神永正博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ICカード≒小型のコンピュータ
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Suica(SonyのFelica採用)・・共通鍵暗号を使う内部認証方式=チャレンジレスポンス認証(#共通鍵=共通の秘密鍵を使うということか!)
①改札機から発信される電波によって起電力が
生じる(電磁誘導によって発電)
②改札機は、所定の長さの乱数を発生させ、電波でICカードにその乱数を送信する(=チャレンジ)
③ICカードは、自分が保持している秘密鍵を使って、改札機から受け取った乱数を暗号化する。それを改札機に送る。(レスポンス)
④改札機(andサーバ)は、改札機が保持する秘密鍵を使って、②の乱数を暗号化する。
⑤ ③と④が一致すれば、改札機の秘密鍵と、ICカードの秘密鍵が同じであることが分かる(0.5秒で判断)
▲リスク:改札機(サーバー)側でも秘密鍵を持っておく必要がある
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マイナンバー
=自分のRSA秘密鍵が格納されている
=カード自体に個人情報は含まれていない
・2048ビットのRSA電子署名を使ったチャレンジレスポンス認証
①利用者がICカードリーダーにマイナンバーカードをセットする
②地方公共団体情報システム機構)利用者電子証明書用サーバに認証のリクエストをする
③サーバは、ICカードへ乱数Rを、マイナンバーカードへ送信
④マイナンバーカードは、秘密鍵を使って、電子署名を作成し、サーバへ送り返す
⑤サーバは、公開鍵簿から適切な公開鍵を探し、これを使って復号する
⑥ ⑤が③と一致すれば、マイナンバーカードの正当性が証明される
★サーバー内に秘密鍵がないため安全性が高い
公開鍵が流出しても、個人情報が流出することがない -
Posted by ブクログ
大学受験のときに入試科目から外してしまった科目をもう一度きちんと学び直したいという願望はずっと持っていた。
世界史、物理、化学、そして数学のうち当時「数学?」と呼ばれていた微分積分と確率統計。
この本は、微分積分を「教科書的に」ではなく、その考え方から学び直させてくれる。
積分→微分、という一般的ではない順序で説明が展開されるのも、読んでみればリーズナブルであることに納得する。
微分積分に触れるのはそれこそ25年ぶりだったけど、公式とか意外に記憶に定着していることに我ながら驚いた。
一方で、公式がどうして成り立つのかだとか、円の面積や球の体積を積分を用いて算出するだとか、円周と円の面積・球の表面積と体積がそれぞれ微分・積分の関係で表されるだとかいったトピックは、高校時代にはまったく学ばなかったに違いなく、ああ最初からこういうふうに教えてくれればもっと興味を持てたのに…と思った。
というわけで、学び直しという点では大満足の一冊。
ただ、学んだ内容を生かす場面はなさそうだけど。 -
Posted by ブクログ
初心者向けの統計の本であるが、それでもやはり難しい・・・
本書は、縦書きの本である。
これは、数式がほとんど出てこないということを意味している。
内容も、各章の導入部が、ドラマ形式の対談(漫談?)になっていて、
その後に、専門的な解説が続く、というものだ。
私自身も、統計の知識は少し持っているつもりであったが、
本書を読んで、そんな「つもり」はおこがましい、という感想を持った。
それぐらい理解できない部分が多かった。
なので、本書を読めば「ウソを見破る」ことができる、というより、
「統計にはそういう言葉(例えば、極値統計とか)がある」ことがわかる、
という到達点を目指せばよいのではないだろうか。
と思うことにした。
[more]
(目次)
はじめに 3
第1部 統計の基本にストーリーあり 11
第1章 ボーナスが高い会社を狙え 13
平均のウラの顔 17
外れ値 18
100万円なんてはした金 20
第2章 間違いだらけの学部選び 23
隠された情報 27
混ぜるな、危険! 28
高齢出産のリスク 30
第3章 本番に強いのはどっちか 34
バラツキを測るには 36
平均偏差・標準偏差・分散 38
なぜ標準偏差が使われるのか 39
たまにだけれど役に立つ 41
第4章 その数学が就職を決める 43
散布図 48
相関いろいろ 49
男が太れば、女はやせる? 52
第5章 テストの合否を推定せよ 55
分布が出てくるメカニズム 63
二項分布から正規分布へ 64
合否を分ける天王山 66
区間推定と誤差 69
歪みのチェックをお忘れなく 73
第6章 投資でウソをつく法 75
分散投資って何だっけ 81
ノーベル賞受賞者の頭の中 82
バラツキが小さくなるとは 83
効率的フロンティア 85
うますぎる話にご用心 87
第2部 隠れた関係をあぶりだす 89
第7章 麦酒研究部はB型王国 91
無に帰したい仮説 98
観測度数と期待度数 99
私たちってズレてるの? 100
カイ二乗値のパートナー、自由度を求める 102
P値はコーヒー? 105
5%は仮説 106
血液型性格診断を信じますか 107
第8章 大人の事情 110
カイ二乗検定リターンズ 114
正常と異常をわけるもの 116
補正前、補正後 118
第9章 肉で勝つ! 122
意外な関係をあぶりだす──回帰直線 127
R2値 128
うわべだけの関係 130
重回帰分析 131
第10章 長生きできる国、できない国 133
曲がった関係を分析する 135
直線回帰にハマらない場合 137
BMIの起源 139
がんばらないほうがトクをする? 140
意外なことが寿命をのばす 142
第11章 男と女の分かれ道 144
川の流れのように 150
検定あれこれ 151
ビールを美味しくするt検定 153
まずは使ってナンボ 155
第3部 統計の深遠なる世界 157
第12章 物語で人は動く 159
ポアソン分布 164
馬に蹴られて亡くなった兵士の数 166
事件は続く 169
サポートセンターを効率化 170
待ち行列理論 172
上手にお客さんをさばく術 174
第13章 庶民の世界 177
日本人の所得分布 179
対数正規分布 181
コツコツ稼ぐ人たち 183
第14章 お金持ちの世界 186
べき分布 188
勝負をかける人たち 191
ブレーキのないF1レース 193
第15章 株価の分布は取扱注意 195
値動きの法則 200
株価のモデルを考えるには 201
市場にひそむ魔物の正体 203
想定内の大暴落 205
シェルピンスキー・ガスケット 207
第16章 世界記録はどこまで伸びるか 210
しっぽをつかめ! 213
トリニティ定理 215
予測できること、できないこと 217
ワイブル族の大予言 220
第17章 世界は分けようとしても分けられない 222
金融危機のカラクリ 227
山火事のめぐみ──反比例の法則 229
スモールワールド性 232
科学者的進化論 236
謝辞 237
注 238
さくいん/巻末