確率統計。
この本は、微分積分を「教科書的に」ではなく、その考え方から学び直させてくれる。
積分→微分、という一般的ではない順序で説明が展開されるのも、読んでみればリーズナブルであることに納得する。
微分積分に触れるのはそれこそ25年ぶりだったけど、公式とか意外に記憶に定着していることに我ながら驚いた。
一方で、公式がどうして成り立つのかだとか、円の面積や球の体積を積分を用いて算出するだとか、円周と円の面積・球 -
Posted by ブクログ
初心者向けの統計の本であるが、それでもやはり難しい・・・
本書は、縦書きの本である。
これは、数式がほとんど出てこないということを意味している。
内容も、各章の導入部が、ドラマ形式の対談(漫談?)になっていて、
その後に、専門的な解説が続く、というものだ。
私自身も、統計の知識は少し持っているつもりであったが、
本書を読んで、そんな「つもり」はおこがましい、という感想を持った。
それぐらい理解できない部分が多かった。
なので、本書を読めば「ウソを見破る」ことができる、というより、
「統計にはそういう言葉(例えば、極値統計とか)がある」ことがわかる、
という到達点を目指せばよいのではな