森田季節のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学校の怪談と都市伝説と世にも不思議な物語と初恋と生け贄と、どうにも一言で言い表しにくい不思議な物語。キーワードはイケニエビト。踏まれても喰われても何度でも生き返り強かに生きていこうとする者の物語。表紙イラストがギターを持った女の子なので、軽音部の青春的な話かと思ったら全然違かった。ひどく辛く悲しい生であるのだが、泣かされる感じじゃなくて涙も枯れ果てるというか涙を流すことを忘れ去るような。兎が狼に食べられるのは当たり前のことであるように、イケニエビトの生も当たり前ででも人間だから仕方がないねでは済ませられない。なんとも言い表しにくい。この物語と絵師と合ってないことは言える。
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Posted by ブクログ
“余計なことをしてしまった。このまま、真面目に話をさせておけば良かった……。
「頼斗君、私の下ネタを聞かないと安心できない体になってきているんじゃないですか?」
にやにやした顔で笑われてしまった。内容は笑えない冗談だが。
「そんな恐怖の肉体&指針魔改造は困る」
「そしたら、話を戻しましょうね。私は処女です」
「戻ってねえよ!漢神に戻してくれ!」”[P.114]
一巻よりも下ネタ台詞と神話、宗教語りが容赦なく増加。
道を間違えない限りは絶対的に安心できる牡丹ちゃんの出番多くて嬉しかった。
“「あはは……何でもないですよ……。そんな恋愛みたいな感情あるわけないですよ……。あはは……やだなあ…… -
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Posted by ブクログ
“この世界に、「輪月消音」ってボタンのあるリモコンないかな。俺にとってのマストアイテムっぽい。
「頼斗君、おなかすいちゃいましたから、そろそろ、どこかでお昼にしませんか?でも、カレーはダメですよ。夜は輪月がカレーを作りますからね」
「レトルトのな」
「包丁で指を切っちゃったら、ばんそうこう貼って下さいね」
「レトルトだから包丁の出番はない」
「それとも……頼斗君が傷口を舐めてくれますか?きゃっ」
「だから、レトルトだから包丁の出番はない」”[P.112]
輪月さんの台詞が色々危うい。
怪奇ダーク。
牡丹さんが可愛いです。
“「怖がらせてすまない。君たちに害をなすつもりはない。少なくとも、ボ -
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